長野にある千曲川ワインバレーの優れたワイナリーを紹介

長野にある千曲川ワインバレーの優れたワイナリーを紹介
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千曲川ワインバレーとは

千曲川ワインバレーとは

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長野県に大小25のワイナリーを有する「信州ワインバレー」。この「信州ワインバレー」は立地や気候に合わせて4つのバレーに分けられていますが、その1つである千曲川ワインバレーは、近年、個人のワイナリーが増えてきている注目エリアです。気候・土壌は欧州系のブドウ品種の栽培に適しており、メルロー、シャルドネのほか、カベルネ・ソーヴィニヨン、ピノ・ノワールなどが栽培されており、その品質の高さを生かして数々の人気ワインが生み出されています。

千曲川ワインバレーでは、地域を上げてワイン造りを促進しており、中堅のワイナリーが新たなワイナリーを誘致するための活動を積極的に行っています。

小ロットで良質なワインを生み出す「はすみふぁーむ」

小ロットで良質なワインを生み出す「はすみふぁーむ」

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長野の千曲川ワインバレーには優れたワイナリーが点在しています。そのひとつは「はすみふぁーむ」。理想のブドウを栽培したいという信念のもと、2005年に東御市に移り住み、ブドウ畑を開墾したオーナーの蓮見喜昭氏。2009年に委託醸造によってはじめてワインをリリース。翌年にはワイナリーを立ち上げ、2011年より醸造を開始。2013年に(株)はすみふぁーむとしての歩みをスタートしました。

蓮見氏の畑ではシャルドネやメルロー、ピノ・ノワールといった欧州種を始め、日本固有の品種、甲州などが栽培されており、その生産量も着々と増えています。蓮見氏が生み出す小ロットのワインは、どれもこだわりの逸品ぞろい。蓮見氏が「日本一小さなワイナリー」と自称する「はすみふぁーむ」。最近ではSNSなどでの情報発信で全国にファンが広がり、今後の活躍がより一層期待されています。

歴史ある造り酒屋が「西飯田酒造」が生み出すワイン

歴史ある造り酒屋が「西飯田酒造」が生み出すワイン

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西飯田酒造店は、江戸末期創業の歴史ある造り酒屋です。ここでは「信濃光」や「積善(せきぜん)」などの銘酒を生み出す傍ら、自社畑で獲れるブドウでワイン造りも行っています。

こちらで人気なのが、日本酒造りでも用いられる花酵母を使って造られる「信州の地ワイン メローズ」です。造り酒屋のワインらしく、一升瓶に詰められて売られているこのワインは、ブドウのフレッシュさをたのしむことができるのが魅力。生産規模は小さいながら、日本酒づくりのプロならではのこだわりが詰まったワインの味わいが評判です。

地元の農家4軒が設立した「たかやしろファーム」

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