ウイスキーの真髄シングルモルトを味わう…アイランズ・スコッチ「タリスカー」と「レダイグ(トバモリー)

ウイスキーの真髄シングルモルトを味わう…アイランズ・スコッチ「タリスカー」と「レダイグ(トバモリー)

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アイランズ・スコッチとはどんな味わい?

Shaiith/ Shutterstock.com

5大ウイスキーの中でも、ウイスキーの代名詞といえるのがスコッチウイスキーです。原料の大麦を育てるのに適した環境であり、湿地帯はピートを育む風土のスコットランド。数ある蒸留所もそれぞれ個性的な銘柄を造っています。

現在、スコットランド全土で稼動している蒸留所は、100カ所あまり。生産地区は、伝統的なハイランド、ローランド、キャンベルタウン、アイラの4つに区分されていましたが、現在はハイランド地方の中のスぺイサイド、アイラ島を除くハイランドの島々をアイランズと分離して、6つの生産地に分けるのが一般的です。

そのなかでも、それぞれ環境が異なり、島特有の気候の厳しさも影響して個性派のスコッチが揃うのがアイランズ。オークニー諸島、スカイ島などハイランド地方の周囲にある島々をまとめている地域です。

スカイ島唯一の蒸留所で造る「タリスカー」

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シングルモルトウイスキーが好きな人の間で、強烈な個性が認められてきた「タリスカー」。1830年に創業したタリスカーは、スカイ島に現存する唯一の蒸留所です。スカイ島は「ミストアイランド(霧の島)」といわれるほど、険しい山々が中央にあり海岸線はかなり荒々しい景観です。海洋性気候のため、荒天時には風も海も激しく荒れます。

「タリスカー」は、明るい金色にスモーキーな香りが特徴。味わいは、スパイシーな刺激とオレンジなどの甘さが混在し、口の中に心地よい後味が続きます。スカイ島の気候のように、穏やかさと荒々しさの両方をかねそなえる味わいが人々を虜にしています。

マル島の個性的なスコッチ「レダイグ」

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マル島のトバモリーにあるトバモリー蒸留所は、当初、1798年にビール醸造所として建てられ、その後間もなく蒸溜所に変えられた、スコットランドで最も古い蒸溜所のひとつです。

トバモリー蒸留所の代表銘柄が「レダイグ」です。「レダイグ」とはゲール語で「安全な港」を意味します。浜辺の先端に建つ蒸留所ならではの銘柄名といえます。

レダイグの特徴は、なんといってもそのスモーキーな香り。美しい琥珀色のシングルモルトは、香ばしい麦の甘さと濃厚なコクが口中で膨らんでいきます。

個性的な香りや味わいのシングルモルトが多いアイランズ。それぞれの島のウイスキーを飲み比べするのは、旅する感覚で楽しめると思います。

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