ノンアルコールビールを飲んで運転しても大丈夫?運転できる条件や安心して飲める銘柄を紹介【Q&A付き】

ノンアルコールビールを飲んで運転しても大丈夫?運転できる条件や安心して飲める銘柄を紹介【Q&A付き】
出典 : たのしいお酒.jp編集部

ノンアルコールビールを飲んで運転しても、アルコール分0.00%なら問題ありません。ただし、酒税法上「ノンアルコール」とされる飲料と、運転前に選ぶべき飲料の基準は必ずしも一致しないため注意が必要です。ここでは、ノンアルコールビールの定義や運転できる条件、安心して飲める銘柄などを紹介します。

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ノンアルコールビールのなかでも、アルコール分0.00%のものなら運転しても問題ありません。大手ビールメーカーの見解と合わせて理由をみていきます。

結論|アルコール分0.00%なら運転しても問題ない

ノンアルコールビールを飲んで運転しても大丈夫?

shimi / PIXTA(ピクスタ)

ノンアルコールビールのなかでも、アルコール分0.00%のものなら運転前に飲んでも問題ありません。
大手ビールメーカー4社(アサヒビール、キリンビール、サッポロビール、サントリー/五十音順)も、アルコール分0.00%の商品について「運転前(運転中)でも飲用できる」と案内しています。

◆アサヒビールの場合
Q:ノンアルコールを飲んで車を運転しても大丈夫?
A:アルコール0.00%の炭酸飲料ですので、問題ありません。

出典 アサヒビール株式会社

◆キリンビールの場合
Q:キリンのノンアルコールビールテイスト飲料などを飲んで運転しても大丈夫でしょうか?
A:アルコール0.00%の炭酸飲料ですので、運転しても問題ありません。

出典 キリンビール株式会社

◆サッポロビールの場合
Q:ノンアルコール飲料を飲んだあとに運転しても大丈夫ですか?
A:アルコール分0.00%なので問題ありません。

出典 サッポロビール株式会社

◆サントリーの場合
Q:サントリーのノンアルコール飲料は、運転中・運転前に飲んでもいいですか?
A:サントリーのノンアルコール飲料は、アルコール分0.00%ですので問題ありません。

出典 サントリーホールディングス株式会社

なお、ノンアルコールビールを選ぶ際は、飲む前に缶やラベルの「アルコール分0.00%」表示を必ず確認しましょう。酒税法上は酒類に該当しない飲料でもアルコールを含む商品があります。飲酒運転は法律で禁止されているため、表示の確認を習慣にしましょう。

ノンアルコールビールでも飲酒運転になる可能性がある?

ノンアルコールビールでも飲酒運転になる可能性がある?

たのしいお酒.jp編集部

「ノンアルコール」と聞くと、すべて運転前に飲めるイメージを持つ人もいるかもしれませんが、酒税法上の「ノンアルコール」と、運転前に選ぶべき飲料の基準は異なります。
たとえば、「微アル」の略称で親しまれている微アルコール飲料は、酒税法上は酒類に該当しませんが、アルコールを含んでいるため、飲んで運転することはできません。

まずは、ノンアルコールビールの定義を確認しておきましょう。

ノンアルコールビールの定義はアルコール分1%未満

日本の酒税法(第二条)では、アルコール分1%以上の飲料を酒類と定めています。そのため、一般的にビールテイスト飲料と呼ばれるアルコール分1%未満の商品は酒類に該当せず、清涼飲料として扱われます。

つまり、酒税法上はアルコール分0.00%の商品だけでなく、0.5%や0.7%の微アルコール飲料も酒類には該当しません。とはいえ、酒税法上「酒類ではない」ことと、運転前・運転中に飲めることは別の話です。アルコールを含む微アルコール飲料を飲んで運転することはできません。

0.00%を除くアルコール分1%未満のビールを飲んで運転すると飲酒運転になる

years / PIXTA(ピクスタ)

