ウイスキーのカロリーと糖質を徹底解説!抗アレルギー成分も含まれる!?
ウイスキーのカロリーや糖質を詳しく解説!糖質ゼロでもカロリーが存在する理由、さらに抗アレルギー成分についても紹介します。ウイスキーの成分を知ってたのしく健やかに適正飲酒を心がけましょう。
- 更新日:
ウイスキーなど蒸溜酒の糖質はゼロ?
AlenKadr/ Shutterstock.com
太る原因として気になるのが、糖質です。最近では糖質ゼロのお酒や食品も普及するようになり、糖質を抑えることによるダイエット効果も期待されるようになってきました。
そんな低糖質ブームに乗って人気を集めているのが、糖質を含まない、ウイスキーや焼酎、ブランデー、ウォッカといった蒸溜酒です。
このため、ウイスキーを炭酸で割った、ハイボールなども、糖質を気にする人の間で人気を集めています。
ウイスキーはカロリーゼロではない!
George Rudy/ Shutterstock.com
ウイスキーは確かに糖質ゼロですが、ここで気をつけて欲しいのは、糖質ゼロでも、カロリーがゼロというわけではないことです。
ウイスキー1杯60ミリリットルのカロリーは、約142キロカロリー。これに対して、焼酎(ロック)は、同じ60ミリリットルで約88キロカロリーとなっています。ちなみにご飯一杯150グラムのカロリーは約252キロカロリー。つまり、ウイスキーを2杯飲めば、ご飯1杯分以上のカロリーを摂取することになるのです。
糖質を含まないウイスキーはカロリーが低いお酒とはいえますが、決して飲んでも太らないお酒ではありません。さらにつまみなどを大量に食べてしまえば、カロリーオーバーになってしまうので注意してくださいね。
ウイスキーのなかの抗アレルギー成分とは?
showcake/ Shutterstock.com
ウイスキーのなかにはさまざまな成分が含まれており、その研究も進んでいます。サントリーホールディングス(株)と(財)岐阜県国際バイオ研究所と静岡県立大学薬学部との共同研究では、ウイスキーを樽熟成させるなかで生じるポリフェノール類をはじめとする多様な成分のなかに、抗アレルギー成分が含まれているということが発表されました。
また、サントリー(株)と(株)コーセー、(財)岐阜県国際バイオ研究所の共同研究では、ウイスキーのなかに含まれる成分が、メラニン生成抑制活性の作用を持つという発表もなされています。これからさらに研究が進めば、ウイスキーの魅力がもっと高まるかもしれませんね。
ウイスキーの成分をいくつか紹介しましたが、いかがでしたでしょうか? 糖質以外にも、抗アレルギーやメラニン生成抑制など、意外な成分を含んだウイスキー。やっぱり奥が深いですね。