デキャンタでウイスキーをもっとたのしもう
ウイスキーをもっと優雅にたのしみたいという人におすすめしたいのが、ウイスキーを移していただく容器「デキャンタ」です。ウイスキーの香りをより花開かせてくれるほか、その独特の色合いも存分にたのしむことができるので、ぜひ一度試してみては。
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ウイスキーの色合いをたのしめるデキャンタとは
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大人のお酒としても親しまれているウイスキー。どうせいただくなら、その繊細な香りや味わい、そして美しい琥珀色の色合いをたのしみながらいただきたいですね。
ウイスキーをもっとおしゃれに、優雅にたのしみたいという人におすすめしたいのが、デキャンタです。デキャンタとは、よくワインを飲むときに使うガラス製などの瓶のこと。ワインなどは、栓を抜いたばかりの状態からよりワインを目覚めさせ、その味わいや香りを引き立たせるためにデキャンタに移し変えることがあり、これを「デキャンタージュ」といいます。
ちなみに、ウイスキーでも、この「デキャンタージュ」を行うことがあります。長期保存には向きませんが、仲間同士で賑やかにウイスキーをたのしむときなどは、デキャンタに移してみては? 瓶からグラスに注ぐのもよいですが、デキャンタを使うと、ちょっとだけ贅沢な気分になれますよ。
デキャンタの種類
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専門店などに行くと、さまざまな種類のウイスキー用のデキャンタが販売されています。素材もガラスや陶器、セラミック製などいろいろありますが、やはりバリエーションが豊富なのは、ガラス製でしょう。
値段も数千円から数万円までピンキリですが、高級なクリスタル製のデキャンタは、形やカットも個性豊かで、まるで美術品のように美しいものもたくさん売られています。デキャンタ越しに見るウイスキーの琥珀色は、一段と美しいもの。インテリアとしても存在感があるので、ぜひお気に入りの1本を探してみてください。
おすすめのデキャンタ3選
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それでは、ウイスキー用のデキャンタのなかから、おすすめのものを紹介しましょう。
◆オペラ ウィスキーデカンタ/RCR(アールシーアール)シャープなデザインと重厚感のある、イタリア製のクリスタルデキャンタです。デキャンタのなかでは価格もお手頃なので、初めて買う1本にもおすすめです。
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◆ソニック・デキャンタ/ソニック・デキャンタ
2014年にアメリカで開発されたこちらは、特許技術である超音波によって、若いワインでもたった数分で熟成したヴィンテージのような味わいに変化させると話題のデキャンタ。同様に若いウイスキーも長期間熟成させたような味わいになるといいます。
◆ベガ ウイスキーデカンタ/バカラ
1995年に発表された人気のシリーズ、ベガのウイスキーデキャンタです。大胆な山切りカットが3列横並びに施されているのが特徴で、繊細に反射する光がウイスキーの琥珀色をより美しく見せてくれます。価格はちょっとお高めですが、そのカッティングの美しさはまさにバカラならではといえるでしょう。
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ウイスキーのデキャンタについて紹介しましたが、興味を持っていただけたでしょうか? お気に入りのデキャンタがみつかれば、普段飲んでいるウイスキーの味わいが、さらにアップするかもしれません。ウイスキーにハマッたら、ぜひトライしてみてくださいね。