【お酒の銘柄 漢字クイズ】山梨県の日本酒編 〜回答と解説〜

【お酒の銘柄 漢字クイズ】山梨県の日本酒編 〜回答と解説〜

たのしいお酒.jpがお届けする難読銘柄の漢字クイズ!山梨の日本酒編の回答です。さて、あなたはいくつ正解できましたか?

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1. 青煌(せいこう)

青煌は、「せいこう」と読みます。

青煌は、年間生産量がわずか80石(一升瓶で約8,000本)という小さな蔵元、山梨県北杜市高根町の武の井酒造が醸す日本酒です。武の井酒造の名前は、初代武左衛門の名と、八ヶ岳の伏流水が湧く井戸に由来しています。

青煌は、2007年に新たな主要銘柄として生み出されました。青煌の原料米は、全国各地より取り寄せた酒造好適米が用いられ、発酵に必要な酵母は東京農業大学で花から分離された花酵母がメインに使用されています。仕込水は、名水百選にも選ばれている三分一湧水のある八ケ岳山麓の伏流水が使われています。

青煌の名前は、水の青さときらめく酒をイメージして名付けられました。

蔵元名:武の井酒造株式会社
所在地:山梨県北杜市高根町箕輪1450番地

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2. 春鶯囀(しゅんのうてん)

春鶯囀は、「しゅんのうてん」と読みます。

春鶯囀は、山梨県南巨摩郡富士川町の萬屋醸造店で醸されています。萬屋醸造店は、寛政2年(1790年)創業という歴史をもち、生産量の約8割を純米酒が占める“純米主義”の蔵元です。蔵を構える南巨摩郡富士川町は、南アルプス巨摩自然公園に指定され、豊かな自然が美しい名水の里として知られています。

春鶯囀のお酒は、味わう人を主役にする、そしてお客様の幸せにそっと寄り添うお酒を理想としています。その味わいは、キレがよく、しつこくなく、そして飽きのこない味に仕上がっています。

春鶯囀の名前は、六代目当主の弟が、与謝野夫妻の愛弟子であることから名付けられました。もともと「一力正宗」という銘柄でしたが、甲州路の旅で飲んだ酒を与謝野晶子が大いに気に入り「法隆寺など行く如(ごと)し 甲斐の御酒(みき) 春鶯囀のかもさるゝ蔵」と詠み、感銘を受けた蔵元が、酒銘を「春鶯囀」へと変更したという経緯があります。

蔵元名:株式会社萬屋醸造店
所在地:山梨県南巨摩郡 富士川町青柳町1202-1

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3. 旦(だん)

旦は、「だん」と読みます。

旦は、山梨県大月市笹子町の笹一酒造が醸す日本酒。笹一酒造は自家井戸から湧き出る御前水を仕込水に、地元で契約栽培された山田錦や夢山水といった酒造好適米を贅沢に使用し、手作りで丁寧な酒造りにこだわっています。

旦は、富士山の仕込水と最高の酒米で醸す、シンプルで贅を極めた日本酒です。

旦の名前は、夜明けを照らす太陽のような、神々しい晴れの酒として、「日の出」「はじまり」の意が込められています。

蔵元名:笹一酒造株式会社
所在地:山梨県大月市笹子町吉久保26番地

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4. 榊正宗(さかきまさむね)

榊正宗は、「さかきまさむね」と読みます。

榊正宗は、山梨県 南アルプス市の横内酒造店が醸す日本酒。横内酒造店は南アルプス前衛の櫛形山山麓の豊かな自然の中にあり、仕込み水は櫛形山中腹から湧き出ている伏流水です。

榊正宗は、山田錦を磨き南アルプスの伏流水で寒造りによって仕上げられた逸品で、自然な味わい、コクのある芳醇な旨さを求めた全量が特定名称酒の銘柄です。

榊正宗の名前は、神様の世界と人の世をつなぐ境の木と言われる「榊」の名を持つ地から名付けられたとか。

蔵元名:榊正宗(株)横内酒造店
所在地:山梨県 南アルプス市上宮地57

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5. 櫂(かい)

櫂は、「かい」と読みます。

櫂は、山梨県山梨市の養老酒造が醸す日本酒。養老酒造では、大きなこだわりをもってお酒を造っており、4つの銘柄を展開中です。蔵元ではカフェもやっており、酒蔵でお酒の試飲のみならず、ランチや夜の食事などもたのしめます。

櫂は、真冬の仕込みを思わせる力強さで、しぼったままの辛口の味わいをたのしめます。

櫂の名前は、お酒のタンクをかき混ぜる櫂棒から名づけられています。

蔵元名:養老酒造株式会社
所在地:山梨県山梨市北567

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