おすすめワインアプリ8選!アプリでワインをもっと楽しもう
自分が飲んだワインの情報を記録できたり、手軽にワインを学べたりと便利で魅力的なワイン用アプリ。さまざまな機能を持っているワイン関連のスマホアプリの選び方や、記録・学習におすすめのアプリ8選を紹介します。
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ワインのアプリの選び方
ラベル記録アプリでワインのメモをランクアップ
「自分が飲んだワインの情報を記録して残したい」と考えているワイン愛好家は多いのではないでしょうか。飲んだワインの記録を残すことは、素敵なワインの思い出を保存できるだけでなく、自分の好みを知ることにもつながります。
ワインの情報を記録するためのアイテムには、飲んだワインの情報を効率的に記載できる「テイスティングノート」や、ワインのラベルをメモと併せてきれいに保存できる「ラベルレコーダー」などの便利グッズがあります。とはいえ、手作業で記録するのは少々手間がかかるので面倒に感じる人もいるかもしれません。
そんな人におすすめなのが、ワインの記録系アプリです。近年ではワインの記録を残すのに適したアプリが多数登場しています。アプリを利用すれば、スマートフォンひとつで効率的にワインの情報を保存できて便利です。
ワインの知識を深めたい! 学習系アプリもおすすめ
ワイン用アプリのなかには、自分が飲んだワインを記録できるだけでなく、ワインの種類や産地、飲み方といった基礎知識を学んだり調べたりできるものも多数あります。ワインについて学び、知識を増やしたいと考えている人におすすめなのが、このような学習コンテンツを備えた学習系アプリです。
学習系アプリの種類も豊富で、学習できる内容やレベル、形式はアプリによってさまざま。ワインに関する基本的な情報を学べる初心者向けのものから、ソムリエなどの資格試験の対策ができるものまで幅広く揃っているため、レベルや目的に合わせて選ぶとよいでしょう。クイズ形式でワインを学べるアプリは、気軽にたのしくワインを学びたい人におすすめです。
ワインのラベル記録アプリ 5選
Robert Kneschke/ Shutterstock.com
ワインのラベル記録アプリといえば 「Vinica(ヴィニカ)」
「Vinica」は、ワインラベルの写真を撮影して投稿すると、自動でデータを照合し、商品データなどを記録できる人気の無料アプリです。
自分が飲んだワインの感想を記録する際は、「ワインを評価」画面から味わいや香りなどの項目を選んで入力。言葉で表現しにくい香りは、バラやシナモンなど数十種類の写真のなかから感覚的に選んで記録できます。
「Vinica」はほかのユーザーの評価や口コミを見たり、コメントや「いいね」をつけたりと、手軽に交流をたのしめるのも魅力です。
なおアカウント登録しなくても一部の機能は利用できますが、ワインの記録などすべての機能を使うにはTwitter、FacebookまたはYahoo!のIDで無料のアカウントを作成する必要があります。
世界有数のワインアプリ 「Vivino(ヴィヴィーノ)」
「Vivino」は、約2,000万人というユーザー数を誇る世界有数の無料アプリです。「Vinica」同様、ラベルを撮影するとワインが記録されるだけでなく、自動でブドウの品種やワイナリーの情報、相場などの詳細データを表示してくれます。
自分が飲んだワインの評価は5段階評価の星マークで入力できるほか、購入価格や店舗、感想などの詳細も記録できます。また、自分が登録したワインの傾向をグラフ化できる機能がついていて、自分の好みを把握できるのも特長です。さらに、検索機能が充実しているうえ、ほかのユーザーのレビューも閲覧できるので、ワイン探しにも非常に役立つでしょう。
ワインの評価をほかのユーザーと共有するにはアカウント登録が必要ですが、情報共有せず自分だけでたのしみたい場合は、アカウント登録なしでも使うことができます。
自分の好みを見える化! 「ワインコレクションLite(ライト)」
「ワインコレクションLite」も、人気の高い記録系アプリです。ラベルを撮影するとデータベースから銘柄名が自動検索され、生産国や生産地域まで自動入力されるためとても便利です。
ワインの情報については、ブドウの品種やワインを飲んだお店など細かい項目まで記録できます。ワインを飲んだ場所を自動入力し、マップ表示できるロケーション機能も利用可能です。
