兵庫のビール【あわぢびーる】 島生まれ島育ちのクラフトビール
「あわぢびーる」は、世界一の吊り橋として有名な明石海峡大橋が完成した1998年に誕生した、淡路島唯一のクラフトビールです。島の温暖な気候と豊かな自然のなかで造られるビールは、ここでしか味わえないもの。そんな「あわぢびーる」について紹介します。
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「あわぢびーる」は職人のプライドが息づく島唯一のクラフトビール
出典:あわぢびーる 公式Facebook
「あわぢびーる」は、多くの島々が並ぶ瀬戸内海でも最大の面積をもつ淡路島で、温暖な気候と豊かな自然のもと、ゆったりと時間をかけて造られる“島時間が育てる、世界にひとつのクラフトビール”です。
「あわぢびーる」は、贅沢に厳選した麦芽100パーセントで造られるビール。非加熱・無ろ過のため、酵母の生きた深い味わいがたのしめます。
その独自の味わいを実現するために、麦汁造りから発酵、ラベル張り、瓶詰めに至るまで、すべての工程が手作業。そこにはブルワリーのビール職人たちの熟練の技が息づいています。
時間と手間を惜しまず、徹底した手造りで造られる「あわぢびーる」の味と品質は、世界で3番目の歴史をもつ、世界5大ビール審査会のひとつ「インターナショナル・ビアカップ2018」で、「あわぢびーる ピルスナー」が金賞 、「あわぢびーる アルト」が銅賞を獲得するなど、世界的に評価されています。
「あわぢびーる」の“アイランド製法”で造る深い味わい
出典:あわぢびーる 公式Facebook
「あわぢびーる」の最大の個性が、淡路島という地域性を活かした「アイランド製法」と呼ばれる独自の製法です。
アイランド製法とは、海の波の音色など、淡路島の自然が奏でる音を拾い集め、 ビール酵母に聴かせながら発酵・熟成させる製法のこと。「あわぢびーる」のブルワリーには、温度・湿度とともに一定に保たれた熟成室があり、そこでは常に静かな“海の音”がBGMとして流れています。その音は、淡路島を代表する景勝地「慶野松原」の海中などで採取したもの。「あわぢびーる」のビールは、長いもので約40日間、島の海の音に包まれながら熟成されています。
このように、島の音を聴きながらビール酵母が育つことで、淡路島の豊かな自然のなかだからこそ可能な、世界でも唯一の「島のビール」が生み出されるのです。
「あわぢびーる」の個性豊かなラインナップを紹介
出典:あわぢびーる 公式Facebook
「あわぢびーる」では、ポピュラーなピルスナー、すっきりとしたレッドエール、深いコクのアルト、フレーバービアなど、ぜんぶで6種のビールをラインナップしています。
【あわぢびーる ピルスナー】
香り高いアロマホップを使用し、低温で長時間熟成させたピルスナースタイルのビール。クセのない味わいが特徴で、すっきりとしたのどごしがたのしめます。
【あわぢびーる レッドエール】
柑橘系のホップを使用し、カラメル麦芽をじっくり煮込んでコクと香りを引き出したレッドエール。ややアルコール度数も高めで、きりっとした味わいが特徴のビールです。
【あわぢびーる ヴァイツェン】
小麦麦芽を贅沢に使い、専用の酵母でフルーティーに仕上げたビール。2種類のアロマホップを合わせることで、のどごしもよく、さわやかな味わいを実現しています。
【あわぢびーる アルト】
カラメル麦芽をじっくりと煮込んでコクをプラスし、常温に近い温度で発酵させたビール。フレンチやイタリアンなどの料理との相性もバツグンの人気商品です。
【淡路米仕込みピルスナー】
淡路島産の米「キヌヒカリ」を使用。米の甘味と香りが特徴の、あっさり飲みやすいビールです。
【島レモン】
ヴァイツェンをベースにしたさわやかなフレーバーのビール。淡路島の平岡農園で育てられた、香りの強いアレンユーレカレモンをたっぷり使用しています。
紹介した「あわぢびーる」のランナップは、以下の店舗で飲むことができます。ぜひチェックしてみてください。
あわぢびーるが飲めるお店
「あわぢびーる」は、豊かな自然に恵まれた淡路島のなかで、職人の手でじっくりと育まれるクラフトビール。ひとくち飲めば、淡路島のさわやかな海の音が聞こえてくるかのようです。みなさんもぜひ試してみてください。
製造元:ユーアールエー株式会社
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