ライトなビールだけじゃない!アメリカの人気クラフトビールを飲む

ライトなビールだけじゃない!アメリカの人気クラフトビールを飲む

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アメリカクラフトビールのスタイル

日本でアメリカのビールといえば、飲みやすいピルスナースタイルのライトビールを思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、近年ではクラフトビール・ブルワリー(クラフトビール醸造所)が全米に9000以上誕生し、特徴のあるクラフトビールが人気を集めています。

アメリカのマイクロブルワリーは、レストランを併設しているところが多く、リゾート地や町中で営業しています。地元の料理をつまみに、地元で醸造した生のビールを味わうことができ、いつでも賑わっています。

イギリス発祥のスタイルに、アメリカ産ホップを使った上面発酵ビール(エール)のアメリカン・ペールエールやアメリカンIPA(インディア・ペールエール)などが人気。そのほか、さまざまなビールスタイルが存在し、アメリカのビール市場から目が離せなくなっています。

人気のアメリカン・インディアペールエール

人気のアメリカン・インディアペールエール

Brent Hofacker/ Shutterstock.com

アメリカのマイクロブルワリーの中でも、とくに西海岸には急成長をとげたブルワリーが多く存在します。アメリカ産ホップを使ったペールエールやIPA(インディア・ペールエール)などは、グレープフルーツを思わせる柑橘系やトロピカルフルーツの香りが特徴で「ウエストコーストスタイル」とも呼ばれています。

中でも、西海岸を代表するブルワリーに成長したグリーンフラッシュ醸造所では、ホップを惜しみなく使ったアメリカン・インディア・ペールエールが人気の的。オレンジがかった色合いのビールは、柑橘系のさわやかな香りと心地よい苦味で喉ごしがよいと評判です。

原料、醸造に対するこだわりが強く少ロット生産なので、みつけたらぜひ、試してみてください。

ニューヨークの人気クラフトビール「ブルックリンラガー」

ニューヨークの人気クラフトビール「ブルックリンラガー」

Kirill Z/ Shutterstock.com

かつては、ニューヨーク州ブルックリンにもたくさんの醸造所がありましたが、1970年代に生まれた大規模醸造所で造られる大量生産の安いビールに押され、廃業へと追い込まれてしまいました。そんな中、1988年にブルックリン醸造所が設立され、伝統的な製法を復活しました。

以降、オレンジがかった色合いで、フルーティーな香りとほどよい苦味、キレのある喉ごしのラガーは、ニューヨークのみならず世界中で人気があります。

アメリカのクラフトビールは、個性的なものがまだまだたくさんあります。調べてみると、クラフトビールの奥深い世界にはまってしまうかもしれませんね。

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