世界一のウイスキー消費国インドと アジアの新鋭台湾のウイスキーをチェック

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5大ウイスキーを脅かす!? ニューワールドウイスキー

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ウイスキーを飲む、というとたいていは、世界の5大ウイスキーを選ぶことが多いでしょう。5大ウイスキーといえば、アイリッシュウイスキー、スコッチウイスキー、カナディアンウイスキー、アメリカンウイスキー、そしてジャパニーズウイスキーです。

しかしながら、近年注目を浴びているのが、インドと台湾です。インドはじつは、世界最大のウイスキーなど蒸留酒の消費国(IPSOS2013年より)。そして、台湾は2000年代に入って設立された蒸留所が造るウイスキーが、インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティションの上位に入っています。

ここでは5大ウイスキー以外のインドと台湾のウイスキーを紹介します。

世界が認めたインドのウイスキー

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インド産のシングルモルトの蒸留所として、ウイスキー通の中ではすでに知られた存在のアムレット蒸留所。「アムレット」とは、サンスクリット語で「人生の霊酒」を意味します。1948年設立当時は、簡単なブレンディングとボトリングの機械を備えた小さな工場でした。80年代初頭に、モルトウイスキーを生産するようになります。

しかし、当時のインドにはシングルモルトはあまり受け入れられなかったため、サトウキビを蒸溜したアルコールとモルトウイスキーをブレンドした「マッキントッシュ・プレミアムウイスキー」を生産、するとこれがインドの人々にたいへんな人気だったそうです。この人気を経て、1987年には現在のアムレット蒸溜所を新設することになりました。

代表銘柄の「アムレット・フュージョン」は、ウイスキー・バイブルの著者で著名なジム・マーレイ氏が、2010年の著書の中で100点満点中97点という高得点を付け、その味わいを「世界第3位のウイスキー」と称しました。ほかにもモルト・マニアックス・アワード2008にて最高賞「ノンプルスウルトラ賞」を受賞。品質の高さと味わいは、ウイスキー愛好家の注目の的です。

ウイスキーファンの注目を集める台湾のウイスキー

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そして、近年注目を集めている蒸留所が台湾にもあります。それが、金車ウイスキー蒸溜所(カバランウイスキー)です。「カバラン」とは、蘭陽平原に最初に住み着いた農耕民族のことです。

台湾は、もともとウイスキーを蒸留する技術を持ち合わせていませでしたが、カバランウイスキーの創業者を始め研究開発チームがスコットランドや日本を含む世界各地で技術を学び、100種類以上の銘柄を調査した上でウイスキー蒸留所の立ち上げがスタートしました。2008年12月にウイスキーの発売が開始され、初年度には300万本、2年後には蒸留器を2器増設して年900万本の製造能力を持つ蒸留所になります。

カバランウイスキーがある宜蘭(ぎらん)は、中央山脈と雪山山脈が育んだ清浄な水源から流れる湧水を豊富に使える土地です。この良質な水を中心に、オーク樽で熟成。また、台湾の亜熱帯気候は、早期熟成に適しているため、まろやかで独自な味わいを生み出しています。

「カバラン クラシック シングルモルトウイスキー」は、2011年にインターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティションで金賞を受賞、そのほか多くの受賞歴があり、その質の高さは世界のお墨付きです。

世界のウイスキー愛飲家をもうならすウイスキーが、どんな味わいなのか飲んでみたくなりますね。

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