ワイン県やまなし発、ワインパミスを使用した「乳酸菌発酵ワインパミス飲料」が新発売

中村商事(山梨県都留市)が、ワインパミス(ワイン醸造後のぶどう果皮)を使用した、新しいドリンク「乳酸菌発酵ワインパミス飲料」の販売を開始しました。

更新日：2021.02.01

注目を集めるワインパミス（ワイン製造後のぶどう果皮）

生産量、ワイナリー数などが日本一で、国内最大のワイン産地となっている山梨県。その「ワイン県やまなし」では、ワイン醸造後のぶどう果皮が年間約10,000ｔも廃棄されているそうです。

その“ワイン製造後のぶどう果皮”のことを「ワインパミス」と言い、ぶどうの果皮が主なため良質なポリフェノールを多く含有しており、新食材として注目を集めています。

ワインパミス

ワインパミスはポリフェノールなどの栄養成分が豊富

ワインの品種によって差があるものの、ワインの2倍から6倍ものポリフェノールがワインパミスに含まれているといわれています。主に、アントシアニン、レスベラトロール等のポリフェノールが含まれており、ワインには移行しないオレアノール酸という栄養成分も含まれているなど、健康食品への活用でワイン以上の可能性が期待されています。また、持続的社会を考え、今まで当たり前に捨てられていたワインパミスを新しい資源にするべく研究開発が進められています。

ワインパミスパウダー

“ワインパミス”を使った「乳酸菌発酵ワインパミス飲料」

「食べて美味しく、食べて健康に」をモットーとする中村商事では、「捨てられてしまうぶどうの皮まで大切に使いたい ──」そんな想いから「RE-WINE」と称してワインパミスを利用した事業を展開しています。

そんな中で、山梨大学ワイン科学研究センターとの1年間の共同開発を経て完成したのが、ワインパミスを原料としぶどう由来のポリフェノールが豊富に含まれた新感覚ドリンク「乳酸菌発酵ワインパミス飲料」。

ワインパミスから生まれた「ワインフード(食べるワイン)」を植物性乳酸菌で発酵させることで、毎日飲んでも飽きることのない爽やかな味わいが特徴となっています。