ビールとヨーグルトの不思議な関係 カクテルにもおつまみにも!
ビールとヨーグルトと聞くと、意外な組み合わせに思われるかもしれません。しかし、おしゃれなカクテルも、ビールにぴったりのおつまみも作れる優秀な食材がヨーグルトなのです。一緒に摂ることで期待されるメリットについても紹介していきましょう。
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ビールにヨーグルト!? じつは「ハイジ」というれっきとしたカクテルです
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ビールとヨーグルトを混ぜ合わせた飲み物は、じつは「ハイジ」という立派な名前のついたカクテルです。
ビールとヨーグルトを1:1の比率で混ぜるだけのお手軽なカクテルで、意外な組み合わせと思いきや、飲んでみるとしっくりきます。インド料理で出てくるラッシーみたいに甘酸っぱく、さっぱりとした飲み口が特徴的です。ビールの苦味をマイルドにしてくれる加糖タイプを使うところがポイントでしょう。
ミントの葉を1枚浮かべて、短めのストローなどで混ぜながら飲むと、おしゃれなバーにいるかのような気持ちになります。女性の友人が遊びに来ているとき、おもてなしに出してあげるのもおすすめです。
話題の「焼きヨーグルト」など、ビールのおつまみにぴったりのヨーグルト料理
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ビールとヨーグルトの組み合わせは、カクテル「ハイジ」にするだけではありません。ヨーグルトを使って、ビールにぴったりのおつまみもできます。
たとえば、プレーンヨーグルトをキッチンペーパーにつつんで30分くらい水切りした後、オーブンで10分焼いてみましょう。これだけでおいしい「焼きヨーグルト」の完成です。
このままスライスしてトマトと交互に並べれば、ヘルシーなカプレーゼ風おつまみがすぐできます。一般的なチーズより、ややタンパクであっさりしているので、オリーブオイルやペッパーを少しだけかけるとビールとの相性が良くなるはずです。
甘いものが好きな人なら、クラッカーにのせてハチミツをかける食べ方もおすすめです。スイーツを食べたい欲求と、おつまみがほしい欲求を一緒に満たせて、ちょっと特別な自宅飲みにグレードアップ。砂糖たっぷりのアイスクリームやスイーツよりもヘルシーなので、体重を気にしている人にもおすすめです。
ビールとヨーグルトを一緒に飲むことで、期待できる効果とは!
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ビールとヨーグルトは、一緒に摂るとおいしさが増すだけでなく、昔から、さまざまな効能が期待できるといわれてきました。
たとえば、ヨーグルトに含まれている糖分や脂質が、ビールのアルコールを分解する助けとなって、二日酔いしにくくすることが期待されています。アルコールの分解にはタンパク質も必要なことから、ヨーグルトは理想的な食品と考えられているのです。
また、ハイジのようなカクテルにすることで、ビールそのものの量をセーブできます。同じ1杯でも、ビールそのものを飲むよりは、カクテルにして飲む方が、アルコールの摂取量が少なくなるというわけです。ただし、「ジュースみたい」とついつい飲みすぎてしまう人もいるため、自分の体質にあわせて調整しましょう。
もちろん、ヨーグルトとあわせるからといって油断は危険です。飲みすぎれば翌日に残ってしまうリスクがあるうえに、身体に負担がかかるため、適度にたのしみたいですね。
おいしいカクテルや焼きヨーグルトのおつまみなどかんたんにできるアイデアばかりなので、気になったものを試してみましょう。