ワイン好きもハマる!? ノンアルコールワインとぶどうジュースの魅力

ワイン好きもハマる!? ノンアルコールワインとぶどうジュースの魅力
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ノンアルコールワインやぶどうジュースのなかには、ワイン好きも満足できる贅沢な味わいを持つものも少なくありません。それぞれ製法は違いますが、ぶどう100%の味わいは格別。今回は、ノンアルコールワインとぶどうジュースの違いや選び方、おすすめの銘柄を紹介します。

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ノンアルコールワインとぶどうジュースの違い

ノンアルコールワインとぶどうジュースの違い

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ノンアルコールワインとは?

日本のノンアルコールワインは、「アルコール度数が1%未満のワイン」と定義されています。そのため、「ノンアルコール」といっても、厳密にはアルコールをまったく含まないわけではなく、1%未満の微量のアルコールを含むものもあります。

とはいえ、お酒に弱くて、「アルコール度数が12%程度の通常のワインでは飲みにくい」と感じる人も、ノンアルコールワインなら安心してたのしめるでしょう。

なお、日本の酒税法では、酒類は「アルコール分1度以上の飲料」と規定されているため、ノンアルコールワインは酒類ではありません。

ノンアルコールワインの製法は2種類ある

ノンアルコールワインの製法は、大別して以下の2種類に分けられます。

【脱アルコール製法(ワインからアルコールを抜く製法)】

ひとつ目の方法は、通常のワインを製造し、あとからアルコールを除去するという方法です。この方法で造られたノンアルコールワインは、アルコールが完全には抜けきらず、微量のアルコールを含むものがあります。
脱アルコール製法は、さらに以下の3つの製法に分けられます。

◇減圧蒸溜法
真空状態にして沸点を下げて蒸溜し、アルコールを除去する方法。
◇逆浸透法
半透膜という膜を用いてアルコールと水を分離して濃縮したあと、再度水分を加える方法。
◇揮発性物質回収法
遠心力を用いてアルコールと風味、香りを分離したあと、アルコールを加熱して取り除き、風味と香りだけを戻す方法。

これらのなかでは「減圧蒸溜法」がもっともワインの味わいや風味を残すことができる方法といわれ、主流となっています。

【はじめからアルコールを生成せずに発酵させる方法】

2つ目は、はじめからアルコールを作らないようにして発酵させる方法です。ぶどうの糖分を減らしたり、発酵を途中で止めたりすることで、アルコールを発生させずにノンアルコールのワインを造ることができます。
脱アルコール製法と比べると果汁感が強くなる傾向がありますが、こちらもワインらしい風味をたのしめます。

ノンアルコールワインとぶどうジュースの違いとは?

ノンアルコールワインとぶどうジュースの明確な違いは、「製造工程で発酵させているかどうか」という点です。

ぶどうジュースは、搾ったぶどう果汁をそのまま飲料にしているのに対し、ノンアルコールワインは果汁を発酵させているため、ワインのような複雑な味わいや香りをたのしむことができます。

とはいえ、ぶどうジュースであってもワイン用のぶどうを100%使用しているものや、ワイナリーが製造しているものなどもあり、ノンアルコールワインに近い味わいを持つものもあります。

ノンアルコールワイン・ぶどうジュースの選び方

ノンアルコールワイン・ぶどうジュースの選び方

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ノンアルコールワインはさまざまな種類がある

ノンアルコールワインもワインと同様に、赤や白、ロゼ、スパークリングなどの種類があり、ワインに近い味わいのものやぶどうの果汁感が強いものなどさまざまです。価格帯も手ごろなものからやや高価なものまで幅広くあるため、好みやシーンに合わせて選ぶとよいでしょう。本格的に味わうなら、ワインのようにぶどうの品種で選ぶのもひとつの方法です。

運転する人や妊娠中の人はアルコールフリーのもの、未成年はぶどうジュースにしておこう

前述のように、ノンアルコールワインのなかには1%未満とはいえアルコールを含むものがあります。そのため、運転する人や妊娠中の人、アルコールにアレルギーがある人などは注意が必要です。ラベルを確認し、アルコールが含まれないことを確認してから飲むようにしましょう。

一方で、「未成年が飲んでもいいの? 」と心配する人もいるかもしれませんが、ノンアルコールワインは酒類ではありません。飲むこと自体は法律で禁じられているわけではなく、まったくアルコールを含まないノンアルコールワインの場合、健康上の影響が出ることもほとんどないと思われます。

しかし、ノンアルコールワインは、20歳以上を想定して、ワインの味に似せて造られているものです。アルコールを飲むきっかけになることを防ぐためにも、未成年はぶどうジュースにしておきましょう。

ノンアルコールワイン・ぶどうジュースのおすすめ銘柄

ノンアルコールワイン・ぶどうジュースのおすすめ銘柄

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ノンアルコールワインのおすすめ銘柄

ノンアルコールワインは、通販やスーパーなどでさまざまなものが購入できます。ここでは、人気の高い銘柄3つを紹介します。

【カールユング メルロー】

ドイツのカールユング社が造るメルロー100%のノンアルコールワインです。0.5%未満のアルコールが含まれていて、赤ワインらしいタンニンがしっかりと感じられます。

販売元:カクヤス
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【ネオブュル ヴィンテンス・シャルドネ】

ベルギーの飲料メーカーであるネオブュル社が展開するノンアルコールワイン。「ヴィンテンス」シリーズのシャルドネは、アルコール度数0.0%です。シトラスの香りとふくよかな味わいが魅力です。

販売元:イオン.com
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【ネオブュル デュク・ドゥ・モンターニュ】

こちらもネオブュル社が造るワインテイスト飲料。アルコール度数0.0%ながら本物のスパークリングワインのような味わいが魅力です。フランスでも大人気となっています。

販売元:エノテカ
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ぶどうジュースのおすすめ銘柄

ぶどうジュースのなかにも、贅沢な味わいがたのしめる本格的な商品があります。ここでは、人気銘柄2つを紹介します。

【ヘレンベルク・ホーニッヒゼッケル ファルツァー・トラウベンザフト】

ドイツのヘレンベルク・ホーニッヒゼッケル共同醸造所が造る100%のぶどうジュースです。ぶどうの濃厚な甘味と上品な酸味がたのしめる贅沢な味わいです。

販売元:IMADEYA
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【ポールジロー スパークリング グレープジュース】

フランスで高品質なコニャックを造り続ける生産者、ポール・ジロー氏が手がけるスパークリングタイプのぶどうジュース。年に一度だけ、予約分しか造られない希少なジュースです。

販売元:FELICITY(未来堂)
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ノンアルコールワインやぶどうジュースのなかには、ワインのような複雑な味わいをたのしめるものや豊かな果実味を感じられるものなど、魅力的な商品が多くあります。アルコールを控えたいときはもちろん、それ以外のシーンでも、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

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