健康美容に効果アリ?な日本酒風呂。余った日本酒で挑戦したい!
美容に関心の高い女性が実践していることで、話題になっている日本酒風呂。じつは、昔から「酒風呂に入ると体が温まる」「肌がつるつる、すべすべになる」といわれてきました。いつものお風呂に日本酒を入れるだけの手軽な入浴法。その効果や酒の選び方などをお伝えします。
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日本酒が美肌に導いてくれるわけ
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酒造りをする杜氏の手肌が美しいのは、日本酒に含まれる天然アミノ酸やビタミンなどに触れているおかげといわれています。日本酒風呂なら、入浴で体が温まることに加え、アルコールが血管をさらに拡張し、これらの美容成分がより全身に吸収されやすくなるそうです。通常の入浴よりも発汗や代謝を促進してくれるので、新陳代謝の促進や疲労回復など、デトックス効果も期待できるといわれています。もちろん冷え性の人にもおすすめ。
古くから親しまれている日本酒の良さを再認識し、健康や美容にも取り入れてみてください。
日本酒風呂の作り方、入り方
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38~39度のぬるめのお湯を湯船にはり、日本酒を250cc程度入れましょう。じっとりと汗が出てくるまでゆっくり15~20分程ゆっくりつかります。ほんのり香る日本酒でリラックス効果も抜群!
日本酒は高価なものでなくても大丈夫です。原材料に米、米麹と書かれている日本酒であれば、安いもので十分。自宅に余った日本酒があればぜひ試してみてください。また、アルコールに酔いやすい人は、日本酒の量を減らして調整しましょう。
日本酒風呂におすすめのお酒とは
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お風呂に入れる日本酒は、お米と米麹、水だけでできた「純米酒」がおすすめです。純米酒には肌の保湿に欠かせない天然アミノ酸がたっぷり含まれ、お風呂上りの肌が吸い付くようにしっとりしたうるおいが期待できます。また、血液の流れをよくし、新陳代謝を促進して体の芯から手足の先まで温めてくれる作用もあるといわれています。湯冷めしにくく、たっぷり汗が出るのも特長です。
日本酒の成分はもちろん、ほのかな香りや湯船に注ぐ特別感が、心も体も満たす贅沢なバスタイムを演出してくれるはずです。今夜早速、自分へのご褒美にいかがですか。