昔から愛されるウイスキー、ブレンデッドスコッチを楽しむ

昔から愛されるウイスキー、ブレンデッドスコッチを楽しむ

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祖父や父の時代から人気のスコッチ

Alexey Lysenko/ Shutterstock.com

日本で海外のウイスキーが一般大衆に広く普及したのは、第二次世界大戦後のこと。経済の高度成長とともにウイスキー市場は拡大し、ウイスキーを嗜むことはビジネスマンにとって一種のステイタスにもなりました。そのときもっとも人気があったウイスキーが、スコッチのブレンデッド。ジョニーウォーカーブラックラベル、オールドパー、バランタインといった高価なウイスキーをボトルキープすることは、多くのビジネスマンにとって憧れでした。

また、海外旅行や出張から持ち帰る土産としてもスコッチのブレンデッドは大人気に。今の若い世代のなかには、子どもの頃の自宅や祖父母の家で、ウイスキーボトルがリビングのサイドボードのなかに大事そうにしまわれていた光景がよみがえる人も多いのではないでしょうか。

風格と威厳を持つ「オールドパー」

日本に最初に紹介されたブレンデッドウイスキーといわれる「オールドパー」。1873年に岩倉具視の欧米使節団が日本に持ち帰ったことでも有名です。高度経済成長期の日本では田中角栄や吉田茂ら歴代の首相たちも愛飲していたという、まさに高級ブレンデッドウイスキーの代表格。

クラックル・パターンというひび割れ模様がデザインされたどっしりと背の低いスクエアボトルは、成功者の証にふさわしい風格と威厳を感じさせます。味わいの特徴は、フルーティーで甘い香りとまろやかな口当たり。スペイサイドのクラガンモア蒸留所の原酒を主にした芳醇な味わいは和食にも合わせやすく、日本人好みの味といえるでしょう。

初心者でも飲みやすい「カティサーク」

Olga Popova/ Shutterstock.com

威圧感のあるオールドパーとは対照的な、ライトグリーンのボトルに19世紀に活躍した帆船カティサーク号を描いた爽やかな見た目の「カティサーク」。その味わいも見た目と同様、ライトでスムース。柑橘系でフローラルな香りもエレガントです。ウイスキー初心者にも飲みやすく、ハイボールにもぴったりの銘柄といえるでしょう。ライトで飲みやすいことが一番の特徴ですが、グレンロセスやマッカランなどスペイサイドのモルトを主にブレンドし、上質な味わいであることは間違いありません。

そのほか人気のブレンデッドスコッチ

上記2銘柄のほか、「ジョニーウォーカー」や「バランタイン」、「シーバスリーガル」がブレンデッドスコッチの王道。そのほかにも有名なブレンデッドスコッチは数多くあり、「ホワイトホース」も手に入りやすく飲みやすいブランドです。

主要モルトはピート香の強いアイラモルトのラガヴーリンで、そこにグレンエルギンなど甘味のあるスペイサイドモルトを加えることにより、ピート香となめらかさを併せ持つ絶妙な味わいを実現。なかでも日本向けの銘柄「ホワイトホース12年」はスイートな味わいで、ストレートでもたのしみやすいと言われています。

父や祖父の時代から愛されてきたブレンデッドウイスキー。たまには、家族でグラスをかたむけるのもいいかもしれません。

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