プレミアム焼酎といえばまずコレ。芋焼酎「鹿児島御三家」の魅力

プレミアム焼酎といえばまずコレ。芋焼酎「鹿児島御三家」の魅力

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鹿児島の芋焼酎

鹿児島といえば芋焼酎の本場です。鹿児島の芋焼酎の歴史は、江戸時代の中期から数えて約300年。米が育ちにくい土地柄にあり、雑穀や芋に注目し焼酎造りが行われ、今では鹿児島産のサツマイモと水を用いて造られた焼酎を「薩摩焼酎」と呼んでいます。

サツマイモの独特な甘い香りと味わいの焼酎は愛飲者が多く、とくに、これから紹介する3つの銘柄は「3M」といわれ、なかなか手に入らない酒としてあこがれの対象となっています。

「森伊蔵」

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ここで紹介する3銘柄の芋焼酎は「プレミアム芋焼酎」と呼ばれ、とくに入手困難なもの。焼酎ブームの落ち着いた現在でもなかなかお目にかかれませんが、もし、お店でみつけたら、手に入れて飲んでみたいですね。

1885年創業の森伊蔵酒造は、鹿児島県垂水市にある約150坪の小さな蔵元です。「森伊蔵」は、鹿児島県産のサツマイモ、コガネセンガンを使い、伝統的な「かめ壺仕込み」でじっくり熟成発酵された芋焼酎です。人気が高くなっても生産拡大せず、品質が保てる量のみを生産しているため、なかなか手に入りにくいのです。

芋独特の香りは弱くフレッシュな香り、甘味のあるまろやさがあり上品な味わいが特徴です。

「村尾」

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鹿児島県薩摩川内市にある村尾酒造で蒸留された「村尾」。ひとりの杜氏のみが、製造にかかわっているといわれています。原料の調達、製麹、仕込み、蒸留、ろ過など多岐に渡る焼酎製造をひとりで行っているとは驚きです。流通量が限られてしまうのは、致し方のないことでしょう。

コガネセンガンとシロユタカなどを使い、長期熟成させた「村尾」は、ふくよかな芋の香りと長期熟成のコクが味わえます。芋焼酎ならではの甘い芋の香りがしっかり堪能できるとあって、芋焼酎好きな人が一度は味わっておきたい芋焼酎の1銘柄です。

「魔王」

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鹿児島県肝属郡の白玉醸造で造られている「魔王」。この恐ろしげな名前は、「天使を誘惑し、魔界へ献上するための酒を調達する悪魔によってもたらされたお酒」であることにちなんでつけられたそうです。焼酎を樽熟成する際に蒸発してしまう分を「天使の分け前」というのですが、その「天使」を誘惑して魔界へ献上するお酒を到達している悪魔を「魔王」と呼んでいます。

名前とはうらはらに、フルーティーな香り、スッキリとした飲み口とやさしい甘味が口に広がります。芋焼酎初心者にも、飲みやすい味わいです。

すばらしい味わいにファンが殺到し、ますます入手困難になってしまった鹿児島御三家焼酎。鹿児島にはおいしい焼酎がたくさんありますから、自分だけの「御三家」を見つけるのもおもしろいかもしれませんね。

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