アルゼンチンのトップワイナリーの一つ「トリヴェント」から、オーガニック マルベックワイン新発売。
アルゼンチンワインの「トリヴェント」は、1996年にチリのワインメーカー「コンチャ・イ・トロ」によって設立。わずか20年足らずでアルゼンチンのトップワイナリーのひとつに成長した注目のワイナリーです。このたびトリヴェントから、マルベック品種のブドウを使用したオーガニックワインが発売されました。
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アルゼンチンワインと「トリヴェント」について
葡萄畑とアンデスの山々
アルゼンチンのワインについて
アルゼンチンのブドウの栽培面積は、国内合計で151,490ヘクタール、その内の70%が、アンデス山脈の麓にあるメンドーサ州にあり、ワイナリーも数多くあります。
アルゼンチンで栽培されているブドウ品種の中では、赤ワインを造る「マルベック」という黒ブドウ品種が特に有名で、アルゼンチンは、「マルベック」の生産量が世界一です。
何故アルゼンチンのメンドーサでマルベック種が多く生産されているのか、という理由は、もともとフランス・ボルドー地方で主要品種だったマルベック種ですが、19世紀、欧州のぶどうを襲った害虫被害によって、栽培の危機に陥った事をきっかけとしてフランスの農学者によってアルゼンチンにその苗木が持ち込まれました。
アルゼンチンの土壌や気候に合った品種として、マルベック種にフォーカスして、栽培技術・醸造技術を磨いた成果が実を結び、世界的な高評価につながっています。
「トリヴェント」はマルベック種に注力するメンドーサ州のワイナリー
「トリヴェント」ブランドのワインを生産する「ボデガ トリヴェント(BODEGA TRIVENTO)」は、アルゼンチンのメンドーサ州にあり、チリのコンチャ・イ・トロ社が1996年に設立した会社です。
「ボデガ トリヴェント」は、メンドーサにある4つのバレーの中に12のブドウ畑を所有し、栽培総面積は1,503ヘクタールにのぼります。ワインの輸出量は、アルゼンチン国内のワイナリーではトップ5に入る規模です。
また、サステナビリティの考えをアルゼンチン国内で初めて取り入れたワイナリーでもあり、ワイン造りにクリーンエネルギーを使用しています。
新発売のトリヴェント オーガニック マルベックについて
トリヴェント オーガニック マルベック
トリヴェント オーガニック マルベック2021
アルゼンチンではオーガニックワインを生産するワイナリーはまだ少なく、オーガニック マルベックを造るにあたり、過去5年にわたってブドウを栽培する場所を探し、2020年に、ウコバレーにあるブドウ畑でオーガニック認証を取得することができました。
ミレニアル世代やZ世代は特にオーガニック製品やサスティナブルな企業・ブランドに注目しており、日本でも、世界でもその消費が伸びています。
「トリヴェント オーガニック マルベック」は、深みのある濃い紫色の色調で、香りは、チェリーやカシスなどが感じられます。樽熟成をしていないことで、見た目のイメージに比べて思ったほど重い味わいではなく、フレッシュな感じさえします。
「トリヴェント オーガニック マルベック」は、果実香あふれる素直な味わいで、とても飲みやすいワインです。
定番品のトリヴェント レゼルバ マルベックとレゼルバ シャルドネについて
トリヴェント レゼルバ マルベックは高評価ワイン
トリヴェント レゼルバ マルベック
トリヴェント社にとって、最も重要で誇りに思っているワインがレゼルバ マルベックです。
マルベック100%で、メンドーサのウコバレー産のマルベックが50%、ルハンとマイプ産のマルベックを50%使用しています。
「トリヴェント レゼルバ マルベック」は、アルゼンチンのマルベックの特長がよく表現されているワインです。グラスの中のワインを見ると、鮮やかなきらめきとガーネットの輝きが感じられます。
香りは、チェリー、ストロベリー、カシスといった典型的なマルベックの香り。さらに、オークの香りやタバコやチョコレートといったアロマも感じ取れます。
味わいは、ソフトなタンニンでベルベットのようなソフトな口当たりですが、余韻は長く、ワインだけ飲んで満足できる味わいがあります。
「トリヴェント レゼルバ マルベック」は、フレンチおよびアメリカンオーク樽で熟成したワイン20%と、ステンレスタンクで6ヶ月間熟成したワイン80%をブレンドしており、肉料理との相性が抜群です。
「トリヴェント レゼルバ マルベック 2019」は、影響力の強い「ジェームス・サックリング(JamesSuckling.com)で92点の高評価を受けています。
樽貯蔵庫
トリヴェント レゼルバ シャルドネは標高1200mの畑のブドウを使用
トリヴェント レゼルバ シャルドネ
「トリヴェント レゼルバ シャルドネ」に使用されているブドウは、メンドーサ州内で最も標高が高いぶどう栽培地域であるウコバレーの、標高1200mの畑で収穫されたシャルドネを使用しています。
このワインは6ヶ月間ステンレスタンクで熟成したワインとフレンチオーク樽で熟成させたワイン20%をブレンドしており、グリーンの輝きを伴った淡いイエローの色調で、フレッシュな酸が感じられる味わいです。また、バランスの取れたオークの香りもあります。
海老のシュリンプカクテルや鶏肉などの白身肉の料理によく合います。
アルゼンチンのワインはニューワールドの中でも人気の高いワインです。なかでもトリヴェント社のワインは、ヨーロッパ市場で2013年からアルゼンチンワインとしてNo.1の売上を誇っています。味わいもしっかりしていて、どなたにもおすすめできるワインですので、スーパーやお酒屋さんの店頭などで見つけたら、是非お試しください。
「トリヴェント」ワインは、下記のオンラインショップでも購入できます。
商品概要
■トリヴェント オーガニック マルベック
タイプ:ミディアムボディ
飲み頃温度:15~18度
アルコール度数:13.5度
容量:750ml
参考小売価格:1,600円
■トリヴェント レゼルバ マルベック
タイプ:ミディアムボディ
飲み頃温度:15~18度
アルコール度数:13.5度
容量:750ml
参考小売価格:1,608円
■トリヴェント レゼルバ シャルドネ
タイプ:辛口
飲み頃温度:8~12度
アルコール度数:13.5度
容量:750ml
参考小売価格:1,608円
輸入者および引取先は三菱食品株式会社です。
※商品価格は記事執筆時点のものとなります。ご購入の際には価格が異なる場合がありますのでご注意ください。
トリヴェント ブランドサイト (外国語)