ジャックダニエルとコカ・コーラ®の最強コンビ「ジャックコーク」! 缶タイプから自宅レシピまで徹底解説

ジャックダニエルとコカ・コーラ®の最強コンビ「ジャックコーク」! 缶タイプから自宅レシピまで徹底解説
出典 : 花咲かずなり/ PIXTA(ピクスタ)

「ジャックダニエル」と「コカ・コーラ」をミックスしたカクテルは、通称「ジャックコーク」と呼ばれ、世界中で愛されています。2ブランドがタッグを組んで生まれた、RTD(Ready to Drink/フタを開けてすぐ飲めるアルコール飲料)製品も好評です。今回は、ジャックコークの魅力や作り方などについて紹介します。

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アメリカを代表するブランド「ジャックダニエル」と「コカ・コーラ」は、相性抜群の組み合わせ。両者を合わせた「ジャックコーク」は、バーでも定番のカクテルです。名前の由来や、缶タイプの「ジャックダニエル&コカ・コーラ」の特徴、自宅で作る場合のコツなどもみていきます。

※「コカ・コーラ」「コーク」は、ザ コカ・コーラ カンパニーの登録商標です。

王道カクテル「ジャックコーク(Jack and Coke)」とは?

ジャックコークとは

Gile68 / Shutterstock.com

「ジャックコーク」は、テネシーウイスキーの代名詞「ジャックダニエル(JACK DANIEL’S)」と、「コカ・コーラ(COCA-COLA)」を組み合わせた定番のバーカクテル。両ブランドの相性は抜群で、世界中で親しまれています。

「ジャックコーク」は「ジャックダニエル」の「コカ・コーラ」割り

ブラウンフォーマン社が手がける「ジャックダニエル」は、アメリカを代表するプレミアムウイスキーブランド。伝統製法に裏打ちされた「テネシーウイスキー」で、バーボンとは一線を画す存在として知られています。

その「ジャックダニエル」を「コカ・コーラ」で割ったカクテルが、通称「ジャックコーク」。アメリカで生まれこの組み合わせは、今や定番のバーカクテルとして世界中で親しまれています。

「ジャックダニエル」とコーラの相性は抜群で、実際に、「世界で飲まれているジャックダニエルの約40%が、コーラ飲料と一緒に飲まれている」という調査結果もあるほど。なかでも、「カンペキな味わい」と称されるのが、「ジャックダニエル」と「コカ・コーラ」の組み合わせです。

ちなみに、「コカ・コーラ」はアメリカ・ジョージア州アトランタで誕生した、世界的な清涼飲料ブランド。
アメリカを象徴する2大ブランドが生み出した「ジャックコーク」は、シンプルでありながらも奥深い味わいで、多くの人々に愛され続けています。

※COCA-COLAとコカ・コーラはThe Coca-Cola Companyの登録商標です。

ジャックコークとは

出典:ザ コカ・コーラ カンパニー公式サイト

「ジャックコーク」の呼び名の由来、コーラハイやジャックコーラとの違い

「ジャックコーク」という呼び名は、ブランド名に由来しています。「ジャック」は「ジャックダニエル」を、「コーク(Coke)」は「コカ・コーラ」の愛称を指します。

ちなみに、ウイスキーをコーラで割るスタイルは、一般に「コーラハイ(コーラハイボール)」や「ウイスキーのコーラ割り」と呼ばれますが、とりわけ「コカ・コーラ」で割ったものは「コークハイ(ウイスキー・コーク)」と称され、ブランドらしさが際立つ呼び名で親しまれています。

なお、「ジャックダニエル」を「コカ・コーラ」以外のコーラ飲料で割った場合は、「ジャックコーラ」とも呼ばれます。

缶タイプの「ジャックダニエル&コカ・コーラ」も好評

RTDジャックダニエル&コカ・コーラも好評

karandaev / PIXTA(ピクスタ)

バーカクテル「ジャックコーク」を、缶で味わえるのが「ジャックダニエル&コカ・コーラ」。栓を開けるだけでいつでも手軽に飲めるRTD(※)製品として、日本をはじめ世界で支持されています。

「ジャックダニエル&コカ・コーラ」はカンペキな味わい

「ジャックダニエル」の豊かな風味と、「コカ・コーラ」の爽快な味わい。両者が絶妙に調和した「カンペキな味わい」を、手軽にどこでもたのしめるのが、RTDの「ジャックダニエル&コカ・コーラ」です。

この製品は、「ジャックダニエル」と「コカ・コーラ」がタッグを組んで誕生した、缶入りのウイスキーハイボール。バーで味わうような「ジャックコーク」の絶妙なバランスを、そのまま缶に閉じ込めた、本格派の1本です。

2022年にメキシコで初登場し、翌2023年には日本をはじめ北米や欧州など世界各地へ展開。栓を開けるだけの手軽さと、妥協のない味わいで、瞬く間に人気を博しました。

※RTD(Ready to Drink):容器入り飲料。栓を開けてそのまま飲めるアルコール飲料。

健康志向のゼロシュガーも! リニューアルでより飲みやすく

ジャックダニエル&コカ・コーラ ゼロシュガー

出典:日本コカ•コーラ株式会社プレスセンター

2024年には、健康志向の高まりと消費者の声に応え、糖類ゼロタイプの「ジャックダニエル&コカ・コーラ ゼロシュガー」が登場しました。「ジャックコーク」のおいしさはそのままに、時代のニーズに寄り添った新しい選択肢として、飲む人のスタイルに合わせたたのしみ方が広がっています。

さらに2025年4月、ゼロシュガーがリニューアルして登場しました。アルコール度数を従来の7%から5%に調整し、よりさわやかですっきりとした味わいへと進化。これにより、王道の味を好む人はもちろん、カロリーや糖分を気にする健康志向の人も手に取りやすい一品となっています。
なお、パッケージデザインも、日本限定仕様として刷新されています。

ジャックコーク缶は店頭やネットで購入可能

まさせみ / PIXTA(ピクスタ)

「ジャックダニエル&コカ・コーラ」はどこで、いつまで買える?

