ワインのようにビールのラベルをコレクションしてみよう

ワインのようにビールのラベルをコレクションしてみよう

ワインや日本酒のラベルをコレクションしている人をよくみかけますね。国内外の美しいラベルを眺めながらその味わいを思い出すのもたのしいもの。最近は個性的なビールラベルをファイリングする人もいるそう。ちなみに、ビールのラベルにどんなことが表示されているか知っていますか?

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ビールラベルにはどんなことが書かれている?

ビールラベルにはどんなことが書かれている?

AlenKadr/ Shutterstock.com

ワインや日本酒などは、ボトルに表示する項目が決まっていますが、ビールも同様です。国産ビールの表示については酒類業組合法と食品衛生法により必要な表示項目が決まっています。項目は以下の通りです。

1.ビールであること。「ビール」または「麦酒」、あるいは「○○ビール」と表示
2.原材料
3.賞味期限または品質保持期限
4.保存方法および取扱い上の注意等
5.中身容量
6.アルコール分
7.事業者
8.未成年者の飲酒禁止
「ビールは20歳になってから」などと表示してあります。
9.妊婦の飲酒注意
「妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児、乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります」などと表示してあります。
10.アルミ缶、スチール缶などの識別マーク
11.再生資源・散乱防止のお願い事項

缶や瓶のラベルのそう大きくないスペースに、いろいろなことが表示されていますね。

ビールのラベルをうまく剥がす方法

ビールのラベルをうまく剥がす方法

Paul_K/ Shutterstock.com

ワインや日本酒のように、最近のビールラベルも保存しておきたくなるような個性的なものが増えています。とくに各地のクラフトビールは、各ブルワリーのこだわりが詰まっていて、見ていてたのしいものです。

ワインはラベルのことを「エチケット」と呼び、香りや味わいの記録とともに、エチケットを保存する人がたくさんいます。同じように、美しいビールラベルやおいしいビールを飲んだら記録としてとっておくのもいいでしょう。

ここでは、瓶ビールのラベルの剥がし方を紹介します。

まずは、水やお湯につける方法。ぬるま湯に10分ほどつけておくと徐々に剥がれていきます。でも、長く入れても剥がれる気配がない場合は、少し熱めのお湯でチャレンジしてみてください。角や端の部分からゆっくりと剥がせれば、うまくいきます。

二つめは、お湯で剥がれなかった場合。あまり長く水やお湯につけておくと紙が弱くなってしまいますから、1晩お湯につけても剥がせないものは方法を変えましょう。瓶とラベルの間に、カッターを入れて少しべたつくようならドライヤーが有効。ドライヤーの熱風を吹き付けながら少しずつ剥がしていきます。熱風でやけどしないように気をつけてください。

三つめは、お湯で完全に剥がれないラベルと瓶の間に、スクレイパーというへらのようなもの、またはカッターを差し込む方法。こちらは慎重にゆっくり剥がす根気が必要です。

ワインには強力な粘着性のある透明シールを貼ってラベルを剥がす「ワインラベルレコーダー」というものがあります。こちらを活用する方法もありますね。

ビールラベルのコレクションは、ビール好きをさらに加速させることになるかもしれません。

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