ワインに氷を入れてカジュアルにたのしめる「ロック・ワイン」の魅力
ワインに氷を入れて飲む・・・ワイン通からは邪道だと怒られるかもしれませんが、自由なスタイルでカジュアルにワインをたのしむ「ロック・ワイン」は、ホームパーティーやバーベキューなどにおすすめの飲み方です。フルーツをあしらうなど好みのアレンジで華やかさも演出できます。
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氷とワインで作る「ロック・ワイン」に合うワインは?
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氷とワインを合わせた「ロック・ワイン」は、グラスに氷とワインを注ぐだけの、いたってシンプルなドリンクです。ロック・ワインをおいしく飲むコツは、ワインだけではなく、グラスも冷蔵庫でよく冷やしておくのがポイントです。
ロック・ワインに向いているとされるのは、カルフォルニアワインなどのフルーティなものや、タンニン(渋味)が少ないライトボディーのワインです。赤ワインやロゼならやや甘めのもの、白ワインならやや辛口のもので、キリっとした爽快な味わいをたのしむのもよいでしょう。
最近はロック・ワイン専用のワインも販売されていて、氷を入れても味のバランスが崩れないよう工夫されています。冷たい飲みものがほしくなる夏だけではなく、通年を通して人気があるようです。
ワインだけでなく氷にもこだわりたい
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ワインと氷を合わせた「ロック・ワイン」は、シンプルなだけに、氷にはこだわりたいところです。
キューブ型の小さい氷は飲んでいるうちに溶けやすく、どうしてもワインの味が薄くなってしまいます。ぜひ、溶けにくい市販の氷を使ってください。透明度が高く、見た目にも綺麗なドリンクに仕上がります。
家庭で透明な氷を作りたい場合は、不純物の入っていない水をゆっくりと凍らせることがポイント。沸騰した水や、ミネラルの少ない軟水のミネラルウォーターなどを入れた容器にタオルを巻いて、時間をかけて凍らせると、透明度が高く溶けにくい氷になります。
容器は普通の製氷皿でもよいですが、牛乳パックを使うとタオルを巻きやすく、大きな氷を作れます。
氷とワインの「ロック・ワイン」はアレンジもたのしめる
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氷とワインで作る「ロック・ワイン」は、工夫しだいで、さまざまなアレンジをたのしめます。氷のかわりに、凍らせたベリーやライチなどのフルーツを浮かべたり、ミントやハーブの葉を入れた氷を使っても、オシャレなカクテルができあがります。
白ワインは和風のフレーバーとも相性がよく、スダチやユズなどの柑橘系のフルーツともよく合います。スダチなどの果汁を加えた水で氷を作って、そこにワインを合わせれば、和食にピッタリなロック・ワインの完成です。また、青じそ、赤じそのシロップなどともよく合うので、いろんなバリエーションを試してみては。
ワインを気軽にたのしめるロック・ワインは、暑い季節はもちろん、冬の暖かい室内でいただく、鍋や焼き肉などの料理とも相性がよく、アレンジしだいでどんな料理にも合わせやすいドリンクです。