流行の栗シャワーモンブラン!進化系はお酒と合わせた大人スタイルで

流行の栗シャワーモンブラン!進化系はお酒と合わせた大人スタイルで

【里井真由美の耳よりグルメ情報】2020年スイーツ業界で流行しているモンブランは「上から和栗を絞る」通称「栗シャワー」スタイル! 東京では7月に和栗モンブラン専門店「栗歩kuriho」が自由が丘に、9月は原宿に出店、10月には広尾に「大人の栗歩」として「お酒と合わせる」をコンセプトとしオープン!

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圧巻! 目の前で和栗がシャワーのように絞られる

圧巻! 目の前で和栗がシャワーのように絞られる

栗歩のモンブランは、すべて国産和栗です。メニューは大きく分けて3種あり、通常のモンブラン、旬の果物と合わせたパフェと、広尾では「大人のモンブラン」としてお酒が利いたもの。いずれも目の前で搾りたて〜!「わ〜!!」とよく歓声が上がるのが、和栗が専用器具の上部からシュルシュル押し出てくるこのシーンです。まるでシャワーか麺のよう(笑)。躍動感ある様子は最近のSNS動画でも大人気。テレビでもよく取り上げられています。とてもたのしく、私も何度となく見て知っていても、ついつい写真や動画をたくさん撮って、インスタグラムに投稿してしまいます。

フランス産カシスリキュールと奄美徳之島産のラム酒がお味のポイント

フランス産カシスリキュールと奄美徳之島産のラム酒がお味のポイント

これが「大人のモンブラン」です、普通にイメージするパティスリーやデパ地下などで売られているモンブランよりずっと大きいです。周りの赤いソースは果実のカシスで、トップに刺されているスポイトには徳之島産のラム酒が入っています。和栗クリームの中にはスポンジとメレンゲと生クリームとマロンクリームが層になり、フランスのブルゴーニュ産カシスリキュールが入ったカシスジュレ、ラム酒に漬けたマロングラッセも入っています。一口目からほんのりお酒のよい香りが漂う、名の通り「大人のモンブラン」。

一口目からほんのりお酒のよい香りが漂う、名の通り「大人のモンブラン」。

和栗クリームがサラサラと溶け、メレンゲのサクサク感、スポンジはふわっとしつつ、カシスジュレでしっとり〜食べる箇所によって味や食感が変わりたのしいです。スポイトでラム酒の量を調節が調整できるのもよいですね。

大人のモンブランに合わせるお酒は…?「海中熟成ワイン」

大人のモンブランに合わせるお酒は…?「海中熟成ワイン」

広尾店では、モンブランに 合わせる飲み物はお茶やドリップコーヒーのほか、東京「深川ワイナリー東京」のワイン(赤・白・スパークリング)がいただけるのが特徴です(※)国産ぶどうにこだわったワインや、希少な「海中熟成ワイン」もあります。※仕入れ状況により異なります。 
海中熟成ワインとは、海の力をワインの熟成に役立てつつ、新たな海の利用方法や深川の活性化につながる取り組みの一環として、ひとつのプロジェクトとして実験的に作られたそうです。
昨年2019年12月、東京湾に、120本の深川ワイナリー東京の豪州産カベルネソーヴィニヨンが沈められました。7ヶ月経った今年の7月に開栓され、モンブランと合わせられるとは・・・希少な体験にワクワク!

和栗とワインの熟成感が合う〜

和栗とワインの熟成感が合う〜

海中熟成ワインは、渋みがキリッとして余韻が長め。華やかさより奥深さを感じます。もっと個性的なものを想像していたのですがイメージより飲みやすく感じました。

オーストラリア産のぶどうは国産ぶどうより糖度が高め。自然と糖度もアルコールも高めのワインに仕上がることが多いそうですが、全体として重すぎないのが好印象です。ナッツのような香ばしさもあり、2口目3口目と飲み進めるほど心身にストンと落ちてくる感じ。

ワインを飲んで、「このワインはモンブランにピッタリ」とまではなかなか発想できないですが、いざ、マリアージュしてみるとおいしい発見ができました。もともとお酒が利いたモンブランということもあってか、バランスのよい仕上がり。和栗が華やかな果実味をまとってくれます。モンブランは昼間食べるデザートのイメージが強いですが、お酒と合わせることで夕方や夜もたのしめそう。贅沢さも増すので、自分ご褒美感も高まりそうです。

和栗とお酒〜おいしい発見はまだまだ続きそう

和栗とお酒〜おいしい発見はまだまだ続きそう

モンブランにお酒を合わせるなら洋栗のほうが合うかなと思っていました。和栗なら日本酒かな、焼酎かな、とも。でも今回、和栗とラム酒、そして和栗とワインの相性のよさも体感できました。固定観念にとらわれず、いろいろ試してみようっと♪ 組み合わせ次第でおいしさもたのしさも広がりそうです

フードジャーナリスト里井真由美

監修者

里井真由美

里井真由美

フードジャーナリスト。
1級フードアナリストや米・食味鑑定士・きき酒師など多くの食資格を持つ。
世界の高級レストランから和食・デパ地下グルメスイーツなど幅広い分野で情報発信し、テレビ出演も多数。
現在、農林水産省 食料・農業・農村政策審議会委員、フードアクション・ニッポンアンバサダー。
農水省の甘味資源(お砂糖)の委員として国産砂糖やスイーツを応援する「ありが糖運動」も発足、活動中

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