アメリカのクラフトディスティラリーに注目!

アメリカのクラフトディスティラリーに注目!

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クラフトディスティラリーとはなにか?

Brandon Bourdages/ Shutterstock.com

ビールの世界で注目を集めているクラフトビール。原料や水、本場ドイツやアメリカなどで学んだ技術を使い、小さな醸造所で少量しか造られないビールは、クチコミなどでたいへんな人気です。

じつはウイスキーも、ウイスキー愛好家の注目を集める「クラフトディスティラリー」というものがあります。手造り(クラフト)で少量生産を行う蒸留所のことです。アメリカではなんと400以上あるといわれ、歴史を持つ古い蒸留所もあります。その中で、日本でも手に入るクラフトディスティラリーのウイスキーを紹介します。

シカゴ初の蒸留所「コーヴァル」

Jake Hukee/ Shutterstock.com

禁酒時代以降に、シカゴで初めて設立された蒸留所が「コーヴァル」です。原料はすべて有機栽培で作られたオーガニックを使用。酵母や酵素もオーガニック認定のものを使う徹底ぶりです。オーガニックの原料が活きる香りが豊かに仕上がるように、すべての工程を蒸留器と電子機器とを連動させながら蒸留する、最新鋭の技術を駆使しています。

「コーヴァル バーボン」は、2014年 にインターナショナルウイスキーコンペティションで金賞を受賞するなどその実力はウイスキー愛好家の中でもよく知られた存在です。

伝統を受け継ぐ「ミクターズ」

Dulin/ Shutterstock.com

「ミクターズ」は、1753年にペンシルバニア州に創業したアメリカでもっとも古い蒸留所で、アメリカ独立戦争時には「ミクターズ」のウイスキーで体を温めたという逸話がるほど歴史があります。一時期閉鎖されていましたが、ケンタッキー州ルイヴィルで復活し現在にいたっています。

品質のよい原料をさらに厳選し熟成させたウイスキーは、高級ウイスキーのひとつとして地元の人だけでなく世界のウイスキー好きに愛されています。

テキサスにある「バルコネズ」

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2008年にテキサス州ウェーコに設立された比較的新しい蒸留所。高架下の溶接工場を改装し、蒸留器やタンクなどすべてを自分たちで製作し、思い描いていた通りの工場を完成させるこだわりようです。

原料一つひとつも、自分たちでじっくり吟味し目の届く範囲で蒸留を行っているため生産も少量。見つけたら、いち早く手に入れたほうがよさそうです。「バルコネズ ワン テキサス シングルモルト」は、バナナやハチミツのような香り、焦した砂糖のような濃厚な味わいが特徴です。

蒸留所の技術やこだわりの垣間見えるクラフトディスティラリーのウイスキーを、ぜひ試してみたいですね。

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