「ホワイトベルグ」はホワイトビールテイストの新ジャンル商品!ビールではない理由と味わいを紹介

「ホワイトベルグ」はホワイトビールテイストの新ジャンル商品!ビールではない理由と味わいを紹介
出典 : Dmitry Naumov / Shutterstock.com

「ホワイトベルグ」は、ベルギーのホワイトビールのようにフルーティーで飲みやすい、新ジャンルの商品。手ごろな価格でたのしめるのも魅力です。ここでは、ホワイトベルグの特徴や人気の秘密、おいしい飲み方やおすすめのペアリングなどを紹介します。

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「サッポロ ホワイトベルグ」の香りや味わい、人気の秘密などをみていきましょう。

「ホワイトベルグ」とはどんなお酒?

サッポロ ホワイトベルグ

出典:サッポロビール株式会社ホームページ

「ホワイトベルグ」の位置づけと、お手本としたベルギーのホワイトビールについて解説します。

「ホワイトベルグ」はビールじゃない!? リキュールに分類される理由

「ホワイトベルグ」は、ベルギーのホワイトビールを想わせる味わいが手軽にたのしめるよう開発された、ビール好きにも人気の飲料ですが、缶の正面に「リキュール(発泡性)①」とあるように、酒税法上ビールに分類される商品ではありません。

酒税法では、ビールを含む「発泡性酒類」は以下のように分類されています。

◇ビール
◇発泡酒
◇その他の発泡性酒類


「その他の発泡性酒類」というのは、「ビール」にも「発泡酒」にも該当しない、発泡性を持つアルコール分11度未満の酒類のことです。「ホワイトベルグ」は 原材料に大麦由来のスピリッツを使用していることから、「その他の発泡性酒類」のなかでも「リキュール(発泡性)①」という品目に分類されます。
※税率適用区分の表示が現行法による表示と一部異なりますが、関係省庁の承認を得ています。

「ビール」と「発泡酒」、「新ジャンル(第三のビール)」それぞれの定義と違いについては、以下の記事で詳しく説明しているので参考にしてください。

きめ細かい泡が魅力のホワイトベルグ

出典:サッポロビール株式会社ホームページ

「ホワイトベルグ」はホワイトビールのようなフルーティーでさわやかな味わいが特徴

「ホワイトベルグ」の最大の魅力は、ホワイトビールの魅力を新ジャンルの商品として再現している点にあります。ホワイトビールの特徴にも通じるさわやかでフルーティーな香り、そして華やかな味わいは、ビール党の人はもちろん、ビールを飲み慣れていない人の味覚も満足させると評判です。

なお、ホワイトベルグのアルコール度数は5%。350ml缶と500ml缶の2種類で展開しています。

ビール大国ベルギー発祥の「ホワイトビール」とは?

「ホワイトベルグ」が目指したのは、ベルギービールの代表的なスタイルのひとつで、古くから愛され続けるホワイトビールです。

ホワイトビールとは、おもに小麦を原料に造られるビールのこと。泡持ちがよく、また苦味が少なく飲みやすいのが特徴です。
小麦は大麦よりもタンパク質を多く含むことから白く濁った色合いに仕上がっていたこと、また誕生当初は色の濃いビールが主流だったことから、「ホワイトビール」と呼ばれるようになったと考えられています。

ホワイトビールには「ヴァイツェン」や「ベルジャンホワイト」などいくつかの種類がありますが、なかでもベルギーのヒューガルデン村に古くから伝わるベルジャンホワイトは、麦芽にしない小麦と大麦麦芽を原料にして造られる上面発酵ビール。コリアンダーシードとオレンジピールを使用しているので、甘くさわやかな香りとスパイシーな味わいがたのしめます。

「ホワイトベルグ」のおいしさの秘密

オレンジピール

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「ホワイトベルグ」はどのように造られているのでしょうか。おいしさの秘密に迫ります。

上質な旨味が詰まったベルギー産麦芽使用

「ホワイトベルグ」は、上質な旨味が凝縮されたベルギー産の麦芽を原料に使用しています。麦芽の甘味が、豊かな味わいをもたらしています。

小麦麦芽を一部使用でさわやかな味わいに

「ホワイトベルグ」では、小麦麦芽も一部使用することで、さわやかな味わいを演出しています。

小麦の麦芽(ウィートモルト)を使ったビールはタンパク質を多く含むため白く濁り、泡持ちがよくなるといわれています。ホワイトベルグのきめ細やかな泡もまた、小麦麦芽がもたらす粋な演出のひとつといえるでしょう。