「ワインコレクションLite」では、記録したワインのデータを項目ごとにグラフで表示でき、自分のワインの好みを「見える化」できるのも大きな特徴です。気に入ったワインの情報はTwitterやFacebookなどのSNSで共有できます。
ただし、無料版は14日分のデータしか記録できません。それ以上の機能を求める場合は、有料版の利用を検討しましょう。
日記のようにワイン記録がつけられる「ワインダイアリー」
ワインの情報をしっかりと記録したワイン日記を作りたいなら、無料の記録系アプリ「ワインダイアリー」がおすすめです。「ワインダイアリー」は、銘柄、価格、日付、飲んだ場所、味などの詳細な情報をシンプルに記録できるのが特徴です。
飲んだワインの味や香りは、コメント入力や5段階評価で記録できます。とくに記録する必要のない項目がある場合は空欄にして、必要な項目だけ入力しても問題ありません。
ワインの記録をほかのユーザーと共有できるのも、「ワインダイアリー」の大きな魅力です。なお、銘柄ごとに、ほかのユーザーに情報共有するかどうかを選択できます。
スマホがワインセラーになる 「CellWine(セルワイン)」
ワインに対する評価をより本格的に記録したい人には、「CellWine」がおすすめです。「CellWine」にはワインの香りや味わいについての詳細な項目が設けられているのが特徴で、ワインごとに0から100点までの評価を入力できます。テイスティングの結果をしっかり記録したい人にはぴったりのアプリといえるでしょう。
「CellWine」ではラベルを撮影するだけで銘柄や生産者情報を入力できるほか、ワインの推定価格がチェックできるのも便利な点です。入力した情報は、世界中のユーザーと共有できます。
「CellWine」の利用には、GoogleやFacebook、メールアドレスのいずれかで無料のアカウント登録が必要です。
ワインの学習系アプリ 3選
Stokkete/ Shutterstock.com
ヴィンテージがすぐ知りたい! 「ワインヴィンテージ」
「ワインヴィンテージ」は、世界中のヴィンテージワインの評価を確認できる有料の学習系アプリです。リーズナブルなワインから高級ワインまで、世界130地域のワインの情報が収録されていて、5段階評価で確認できます。
ワインについては、頭文字や産地、製造年などさまざまな観点から検索でき、高評価なワインだけを絞り込んで閲覧することも可能です。ヴィンテージワインについての知識が深められるほか、プレゼント選びなどにも役立てられるでしょう。
なお、「ワインヴィンテージ」は日本語に対応していないため、英語での利用となります。
ワイン好きにはたまらないワインガイド! 「ワインマップ」
「ワインマップ」は、世界中の国や地域のワイナリーや産地、畑、レストランの情報などをマップ上で確認できる無料アプリです。ワインが造られた産地や畑を検索できるほか、特定の国や地域にあるワイナリーを調べることもできます。アプリ内に蓄積されたデータから、世界のワインについて広く学ぶことができるでしょう。
「ワインマップ」は、世界中のユーザーとワインの情報を共有できるのも大きな魅力です。ほかの人の口コミを見て参考にできるだけでなく、自分が訪れたレストランやおすすめのワインなどを自由に投稿できます。
「ワインマップ」には世界のレストラン情報も収録されているため、旅先でのレストラン探しでも活躍するでしょう。
葉山考太郎氏がクイズを監修「ワインiQ (アイキュー)」
手軽にたのしくワインの知識を増やしたい人におすすめなのが、「ワインiQ」です。「ワインiQ」はワインライターの葉山考太郎氏が監修しているクイズ形式の学習系アプリで、初心者から上級者までレベルに合わせてワインを学習できます。
クイズは4択のため気軽に挑戦でき、解説が充実しているのも魅力です。ワインの基礎知識や飲み方、マナーから雑学まで幅広い内容を学習でき、「認定試験」にも挑戦できます。情報量は有料のアプリならでは。
クイズ形式なので、隙間時間などにゲーム感覚で取り組めるのもうれしい点といえるでしょう。
ワインアプリには、ワインの情報を記録する記録系アプリとワインについて学習できる学習系アプリがあり、いずれもさまざまな機能を持つものが登場しています。目的や好みに合うアプリを取り入れれば、ワインのたのしみがいっそう広がりそうですね。