0.00%を除くアルコール分1%未満のビールを飲んで運転すると飲酒運転になる

酒税法上は酒類に該当しないアルコール分1%未満のビールでも、アルコールを含んでいる以上、運転前や運転中に飲むことはできません。

実際に、アルコール分0.7%の微アルコールビール「サッポロ The DRAFTY」を販売しているサッポロビールでも、公式サイトで以下のように案内しています。

Q:微アルコール商品は、運転する時に飲んでも問題無いですか?
A:アルコールを含んでいるため、運転者は飲用をおやめください。
※飲酒運転は法律で禁止されております。

出典 サッポロビール株式会社

道路交通法では酒気帯び運転や酒酔い運転に基準が設けられていますが、アルコールの影響には個人差があります。同じ量を飲んでも、体質や体格、その日の体調などによって呼気中アルコール濃度は変わるため、「1%未満だから大丈夫」と判断することはできません。アルコールを含む飲料は、運転前や運転中には絶対に飲まないようにしてください。

(参考)
警察庁|飲酒運転の罰則等

ノンアルコールビールで乾杯

たのしいお酒.jp編集部

0.00%なら飲酒運転にならない! ただし飲む前に確認を

現在日本で流通しているノンアルコールビールの多くは、アルコール分0.00%です。そのため、飲んだあとも問題なく運転できます。

じつは、ビールらしい味わいを再現するための製造工程で微量のアルコールが生じることから、アルコール分0.5%程度のビールテイスト飲料が流通していた時期もありました。アルコールを生成しない製法や、通常の製法で醸造したビールからアルコール分を取り除く製法が普及した現在では、アルコール分0.00%でも本格的なビールのような味わいをたのしめるようになりました。

ノンアルコールビールは、通常のビールや微アルコール飲料と同じ売り場に並んでいることが多く、缶のデザインもよく似ている場合があります。運転前や運転中に飲む場合は、「アルコール分0.00%」表示のある商品を選びましょう。

※海外メーカーの商品には、「0.0%」と表示されているものがあります。詳しくは、パッケージの表示やメーカーの公式サイトをご確認ください。

ドライバーも安心して飲めるノンアルコールビール銘柄

編集部が太鼓判! 運転前でも安心して飲めるノンアルコールビールのおすすめ銘柄を紹介します。
プリン体やカロリーは商品によって異なります。気になる方は、栄養成分表示やメーカー公式サイトで確認してから選びましょう。

※ここで紹介する100mlあたりの成分は、食品表示基準をもとにまとめています。プリン体については、100mlあたりプリン体0.5mg未満をプリン体ゼロと表示。

アサヒドライゼロ/アサヒゼロ|アサヒビール

アサヒドライゼロ 350ml缶

出典:アサヒビール株式会社サイト

「アサヒドライゼロ」はビールに近い味を目指した人気の1本。クリーミーな泡とドライなのどごし、料理に合うスッキリした味わいが特長です。
クリーミーな泡が湧き出す「アサヒドライゼロ 泡ジョッキ缶(数量限定)」もおすすめ。
カロリー0kcal/糖質0g/プリン体0~1.0mg(100mlあたり)

アサヒゼロ 350ml缶

出典:アサヒビール株式会社サイト

「アサヒゼロ」は、原料に国産小麦を使用。“濃厚なビールを醸造してから、アルコール分を完全に取り除き、通常の倍以上のうまみ成分を残す”ブリューゼロ製法を採用した、味へのこだわりが生きた1本です。
カロリー28kcal/糖質6.9g/プリン体6.0mg(100mlあたり)

