日本酒の蔵元がつくる京都の焼酎

日本酒の蔵元がつくる京都の焼酎

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日本酒造りと焼酎造り

焼酎と聞いて思い浮かべる産地は、鹿児島や宮崎、黒糖焼酎の奄美諸島、泡盛の沖縄などでしょうか。でも、焼酎は各地の名産を原料にしたその土地に根づいた酒。日本各地に焼酎の蒸留所があります。京都もそのひとつ。京都というと日本酒の酒蔵のほうが多いように思えますが、日本酒を造る蔵元で焼酎も造っているところがあるのです。

日本酒を醸造するのに、原料の米や水には非常にこだわりの多い京都の蔵元。その技術を使って焼酎を造ってみようと試みても不思議ではありません。日本酒造りで培った原料集めのノウハウ、製造の技術を駆使して造った京都の焼酎を一度味わってみたいですね。

京都伏見、玉乃光の焼酎

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1673年創業、純米酒だけを造り続けている「玉乃光」。原料の米へのこだわりが高く、酒造好適米の「山田錦」をはじめ幻の米といわれる「備前雄町(びぜんおまち)」や京都産の高級酒米「祝(いわい)」を使用。水は、桃山丘陵を水源とする伏し水を使っています。米本来の味がしっかり出る純米酒は、ふくよかな味わいが評判です。

こだわりの純米酒の酒粕を使って造られたのが、「本格焼酎29(にじゅうきゅう)」です。この不思議なネーミングは、肉料理にあう焼酎というコンセプトからつけられました。純米吟醸酒粕で造った焼酎の原酒を、屋久杉の倒木を利用したウッドスライスがつるされている室内で貯蔵。杉の重厚な香りとドライでスッキリした味わいが、余分な肉の臭みを取りおいしいマリアージュが生まれます。

江戸時代創業の蔵元「北川本家」

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1657年創業、350年以上の歴史を持つ「北川本店」も、日本酒をおもに造る酒蔵です。代表銘柄の「富翁(とみおう)純米大吟醸 山田錦49 (ひとつ火)」は、酒造好適米の「山田錦」を100%使い、京都独自の酵母「京の琴」と伏見の天然水で仕上げた1本。毎年数量限定なので、見つけたらぜひ手に入れてください。

日本酒造りに信念を持つ酒蔵の造る焼酎も、随所にこだわりがあります。厳選された国産米と伏見の水で醸造した醪(もろみ)を蒸留した「本格米焼酎 25°はんなり」は、原酒を長期熟成。まろやかな味わいは、食中酒として料理の味を引き立てます。

自宅で飲むのもいいですが、京都旅行に行った際は京都の料理にあわせて飲んでみたいですね。

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