ウイスキーのカロリーと糖質を調べてみました!そのほか気になる成分も

低糖質ダイエットブームとともに、お酒の糖質にも注目が集まっています。そんななか低糖質のお酒として人気を集めているのが、ウイスキーです。ここでは、ウイスキーに含まれる糖質やカロリー、そのほか気になる成分に注目して紹介したいと思います。
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ウイスキーは糖質ゼロ?

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太る原因として気になるのが、糖質です。最近では糖質ゼロのお酒や食品も普及するようになり、糖質を抑えることによるダイエット効果も期待されるようになってきました。
そんな低糖質ブームに乗って人気を集めているのが、糖質を含まない、ウイスキーや焼酎、ブランデー、ウォッカといった蒸留酒です。
このため、ウイスキーを炭酸で割った、ハイボールなども、糖質を気にする人の間で人気を集めています。
糖質はゼロ=カロリーゼロではない!

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ウイスキーは確かに糖質ゼロですが、ここで気をつけて欲しいのは、糖質ゼロでも、カロリーがゼロというわけではないことです。
ウイスキー1杯60ミリリットルのカロリーは、約142キロカロリー。これに対して、焼酎(ロック)は、同じ60ミリリットルで約88キロカロリーとなっています。ちなみにご飯一杯150グラムのカロリーは約252キロカロリー。つまり、ウイスキーを2杯飲めば、ご飯1杯分以上のカロリーを摂取することになるのです。
糖質を含まないウイスキーはカロリーが低いお酒とはいえますが、決して飲んでも太らないお酒ではありません。さらにつまみなどを大量に食べてしまえば、カロリーオーバーになってしまうので注意してくださいね。
ウイスキーのなかの抗アレルギー成分とは?

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ウイスキーのなかにはさまざまな成分が含まれており、その研究も進んでいます。サントリーホールディングス(株)と(財)岐阜県国際バイオ研究所と静岡県立大学薬学部との共同研究では、ウイスキーを樽熟成させるなかで生じるポリフェノール類をはじめとする多様な成分のなかに、抗アレルギー成分が含まれているということが発表されました。
また、サントリー(株)と(株)コーセー、(財)岐阜県国際バイオ研究所の共同研究では、ウイスキーのなかに含まれる成分が、メラニン生成抑制活性の作用を持つという発表もなされています。これからさらに研究が進めば、ウイスキーの魅力がもっと高まるかもしれませんね。
ウイスキーの成分をいくつか紹介しましたが、いかがでしたでしょうか? 糖質以外にも、抗アレルギーやメラニン生成抑制など、意外な成分を含んだウイスキー。やっぱり奥が深いですね。
