日本酒界に新たな風!?「スパークリング日本酒」を飲んでみよう!
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最近人気のスパークリング日本酒の魅力とは?
スパークリング日本酒は、発泡日本酒、発泡清酒などとも呼ばれ、その名の通り炭酸ガスを含む日本酒です。シュワシュワとした爽やかな飲み口と、アルコール度数は5~12度と低めのものが多く、女性や日本酒初心者でも飲みやすいと注目されています。
発酵途中で瓶詰めするタイプと、できあがった日本酒に炭酸ガスを添加するタイプの2種類。爽やかな発泡を感じるものから、日本酒らしい味わいの濁りのあるタイプ、本格的なシャンパーニュタイプまでいろいろ。スパークリング日本酒の歴史は比較的浅く、今後の発展が期待できる分野となっています。
和製シャンパンと呼ばれる瓶内二次発酵タイプ
一旦できあがった日本酒を瓶に入れ、新たに酵母や糖を入れて封をして瓶内で二次発酵させるタイプは、シャンパーニュと同じような方法で造られているため、和製シャンパンとも呼ばれています。きめ細やかなやさしい泡と米の上品な甘みを持ち、ワイングラスやシャンパングラスで楽しむのにぴったりです。なお、酵母が生きているため要冷蔵です。
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菌を生きたまま瓶詰めした活性にごりタイプ
アルコール発酵している途中の日本酒を、酵母が生きている状態で瓶詰めしたもの。荒い濾過しかしていないため、白濁したトロリとした状態になります。自然発酵が続いているため、瓶の蓋には小さな空気穴が開いていて、空気が抜けるようになっています。こちらも酵母が生きているので要冷蔵です。
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手軽さが魅力の炭酸ガス注入タイプ
できあがった日本酒に人工的に炭酸ガスを加えるタイプです。市販の炭酸飲料などで一般的に用いられている方法で、瓶の中で発酵させる手間がないため、手頃な価格で販売されています。コンビニエンスストアなどで売っているスパークリング日本酒はこのタイプのものが主流です。比較的安定した品質が保てるので、常温保存も可能なものが多いです。
洋食との相性もよく華やかな雰囲気になるなるスパークリング日本酒は、女性にも人気。パーティーや特別な日にスパークリングワインではなく、今後ますます注目のスパークリング日本酒で乾杯! はいかがでしょう?
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