「ビッグアップル」って知ってる? フルーティーなリンゴ風味のカクテルを作ってみよう
「ビッグアップル」とは、ウォッカにアップルジュースを加えたフルーティーなカクテルのこと。リンゴのすっきりとした甘酸っぱさが心地よく、作り方もシンプルなのが魅力です。今回はアメリカ・ニューヨーク市の愛称と同じ名前の「ビッグアップル」の魅力を紹介します。
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目次
- 「ビッグアップル」ってどんなカクテル?
- カクテル「ビッグアップル」には2種類のレシピがあるってほんと?
- カジュアルにたのしめるカクテル「ビッグアップル」作りに挑戦
「ビッグアップル」ってどんなカクテル?
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カクテル「ビッグアップル」とは?
クセがなく澄んだ味わいのウォッカに、アップルジュースを加えるだけで完成する「ビッグアップル」は、リンゴのフルーティーな甘酸っぱさをシンプルにたのしめるカクテル。ウォッカのアルコール感はほとんど感じられず、アップルジュースのおいしさを存分に満喫できるのが魅力です。
カクテル「ビッグアップル」の名前はどこからきたの?
ニューヨーク市の愛称と同名のカクテル「ビッグアップル」。発祥地や誰がこの名をつけたかは定かではありません。
また、シンブルなレシピなので身近によくありそうですが、バーなどで「ビッグアップル」の名を見かけることはそれほど多くはないでしょう。その理由として、「ビッグアップル」の名前ではなく、「ウォッカ・アップル」や「ウォッカ・アップルジュース」と呼ばれることが多いからといわれています。
ちなみに、ニューヨーク市が「ビッグアップル」の愛称で呼ばれるようになった理由には諸説あります。大恐慌時代に多くの失業者がこの地でリンゴを売っていたためとも、ジャズ奏者たちがニューヨーク市の「Big Apple」というジャズクラブでいつか演奏することを目指し、ニューヨーク市のことを「ビッグアップル」と呼んでいたからともいわれていますが、由来は明らかになっていません。いちばん有力な説は、「リンゴの栽培が盛んな地域だから」のようです。
なお、カクテル「ビッグアップル」のことを、「ニューヨーク」と呼ぶ人もいるそう。
有名カクテルのバリエーションとして誕生した「ビッグアップル」
ウォッカベースのシンプルなカクテルには、グレープフルーツジュースで割る「ソルティードッグ」や、オレンジジュースで割る「スクリュードライバー」、ライム果汁と炭酸水で割る「ウォッカリッキー」などがあります。「ビッグアップル」はこのうち、「ソルティードッグ」のバリエーションのひとつとして生まれたといわれています。
ちなみに、「ビッグアップル」のようにアップルジュースを使ったカクテルもいくつかあり、ベースのウォッカをジンに変えれば「ジンアップル」に、カシスリキュールに変えれば「カシスアップル」になります。
ウォッカもアップルジュースも、アレンジしやすい材料といえそうです。
カクテル「ビッグアップル」には2種類のレシピがあるってほんと?
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