【お酒の銘柄 漢字クイズ】大阪府の日本酒編 〜回答と解説〜
たのしいお酒.jpがお届けする難読銘柄の漢字クイズ!大阪の日本酒編の回答です。さて、あなたはいくつ正解できましたか?
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1. 呉春(ごしゅん)
呉春は「ごしゅん」と読みます。
呉春は、池田の酒造りの栄枯盛衰を経て江戸時代中期に創業し、今なお「池田酒」として愛されています。
呉春は、五月山から流れる地下水脈の伏流水を自家井戸より汲み上げて仕込み水として使用しており、一升瓶のみのスタイルを貫いているのも特徴です。
呉春の銘柄名の由来は、2つの説があります。1つ目は、池田が「呉服(くれは)の里」と呼ばれた歴史に由来します。2つ目は、江戸時代の画家、松村呉春の名を取ったというものです。
蔵元名:呉春株式会社
所在地:大阪府池田市綾羽一丁目二番二号
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2. 酣楽酒(かんらくしゅ)
酣楽酒は「かんらくしゅ」と読みます。
利休蔵は、明治32年に創業し、平成25年まで114年間、神戸市東灘区にて酒造。平成26年から堺市堺区北花田口町で清酒製造を開始し、平成28に現在地へ移転しました。
利休蔵の魅力は、小仕込みと手造りによる伝統的な製法を通じて先人の知識と技術を受け継ぎつつ、科学的解析を通じて新たな麹やもろみのコントロール方法を若い世代に伝えていく取り組みが行われている点にあります。
酣楽酒の銘柄は、「酉」と「甘」を合わせた文字「酣」からきています。「甘い」という言葉は甘さだけでなく、酒の良さを指しています。
蔵元名:株式会社 利休蔵
所在地:大阪府堺市堺区甲斐町西3丁3-4
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3. 國乃長(くにのちょう)
國乃長は「くにのちょう」と読みます。
壽酒造株式会社は、文政五年(1822年)に創業し、日本最古の銘醸地と言われる摂津富田郷で大阪の酒を造り続けています。
國乃長は、精米歩合60%の旨みを残した原料米を用いながら、協会酵母1801号を使用して醸されます。おすすめの飲み方は、お燗酒とされていますが、全ての温度帯で美味しくたのしむことができます。
「國乃長」という名前は創醸当時からのもので、「醸の国の長であらんとする」決意から名付けられました。
蔵元名:壽酒造株式会社
所在地:大阪府高槻市富田町三丁目26-12
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4. 上神谷(にわだに)
上神谷は「にわだに」と読みます。
上神谷は大正十年の創業以来、四代にわたり日本酒造りに携わっている北庄司酒造が醸す日本酒です。日本遺産に登録された泉佐野市日根野の地で「純粋で綺麗な味わいのお酒」を追求し続けています。
上神谷は大阪府堺市の上神谷地域「ゆにわの里」で農薬や化学肥料を使用せず、不耕起栽培で育てられた山田錦を100%使用して造られています。
「上神谷 純米吟醸酒」はG20大阪サミットの提供酒にも選ばれてています。
蔵元名:有限会社北庄司酒造店
所在地:大阪府泉佐野市日根野 3173
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5. 凡愚(ぼんぐ)
凡愚は「ぼんぐ」と読みます。
凡愚は、室町時代から400年以上の歴史を持つ中尾酒造が造る日本酒です。地元の伝統的な酒米で、栽培が難しいとされる「三島雄町(みしまおまち)」などを使用して酒造りに取り組んでいます。
「凡愚 大吟醸」は、厳選された酒造好適米「雄町」を45%まで精白し、超低温で発酵させた蔵元自慢の逸品です。
蔵元名:中尾酒造株式会社
所在地:大阪府茨木市宿久庄5丁目32−12
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