本格芋焼酎なのに果実香たっぷり。霧島酒造が原料芋から開発した「KIRISHIMA No.8」新発売

霧島酒造の新製品「KIRISHIMA No.8（ナンバーエイト）」について

「KIRISHIMA No.8」の原料芋「霧島8」について

霧島酒造では、本格芋焼酎のユーザーの裾野を広げるために、これまでにない芋焼酎を造ろうと検討が開始されました。

そこで着目したのが、芋焼酎の原料のさつまいも。
通常、さつまいもの育種（品種改良や新種育成）は、農研機構が中心となって行っているため、各焼酎メーカーは、既存の品種を選択して芋焼酎を製造していますが、霧島酒造では、2016年から独自に原料芋の育種を開始しました。

果実香が感じられる「KIRISHIMA No.8」を造るための原料芋を育種するために、霧島酒造で試みたさつまいもの組み合わせは37種類。

試行錯誤する中、その組み合わせの中で、ブラジル原産の「シモン1号」と茜霧島の原料芋の「玉茜（タマアカネ）」の二つの掛け合わせでできたさつまいもに、マスカットやだいだいの花、ライラックの花、レモングラスなどの香り成分があることがわかり、このさつまいもを原料として造られた芋焼酎は、果実感が感じられる焼酎になることがわかりました。

この霧島酒造が開発した新種の原料芋は「霧島8（キリシマエイト）」＊と呼ばれ、焼酎メーカーの自社単独育種として日本で初めて開発しました。
＊「霧島8」は、霧島酒造の自社呼称です。

「霧島8」は、37種類の組み合わせ中の8番目の組み合わせでできたさつまいもであったため、霧島酒造では「霧島8」と呼んでいます。

霧島酒造が育種に成功した新品種「霧島8」で造った芋焼酎には、香気成分（果実香など）が、芋焼酎の原料として有名な「コガネセンガン」で造った場合の14倍＊も含まれているそうです。
＊霧島酒造調べ

酵母は黒霧島で使用している酵母のほか、霧島酒造で独自開発した、華やかな香りを強く醸し出す「エレガンス酵母」＊を使用しています。
＊「エレガンス酵母」は、霧島酒造の自社呼称です。

エレガンス酵母

新品種「霧島8」を原料として造られる、本格芋焼酎「KIRISHIMA No.8」からは、白ブドウ・マスカット、みかんなどの新鮮な果実や、エルダーフラワーなどの白い花などの香りを感じることができます。

果実香が感じられる「KIRISHIMA No.8」の美味しい飲み方は

本格芋焼酎の「KIRISHIMA No.8」は、華やかな香りと新鮮な果実を思わせる瑞々しい味わいを特徴としています。

霧島酒造推奨のおすすめの飲み方は「氷なし炭酸割り」です。

■作り方
・KIRISHIMA No.8と炭酸水を冷蔵庫でよく冷やす。
・シャンパングラスを用意する。
・KIRISHIMA No.8と炭酸水を1：2の割合で注いでできあがり。

炭酸のシュワシュワ感が抜けてしまわないよう、先にKIRISHIMA No.8を注ぎ、次に炭酸水をやさしく注ぐのが美味しく作るコツです。

そのほか、ロック、水割り、お湯割りなどでも美味しく飲むことができます。

「KIRISHIMA No.8」と相性の良いフードは

モヒート風カクテルにアレンジしても美味しくいただけます。

「KIRISHIMA No.8」のフルーティーな香りと軽快な味わいは、「淡泊な白身魚や鶏肉にハーブを利かせた料理」や「香りの強いチーズ（チェダーチーズ、ブルーチーズ、カマンベールチーズ）」など、洋食系と非常に相性が良いです。

当面は、関東エリア1都7県の限定発売です

霧島酒造によると、原料芋の「霧島8」は、苗を増やし収量増を計画していますが、当面は首都圏の1都7県での発売となります。（東京、埼玉、千葉、神奈川、茨城、栃木、群馬、山梨）

当初、発売エリアは限定されますが、販売される業態や店舗は限定せずに、お酒を販売することができる幅広い店舗で販売されます。

これまでの本格芋焼酎のイメージを変えてしまうくらい斬新な芋焼酎です。
機会がありましたら、新しい芋焼酎の味わいをぜひ体験してみてください。

製品概要

■商品名：「KIRISHIMA No.8」（キリシマナンバーエイト）
・品目：本格焼酎
・原材料名：さつまいも(九州産)、米こうじ(国内米)
・アルコール分 ：25%
・内容量：490ml
・容器：瓶
・希望小売価格：1,050円(税抜)
・発売日：2023年2月14日(火)
・販売エリア：首都圏先行発売（1都7県：東京、埼玉、千葉、神奈川、茨城、栃木、群馬、山梨）

▼霧島酒造㈱ KIRISHIMA No.8公式サイトはこちら

▼KIRISHIMA No.8コンセプトムービーはこちら

＊商品価格などは、記事執筆時点のものとなります。ご購入の際には価格が異なる場合がありますのでご注意ください。