脂肪の多い食事を摂りがちな人や血中中性脂肪が気になる人は、特定保健用食品の「アサヒヘルシースタイル」もおすすめ。

発売元:アサヒビール株式会社
「アサヒドライゼロ」ブランドサイトはこちら
「アサヒゼロ」ブランドサイトはこちら
「アサヒヘルシースタイル」ブランドサイトはこちら

キリン本格醸造ノンアルコール ラガーゼロ/キリン グリーンズフリー|キリンビール

キリン本格醸造ノンアルコール ラガーゼロ 350ml缶

画像提供:キリンホールディングス株式会社

「キリン本格醸造ノンアルコール ラガーゼロ」は、ホップの苦味や爽快なのどごしが感じられるラガータイプのビールから、アルコールを取り除く「ラガービールテイスト製法」でつくられたノンアルコール・ビールテイスト飲料。飲みごたえがありながら、飲みやすく飲み飽きない、ビールに近いおいしさです。
カロリー21kcal/糖質5.0g/プリン体11 mg(100mlあたり)

キリン グリーンズフリー 350ml缶

画像提供:キリンホールディングス株式会社

「キリン グリーンズフリー」は麦芽適温仕込み製法で麦とホップの素材のよさを引き出した、豊かな味わいのノンアルコールビールテイスト飲料。厳選された3種のホップがさわやかに香ります。
カロリー6kcal/糖質1.5g/プリン体0〜2.3mg(100mlあたり)

カロリー・糖質・プリン体ゼロにこだわりたい人には機能性表示食品の「キリン カラダFREE」もおすすめ。

発売元:キリンビール株式会社
「キリン本格醸造ノンアルコール ラガーゼロ」ブランドサイトはこちら
「キリン グリーンズフリー」ブランドサイトはこちら
「キリン カラダFREE」ブランドサイトはこちら

サッポロ プレミアムアルコールフリー|サッポロビール

サッポロ プレミアムアルコールフリー 350ml缶

出典:サッポロビール株式会社サイト

麦芽100%麦汁を使用。ビールと同じ仕込製法で麦芽のおいしさを生かした、コクとうまみのノンアルコールビールテイスト飲料。
カロリー12kcal/糖質2.9g/プリン体3.5mg(100mlあたり)

発売元:サッポロビール株式会社
ブランドサイトはこちら

オールフリー|サントリー

サントリー オールフリー 350ml缶

画像提供:サントリーホールディングス株式会社

アルコール分だけでなく、カロリーや糖質、プリン体もゼロのノンアルコールビアテイスト飲料。ビールと同じ二条大麦麦芽の一番麦汁だけを使用し、厚みとコクのある味わいに仕上げています。
カロリー0kcal/糖質0g/プリン体0mg(100mlあたり)

爽快ライムが香る「オールフリー ライムショット」、フルーティーな香りが魅力の「オールフリー エールテイスト」もおすすめ。
内臓脂肪が気になる人は、機能性表示食品「からだを想うオールフリー」も試してみてください。

発売元:サントリー株式会社
ブランドサイトはこちら

ノンアルコールビールに関するよくある質問

ノンアルコールビールに関するFAQをまとめました。

Q.運転中に飲んでも大丈夫?検問で止められたら?

A. アルコール分0.00%なら、飲みながら運転しても問題ありません。

ただし、缶やラベルが通常のビールとよく似ているため、警察官がお酒と見間違える可能性はあります。停止を求められた場合はあわてず指示に従って、ノンアルコールビールであることを伝えましょう。

アルコール探知機による呼気検査を求められた場合も、アルコール分0.00%の商品であれば問題ありません。

ノンアルコールビールでも飲酒運転になる可能性がある?

おくやまひろし / PIXTA(ピクスタ)

0.00%なら子どもが飲んでも問題ない?

A. アルコール分0.00%でも、子どもが飲むことはおすすめできません。

ノンアルコールビールはアルコール分0.00%の商品であれば酒類には該当しませんが、ビールに近い味や香りに慣れることで、将来的な飲酒につながるおそれがあると考えられています。

大手ビールメーカーでは未成年者の飲用を推奨しておらず、公式サイトなどで見解を発表しています。

◆アサヒビールの場合
Q:ノンアルコールを20歳未満者が飲んでも大丈夫?
A:法律上問題はありませんが、20歳未満の方の飲用はお薦めしません。本商品は、20歳以上の方の飲用を想定して開発しました。

