ひんや~り冷たいフローズンカクテルの魅力に迫る!
「フローズンカクテル」を飲んだことがありますか? シャーベット状の冷たいカクテルで、いわば大人のスイーツ。フルーツやハーブを使ったものも多く、オシャレな見た目も人気です。今回は、フローズンカクテルのたのしみ方や代表的なカクテルなど、多彩な魅力に迫ります。
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目次
- フローズンカクテルの魅力とは?
- フローズンカクテルの基本的な作り方
- フローズンスタイルでたのしめるカクテルと飲み方
フローズンカクテルの魅力とは?
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フローズンカクテルってどんなお酒?
フローズンカクテルは、氷のシャリシャリした食感がたのしい、シャーベット状のカクテルです。なめらかな舌触りをたのしめるタイプもあります。キンッとくる刺激的な冷たさは、とくに暑い夏にもってこい。甘味が強めでも、すっきりと飲むことができます。
一般的に、苺やバナナなどフルーツを使ったカクテルは幅広い人に人気ですが、フローズンカクテルにすることでより親しみやすくなるものもあります。またマルガリータやモヒートなどのスタンダードカクテルも、フローズンタイプにすればいつもと違った雰囲気を味わうことができるでしょう。
バーでたのしむイメージが強いフローズンカクテルですが、氷とカクテルの材料をミキサーやブレンダーにかけるだけで、自宅でもかんたんに作ることができます。
フローズンカクテルが生まれたのは?
1950年代以降、ミキサー(ブレンダー)の登場により、さまざまなフローズンカクテルが生まれました。先駆けとなったのは「フローズン・ダイキリ」で、キューバの首都ハバナの「スラッピー・ジョー」というレストラン・バーで生まれたといわれています。
フローズン・ダイキリは、文豪アーネスト・ヘミングウェイがこよなく愛したカクテルとしても有名です。お気に入りは、砂糖抜きでラム酒をダブル(約60ミリリットル)の量でアレンジした飲み方。ヘミングウェイにちなんで「パパ・ダイキリ」「ヘミングウェイ・ダイキリ」とも呼ばれます。
このフローズン・ダイキリを求め、彼が足しげく通っていた老舗のレストラン・バー「エル・フロリディータ」には世界中から観光客が訪れ、賑わっているそうです。
本場のダイキリはフローズン・スタイルで味わおう
フローズンカクテルの基本的な作り方
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フローズンカクテルの作り方
フローズンカクテルの基本的な作り方の手順を見ていきましょう。
1.ダイキリなど好きなカクテルの材料を用意して、ミキサー(ブレンダー)の本体にベースとなるお酒やリキュール類、割り材のジュース、果汁などを入れ、マドラーやバースプーンなどで混ぜます。フルーツを使う場合は、一口大に切って入れましょう。
2.クラッシュアイスを適量入れ、ミキサーにかけます。氷の量によって仕上がりの固さが変わってくるので、途中で様子を見ながら氷を足して調節しましょう。
3.ふんわりとろっとしたシャーベット状になったら、冷やしたグラスに注いでできあがりです。仕上げにカットしたフルーツやミントの葉などをあしらえば、お店のような一杯に。冷たいうちにいただきましょう。