コリアンダー

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フルーティーな香りの秘密はコリアンダーシードとオレンジピール

「ホワイトベルグ」の特長でもあるフルーティーな香り。その秘密は、ベルギーのホワイトビールと同じく、コリアンダーシードとオレンジピールを使っているから。

コリアンダーシードとは乾燥したコリアンダーの種子で、スパイスにも使われる人気のハーブ。フローラルのさわやかな香りが特徴です。一方、オレンジピールとは、オレンジの果皮やそれを乾燥させたもの。柑橘系の香りが特徴で、お菓子やハーブティー、カクテルなどの香りづけに使われます。ホワイトベルグでは、味の引き締めに一役買っています。

ホワイトベルグに使われるオレンジピールには、マンダリンオレンジまたは温州みかんを使用。上品な香りに仕上がっています。

上面発酵酵母特有の華やかな香りも魅力

「ホワイトベルグ」は上面発酵の酵母を使用することで、華やかな香りを実現しています。

ビールは発酵方法によって、「ラガービール(下面発酵ビール)」「エールビール(上面発酵ビール)」、「自然発酵ビール」の3つに大別されます。ホワイトベルグが目指したホワイトビールはエールビールの一種です。

発酵温度が10度前後で、発酵期間1週間〜10日を要するラガービールが爽快な味わいになるのに対し、15〜25度と比較的高めの発酵温度で発酵期間の短い(3〜5日)のエールビールは、豊かな香味を持つビールに仕上がる傾向があります。

「優秀味覚賞 三ツ星」を7年連続受賞している「ホワイトベルグ」の人気がすごい!

ホワイトベルグは7年連続「優秀味覚賞 三ツ星」受賞

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「ホワイトベルグ」のおいしさは、製法だけでなくその受賞歴にも裏打ちされています。

ホワイトベルグは、ベルギーのブリュッセルに本部を置くInternational Taste Institute(国際味覚審査機構)主催の世界的な食品コンクールで、日本国内のビールテイスト製品で初となる「ダイヤモンド テイスト アワード」を受賞しています。

この賞は、過去10年間で7回「優秀味覚賞 三ツ星」を獲得した商品に送られるもので、ホワイトベルグは発売した2014年から7年連続で、この「優秀味覚賞 三ツ星」を受賞してきました。

海外からも品質、おいしさのお墨つきを得ているホワイトベルグ。「ベルジャン系の風味がしっかりとしていて、本当においしい」「価格は安いのにフルーティーで飲みやすい」といった声も寄せられているといいます。

「ホワイトベルグ」のおいしい飲み方

チューリップ型グラス入りのビール

Atomazul / Shutterstock.com

「ホワイトベルグ」のおいしさを存分にたのしめる、おすすめの飲み方を紹介します。

チューリップ型のグラスで香りをたのしむ

ビールグラスにはさまざまな種類がありますが、ホワイトベルグをおいしく飲むには、チューリップ型のグラスがおすすめです。

チューリップ型のグラスは上部にくびれがあるため泡持ちがよく、また外側に広がっている飲み口からは華やかな香りが広がるというメリットも。きめ細やかな泡と、フルーティーな香りという、「ホワイトベルグ」の魅力を最大限に堪能することができるグラスです。

ホワイトベルグはチーズと好相性

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「ホワイトベルグ」とのおすすめペアリングは?

さわやかな味わいでクセがない「ホワイトベルグ」は、さまざまな料理と引き立て合います。ここでは、自宅で手軽にたのしめるおすすめの2レシピを紹介します。

おつまみチーズフォンデュ

「ホワイトベルグ」は、ホワイトビールと相性抜群のチーズと絶妙なマリアージュを奏でます。野菜や魚介、バゲットなどと一緒にいただく「おつまみチーズフォンデュ」なら、見映えも満点ですね。

カツオの熱々オリーブオイルがけ

「ホワイトベルグ」は魚介のマリネやお刺身など、淡白な味わいのおつまみともよく合います。魚の生臭さが気になる人には、オリーブオイルがけがおすすめです。

「ホワイトベルグ」は、ベルギーのホワイトビールのような魅力をリーズナブルに味わえると人気を集めてきました。まだ手に取っていない人は、この機会に、家飲みのラインナップに加えてみてはいかがでしょうか。

発売元:サッポロビール株式会社
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