最初に発売された「ジャックダニエル&コカ・コーラ」は、すでに生産を終了していて、店頭やネット上で流通している在庫限りで販売終了となります。見かけたときが、手に入れられる最後のチャンスかもしれません。

一方、糖類ゼロタイプの「ジャックダニエル&コカ・コーラ ゼロシュガー」は、スーパーやオンラインショップなどで購入可能です。

「ジャックダニエル&コカ・コーラ」ブランドサイトはこちら

ジャックダニエルとコカ・コーラの共演! 自宅で作るジャックコークのレシピ

自宅で作るジャックコークのレシピ

gresei / PIXTA(ピクスタ)

ジャックコークは自宅でも気軽にたのしめるカクテルです。基本のレシピや、作り方の手順・コツなどを紹介します。

ジャックダニエルとコカ・コーラの割合

自宅で「ジャックコーク」を作る場合は、「ジャックダニエル」と「コカ・コーラ」を1:4くらいの割合で割ると、バランスの取れた一杯に仕上がります。

もちろん、この割合はあくまで目安です。ウイスキーの存在感を強めたいなら1:3、炭酸の爽快感を重視するなら1:5といった具合に、自分が「飲みやすい」と感じるバランスに調整できるのも、自宅で作る醍醐味です。

割り材の「コカ・コーラ」は、まずはスタンダードな「コカ・コーラ」を試すのが王道。独特の香りと甘味が、「ジャックダニエル」の風味と絶妙に調和します。その後は、「コカ・コーラ ゼロ」「コカ・コーラ プラス」、さらには期間限定の新商品「コカ・コーラ ゼロ ピーチ」などで、自由にアレンジするのもたのしみ方のひとつ。

なお、別ブランドのコーラで「コーラハイ」を作る際も、やはり1:4の割合を目安にして、自分好みの一杯に調整してみてください。

ジャックダニエルオールドNo.7

出典:ブラウンフォーマンジャパン株式会社サイト

手順と作りやすい分量、作り方のコツ

「ジャックコーク」を、1:4の割合で作る際の手順や分量、コツをみていきます。

ロンググラスに氷をたっぷり入れ、「ジャックダニエル」を約30ミリリットル注ぎます。マドラーなどで軽く混ぜたら、「コカ・コーラ」約120ミリリットルをやさしく注ぎます。このとき、氷に当てないようにゆっくり注ぐのがポイント。静かに注ぐことで、泡立ちや炭酸が逃げるのを抑えられ、風味のバランスが保たれます。

最後に、下からすくい上げるようにひと混ぜします。かき混ぜすぎると炭酸が抜けてしまうので、1回だけで十分。
お好みでカットレモンやライムを添えれば、さわやかなアクセントが加わり、味わいに奥行きが生まれます。

グラスと市販の氷

kaka / PIXTA(ピクスタ)

よりおいしく仕上げるには、グラスや氷にもこだわりたいところ。

グラスは、ロンググラスやハイボールグラスがおすすめです。口径(飲み口)が広すぎないものを選ぶと、香りが逃げにくく、炭酸の持ちもよくなります。

氷は、市販の純氷のような、大きめで、硬く、透明度の高いものが最適です。ゆっくり凍らせる純氷は、家庭で作る製氷機氷と比べて、雑味が少なく溶けにくいため、最後まで「ジャックコーク」のクリアな味わいを保てます。

とはいえ、カクテルを作ってから長く置いておけば、氷が溶けてしまいます。味が薄まる前に飲み切ることも、「ジャックコーク」の味わいを崩さずたのしむコツです。

ジャックコーク

karandaev / PIXTA(ピクスタ)

ジャックコークに使う、ジャックダニエルの種類は?

主役となる「ジャックダニエル」は、やはり定番の「ジャックダニエル オールドNo.7」。まろやかでバランスのとれた味わいは、「コカ・コーラ」との相性も抜群で、王道の「ジャックコーク」を堪能できます。

ジェントルマンジャック

出典:ブラウンフォーマンジャパン株式会社サイト

よりスムースでまろやかな飲み口を求めるなら、「ジェントル(やさしさ)」を追求した「ジェントルマンジャック」がおすすめ。二度のチャコールメローイングを経たその柔らかな風味は、より洗練された一杯に仕上げてくれます。

ジャックダニエル シングルバレルセレクト

出典:ブラウンフォーマンジャパン株式会社サイト

一方で、深みと個性を際立たせたいなら、「シングルバレルセレクト」を。日本で展開されるラインナップの中では最上級に位置づけられ、芳醇でコクのある「ジャックコーク」をたのしめます。

※Jack Daniel's, Old No.7, 及びGentleman Jack は Jack Daniel's Properties, Inc. の登録商標です。

国内販売元:ブラウンフォーマンジャパン株式会社
公式サイトはこちら

「ジャックダニエル」と「コカ・コーラ」がタッグを組んで生まれた、アメリカ発の王道カクテル「ジャックコーク」。缶タイプなら手軽に味わえ、自宅でもかんたんに作れるのが魅力です。ぜひ一度、試してみてはいかがでしょう。

※今回お届けした情報は、2025年10月現在のものです。ご利用の際は状況が異なる場合がありますのでご注意ください。

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