バーで粋にウイスキーをたのしむために!

バーで粋にウイスキーをたのしむために!
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バーでウイスキーを粋にたのしみたいと思っても、「初心者なので注文の仕方がわからない」「かっこ悪いことを言って恥をかかないか」など、ついついハードルの高さを感じてしまいがちなもの。そこで、初心者でも気軽にバーでウイスキーをたのしめる方法を紹介しましょう。

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バーに行く前に決めておきたいこと

バーに行く前に決めておきたいこと

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どのバーに行くか決めておく

バーでウイスキーをたのしみたいとき、行き当たりばったりでお店に入るのはおすすめできません。初めてバーに行くときは、インターネットや雑誌などで事前に「価格帯」「定休日」「営業時間」などを調べてお店を決めておきましょう。
最近はフェイスブックなどSNSを通して、お店の情報を発信しているところもあります。お客様の声なども掲載されていて、バーの雰囲気を判断するよい材料になるので、チェックしてみましょう。

バーで使う予算を決めておく

バーに行くと決めたら、1回の入店でいくらまで使えるか、あらかじめ予算を決めておくことが大事です。お店の価格帯がわかれば、一人で1〜2杯ウイスキーをたのしむと、いくらかかるかは想像できますね。
価格帯は、WebサイトやSNSで調べることもできますが、テーブルチャージやサービス料などが別途必要な場合や、支払いが現金のみのところもあり、意外と複雑です。わからないときは、電話でお店に直接確認しましょう。
予算を決めて越えないようにすれば、「いくらなんだろう」と余計な心配をせず、バーの雰囲気を存分にたのしむことができます。

バーで注文するときのワンポイントアドバイス

バーで注文するときのワンポイントアドバイス

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バーテンダーに「初心者」だと伝える

初心者がバーに初めて行ったときは、まず「初心者です」と伝えることをオススメします。知ったかぶりをしても、すぐに見抜かれて、かえって恥ずかしい思いをしかねません。
バーにとっても、初心者にバーを好きになってもらうのは大切なこと。銘柄選びをお任せしても、まともなバーであれば、高価なものをすすめられる心配はまずありません。
もし値段が気になったら「1杯いくらですか」と普通に聞いてください。野暮(やぼ)だなんて言われることはありません。

バーテンダーに「好み」を伝える

次に自分の「好み」を伝えましょう。ウイスキーを香りと味で簡単に分けると、「飲みやすい」か「クセがあるか」のどちらか。2択なら言いやすいですね。
ついでに「今日は、気分が落ち込んでいるので、クセのあるのが欲しい」「今日は、気持ちが晴れやかなので、サラッとした味が欲しい」など、その日の気分を一緒に付け加えると、バーテンダーさんとの会話もはずみそうです。

バーでちょっぴりかっこ悪い注文の仕方

バーでちょっぴりかっこ悪い注文の仕方

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「この店のおすすめをください」

これはバーテンダーがよく聞くセリフだそうです。何度か同じバーに通えば、バーテンダーがその人の好みを知っていて、おすすめを出してくれるでしょうが、初めて来た人についてはそれがわかりません。いきなり「この店のおすすめ」と言われても、バーテンダーは困ってしまうそうです。

「彼女(私)に似合うものを」

この言葉も多くのバーテンダーが経験しているそうです。そもそも、見た目や雰囲気だけで、その人の好きなウイスキーをチョイスするのは至難の業。本当に自分に似合うものが欲しいときは、きっちりと好みを伝えるべきでしょう。

「珍しいウイスキーをください」

なまじウイスキーについて知っていると、つい言ってしまいそうなセリフです。どんなウイスキーが珍しいのかは、人によって違います。このセリフを使うのであれば、「珍しい」と思う理由をちゃんと説明してからにしましょう。

バーではプロに任せよう

バーではプロに任せよう

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銘柄や飲み方はプロに任せよう

初心者がバーでウイスキーを注文するときは、事前に「好み」を伝えれば、あとはプロのバーテンダーに任せるのがオススメです。
ウイスキーは銘柄も多種多様なら、飲み方もストレートから水割り、ロック、ハイボールなどたくさんあります。自分の好みを正確に伝えれば、あなたに合った銘柄と飲み方を提案してくれます。

バーテンダーとの会話をたのしもう

せっかくバーに行くのであれば、バーテンダーさんと会話をたのしみましょう。
たとえば、気になったボトルを指して「あれはなんですか」と尋ねてみたり、飲んでいるウイスキーの銘柄や産地について聞いてみたりして、ウイスキーに関する知識を吸収できれば、バーに行くことがよりたのしくなります。
とはいえ、バーテンダーを独り占めしてはいけません。状況を見ながら話しかけ、周りのお客様への配慮も忘れないようにしましょう。

初心者が初めてバーを訪れるなら、自分が初心者であること、どんな好みなのかをちゃんと伝えることがポイント。あとはプロに任せれば、知らず知らずにウイスキーの知識がステップアップし、バーのたのしみも増していくに違いありません。

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