気分転換をしたいあなたにオススメ！シードルで1週間の疲れを癒そう！

最近よくスーパーでシードルを目にしませんか？たのしいお酒.jp編集部メンバーで、いま話題のシードルを飲み比べしてみました。ニッカ、キリン、メルシャン、フランス産など、それぞれの個性や、おすすめのたのしみ方をお伝えします。

更新日：2020.12.15

シードルとは？

みなさん「シードル」って知っていますか？　知っているあなたも、知らないあなたも、この記事を読めば飲んでみたくなるはずです。

シードルってどんなお酒なんだろう？

「シードルって初めて聞いた」というあなたのために、かんたんに説明しますね。シードルとは、リンゴを発酵させて造る、発泡性のアルコール飲料（醸造酒・果実酒）です。イメージは、炭酸とアルコールを含んだ、果実味豊かなリンゴで作られた飲み物で、原料のブドウをリンゴに変えた「りんごスパークリングワイン」です。一般的なワインよりもアルコール度数は低いものが多いので、お酒が苦手な人や低アルコールのチューハイをよく飲まれる人にも、たのしんでもらえます！

また、後で紹介しますが、「甘いものは苦手だ！」という、根っからビールを愛飲している人にもたのしんでもらえる、すっきりドライなシードルも紹介しますので、おたのしみに。

リンゴを使ったお酒は他にどんなものが？

リンゴから作れるお酒は、じつはシードルだけではありません。「アップルブランデー」って聞いたことはありませんか？　アップルブランデーとは、リンゴで作られた蒸留酒です。シードルを蒸溜させるとアップルブランデーになります。

アップルブランデーで有名なものに、カルヴァドスがありますが、カルヴァドスは、フランスのある特定の地域で作った場合のみ「カルヴァドス」と名乗れるのです。名乗るためのルールはもうすこし、細かいですが。

癒されたいときに飲みたいシードル6選！

シードル4種類

さて、ここまで読んだみなさんは、シードルがなんとなくイメージできたのではないでしょうか。
ここからは、みなさんの好みに合うシードル選びのヒントを紹介していきましょう。

まったり落ち着きたいときのシードル

ニッカ　シードル・ドライ(左)/シードル・スイート(右)

まったり落ち着きたいときのシードルはこちら。ウイスキーのメーカーとして有名な、ニッカウヰスキーが製造している青森県弘前市の国産リンゴ100％シードルです。シードル・ドライは、リンゴに熱を加えた香りや煮詰めたリンゴが香ります。スイートはリンゴをかじったときのようなフレッシュな甘い香りを感じます。

どちらも雑味のない、余韻にすっきりとしたリンゴを感じる、とても自然な味わいです。200mlと飲み切りサイズなので、お風呂上りに冷えたものを、ぐっと飲みたいです。アルコール度数も、ドライが5%、スイートが3%と、そのときの気分によって選べるのもうれしいですね。

ビール愛飲者におすすめのシードル

キリン　ハードシードル

ビール代わりに、いろいろな食事と合わせたいときはこちらのシードルがおすすめです。先ほどの「ニッカシードル・ドライ」よりもさらにドライです。このドライさは、ぜひみなさんも飲み比べて体感してもらいたいです。

辛口のスパークリングワインやビールのような感覚で、後味がスッキリしているため、食事に合わせやすいことが特徴です。濃いめの食事と一緒に飲んだら、ほのかな甘さがありながらもドライなので非常にマッチしました。ドライながらしっかりとリンゴ由来の甘さが香るので、ビール好きにも、ビールの苦さが苦手な人にもおすすめです。

複数人で飲むならこのシードル

メルシャン　おいしい酸化防止剤無添加ワインシードル

複数人で飲むなら、このスリムなボトルでおしゃれなシードルがおすすめです。パートナーや友人と飲むときは、ぜひこれを飲んでみてほしいです！　フレッシュなリンゴ果汁のような香りがし、心も体もリラックスします。魅力は、500mlとシェアするにはちょうどよい大きさ、ほどよい甘さでリラックスするため会話も弾むことでしょう。

このシードルは、酸化防止剤を使ってないことも大きな特徴です。夕食後などに、甘すぎないフルーツケーキや白カビ系チーズなんかに合わせてみてもマッチしそうです！

海外気分を味わうならこのシードル

ルイレゾン・ルージュデリス(左) /ルイレゾン・オリジナルクリスプ(右)

フランスで人気のシードルが、8月に日本で発売されました。「ふだん飲みなれているものとは違うものを飲みたい！」そんなあなたにはこれがおすすめです。オリジナルクリスプの香りは、青リンゴっぽい香りで、しっかり凝縮されたリンゴと、複雑味のある干しブドウのようなテイストも感じます。まさに「大人」の味わいです。

ルージュデリスは、見た目がロゼワインのようでおしゃれですよね！　香りは、赤い甘みのあるリンゴを絞った風味を感じます。リンゴの赤い皮をかじったときのような酸味や渋みもほのかに感じ、オリジナルクリスプよりは甘めですが、こちらも大人な甘さです。フランスで人気のシードルということで、この商品でフランス気分を味わってみてください。

番外編！ジーマ（ZIMA）の新商品

ジーマ　スイートアップルホワイト

なんとこちらは、ジーマから発売されたリンゴとヨーグルトテイストの商品です。このかわいいパッケージが特徴で、リモート飲み会でも見た目で話題になってしまいそうです。ジーマフレーバーがベースで、シードルではありませんが、飲んでみると、リンゴとヨーグルトがふわっと香ります。低アルコール系のチューハイを飲む人はぜひ、こちらの新感覚ジーマを飲んでみてください。ジーマの概念が覆ります。

今回は、6種類のシードルを飲み比べてみました。筆者はここまでシードルを飲み比べたことはなかったのですが、
比較することで、さらにシードルの魅力を感じました。シードルが少しでも気になっている人がいたら、ぜひ今回紹介したシードルを飲み比べてみてください。

【今回試飲したお酒】
◇ニッカ　シードル・ドライ/アサヒビール株式会社
◇ニッカ　シードル・スイート/アサヒビール株式会社

◇キリン　ハードシードル/キリンビール株式会社

◇おいしい酸化防止剤無添加ワインシードル/メルシャン株式会社

◇ルイレゾン・オリジナルクリスプ/モルソン・クアーズ・ジャパン株式会社
◇ルイレゾン・ルージュデリス/モルソン・クアーズ・ジャパン株式会社

◇ジーマ　スイートアップルホワイト/モルソン・クアーズ・ジャパン株式会社