日本酒漫画のおすすめは? たのしみながら日本酒に詳しくなろう

日本酒漫画のおすすめは? たのしみながら日本酒に詳しくなろう
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日本酒をテーマにした漫画が注目を集めています。日本酒の造り方や、飲んべえならではのウンチクが自然に身につく漫画など、さまざまな日本酒漫画のなかから、とっておきの作品をピックアップして紹介しましょう。

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日本酒漫画おすすめその1  日本酒造りの現場がよく分かる『蔵人(クロード)』

日本酒漫画おすすめ その1 日本酒造りの現場がよく分かる『蔵人(クロード)』

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『蔵人』(小学館:尾瀬あきら)は、島根県・出雲にやってきた日系米国人が酒蔵再建をめざして奮闘する日本酒漫画です。日本酒造りのイロハを学び、さまざまな関係者と信頼関係を築きながら、経営を軌道に乗せるまでのプロセスがストーリー仕立てで描かれています。

日本酒がブランド化されるまでには、酒蔵・販売業者・飲食店など、たくさんの人の理解と協力が不可欠です。たのしむ立場の私たちとしても、あわせる料理の種類や温度、飲み方など、参考になるポイントはたくさんあります。

日本酒の造り手の苦労を伝えるとともに、飲むうえでの心構えも教えてくれる、日本酒好きなら呼んでおきたい日本酒漫画です。

日本酒漫画おすすめその2  日本酒好き女子なら共感すること間違いなし! 『ワカコ酒』

日本酒漫画おすすめ その2 日本酒好き女子なら共感すること間違いなし! 『ワカコ酒』

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『ワカコ酒』(徳間書店:新久千映)は、酒好きのアラサー女性を主人公にした日本酒漫画の名作です。

仕事のストレスは飲んで忘れる、冷える夜には熱燗とあん肝で1杯など、日本酒好きなら誰もが共感するシーンが次々と登場。読み進めるに連れて自然とお酒に手が伸びて「我慢できない」となるはずです。主人公と同じメニューを用意して、漫画を追体験するのもよいでしょう。

「おひとり様」のリアルな日常を描いた漫画でもあって、本当に自分が「おいしい」「好き」と感じるものに囲まれて生きることの大切さを教えてくれます。
女性向けの漫画にありがちな、ときめくような恋愛や女性同士の友情を描いた漫画ではないところが、性別や年齢を問わず、幅広い層に受け入れられているポイントかもしれません。

日本酒漫画おすすめその3  細菌の視点から日本酒を科学する『もやしもん』

日本酒漫画おすすめ その3 細菌の視点から日本酒を科学する『もやしもん』

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『もやしもん』(講談社:石川雅之)は、菌やウイルスが見えてしまう主人公のキャンパスライフをテーマにした漫画です。

日本酒だけをテーマにした日本酒漫画ではありませんが、「菌」を通じて、さまざまなお酒の製造方法が紹介されており、日本酒についても深い知識が得られます。

ストーリーは主人公の農大進学から始まり、研究室の仲間との日常を通して、発酵食品作りについて教えてくれます。日本酒作りについても相当な情報量がありますから、製造過程に関心がある人にはおすすめ。
難しいテーマを扱いつつも、ゆるいテイストのイラストを交えながらわかりやすく解説がなされるため、化学が苦手だった人でも大丈夫でしょう。

漫画を読み終えた後、顕微鏡をのぞいてワクワクしていた子ども時代に戻ったかのような気持ちになる作品です。大人の自由研究感覚で、休日にまとめ読みするのもよいでしょう。

日本酒漫画を通して、日本酒の基礎知識を学ぶことで、飲むたのしみが倍増します。紹介した以外にもいろいろな日本酒漫画がありますから、気になるものを探してみましょう。

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