【お酒の銘柄 漢字クイズ】鳥取県の日本酒編 〜回答と解説〜
たのしいお酒.jpがお届けする難読銘柄の漢字クイズ!鳥取の日本酒編の回答です。さて、あなたはいくつ正解できましたか?
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1. 日置桜(ひおきざくら)
日置桜は「ひおきざくら」と読みます。
山根酒造場は、明治20年(1889年)に創業し、鳥取市西端の自然豊かな青谷町で米と水を活かした酒造りに専念。昭和13年に山陰初の「全国名誉賞」を受賞し、地域を代表する蔵元として発展しました。
日置桜は「辛口」ではなく「甘くない」と表現し、完全発酵で甘味を抑え食を引き立てる酒を目指します。食中酒として評価され、農家と醸造家の連携により造られています。
日置桜の酒名は、旧「日置の郷」と桜の名木から由来し、「日を置くほど佳くなる酒」という信念が込められています。
蔵元名:有限会社山根酒造場
所在地:鳥取県 鳥取市 青谷町 大坪249
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2. 辨天娘(べんてんむすめ)
辨天娘は「べんてんむすめ」と読みます。
太田酒造場は、若桜町で唯一の蔵元で、地元産の「辨天娘」を醸し続け、地域に根付く地酒文化を守っています。
辨天娘は、契約栽培や自家栽培の地元産米を使い、原料米ごとの個性を活かして醸造され、一切ブレンドせずに出荷されています。
辨天娘の酒名は、蔵近くの「若桜弁財天」にちなんで命名され、商売繁盛や縁結びの神様として親しまれています。
蔵元名:有限会社太田酒造場
所在地:鳥取県八頭郡若桜町若桜1223-2
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3. 冨玲(ふれい)
冨玲は「ふれい」と読みます。
梅津酒造は慶応元年に伯耆国(ほうきのくに)大谷で創業し、150年以上にわたり大山の湧水で地元に愛される酒を造り続けています。
冨玲は、地元で愛される米と米こうじと水だけを使ったお酒です。
冨玲の銘柄名は、三代目の蔵元がアメリカ留学中に聞いた応援の掛け声「フレー」から名付けられました。応援の意味を込めた縁起のよい酒です。
蔵元名:梅津酒造有限会社
所在地:鳥取県東伯郡北栄町大谷1350番地
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4. 八郷(やごう)
八郷は「やごう」と読みます。
久米桜酒造は、1997年に地ビール「大山Gビール」を開始し、ブルワリーレストランを開設。現在は日本酒と地ビールを融合し、地域経済の活性化に貢献しています。
八郷は、八郷で育った「山田錦」を用い、豊かな自然と大山の伏流水で醸した地酒です。
八郷の酒名は、山陰屈指の良質な米の産地「八郷」という地名に由来し、その歴史や伝説に根ざしています。
蔵元名:久米桜酒造有限会社
所在地:鳥取県西伯郡伯耆町丸山1740-30
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5. 鵬(おおとり)
鵬は「おおとり」と読みます。
諏訪酒造は、江戸時代中期からの燗酒文化を大切にし、「天のない酒造り」という理念のもと、平成30年広島局清酒鑑評会の燗酒部門で優等賞を受賞しました。
純米大吟醸 鵬ゴールドは、山田錦を40パーセントまで磨き、全工程に最高の注意を払い製造された、工芸品や芸術品と称されるお酒です。
鵬の銘柄名は、戦国時代の思想家荘子の書に由来し、大きく天に羽ばたく願いを込めた大吟醸酒として名づけられました。
蔵元名:諏訪酒造株式会社
所在地:鳥取県八頭郡智頭町智頭451
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