出典 アサヒビール株式会社

◆キリンビールの場合
現在キリンで発売しているノンアルコール飲料はアルコール0.00%ですが、お酒が飲用できる20歳以上の方の飲用を想定して開発している商品です。
法律上の問題はないものの、ビール風味の炭酸飲料であることからお酒を飲用するきっかけになる恐れがあるため、20歳未満の方の飲用はお勧めしません。

出典 キリンビール株式会社

◆サッポロビールの場合
Q:ノンアルコール飲料を20歳未満が飲んでもいいのでしょうか?
A:法律上は20歳未満の方が飲用されても問題ありませんが、ビールテイストの炭酸飲料のため、20歳未満の飲用はお薦めしません。本商品は20歳以上の飲用を想定・推奨しています。

出典 サッポロビール株式会社

◆サントリーの場合
Q:サントリーのノンアルコール飲料は、子どもが飲んでも大丈夫ですか?
A:あくまで20歳以上の方を対象につくられた商品です。法律上問題はありませんが、アルコールを飲用するきっかけとなる恐れもあるため、20歳未満の方の飲用はお止めください。
また、大人も子どもにすすめないでください。

出典 サントリーホールディングス株式会社

飲酒に関する連絡協議会が定めた「酒類の広告・宣伝に関する自主基準」でも、未成年者の飲用を想起・推奨するような広告や販売促進を行わないことが示されています。

(参考)
厚生労働省|酒類の広告・宣伝及び酒類容器の表示に関する自主基準

妊娠中の女性の画像

アラヤシキ / PIXTA(ピクスタ)

妊娠中や授乳中も飲める?

A. アルコール分0.00%の商品であれば、20歳以上の妊娠中・授乳中の人でも飲めます。

アルコール分0.00%のノンアルコールビールはアルコールを含まないため、妊娠中や授乳中でも飲むことができます。実際に、多くのビールメーカーでも妊娠中・授乳中の飲用は問題ないと案内しています。

◆アサヒビールの場合
Q:妊娠中や授乳期に飲用しても大丈夫?
A:アルコール分0.00%の炭酸飲料ですので、問題ありません。

出典 アサヒビール株式会社

◆キリンビールの場合
Q:キリンのノンアルコール飲料は妊娠・授乳中でも飲めますか?
A:アルコール0.00%を実現しておりますので、妊娠・授乳期間にお召しあがりになっても、アルコールを摂取することにはなりません。ご安心ください。
原材料・栄養成分は容器に記載しておりますので、ご心配なことがありましたら、あらかじめかかりつけのお医者様にご相談ください。

出典 キリンビール株式会社

◆サッポロビールの場合
Q:ノンアルコール飲料を妊産婦・授乳中の女性が飲用しても大丈夫ですか?
A:アルコール0.00%なのでアルコールによる影響はありません。

出典 サッポロビール株式会社

◆サントリーの場合
Q:サントリーのノンアルコール飲料は、妊産婦(妊婦)・授乳中の女性が飲んでも大丈夫ですか?
A:サントリーのノンアルコール飲料はアルコール分0.00%のため、アルコールによる影響はありません。アルコール以外の原材料によるお体への影響はわかりかねるため、製品に記載されている原材料をご確認いただき、ご心配な場合は医師にご相談ください。

出典 サントリーホールディングス株式会社

先述したように、日本のビールメーカーのノンアルコールビールは、20歳以上を対象につくられています。20歳未満の妊娠中・授乳中の人は、飲用を控えるようにしてください。

ノンアルコールビールは、飲酒運転による重大事故を防ぐうえでも役立つ選択肢です。運転する日はもちろん、飲酒習慣を見直すきっかけとしても、ノンアルコールビールを上手に取り入れてみてはいかがでしょうか。
また、近年は、あえてお酒を飲まない「ソバーキュリアス」というライフスタイルも広がっています。気になる人は、関連記事も参考にしてください。

(参考)
政府広報オンライン|飲酒運転は絶対に「しない!」「させない!」

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