りんごのワイン?個性豊かなシードル。おすすめおつまみも紹介!

りんごのワイン?個性豊かなシードル。おすすめおつまみも紹介!

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シードルって?

シードルは、りんごから造られるお酒です。イギリスではこのシードルをサイダーと呼び、パブでもよく飲まれる伝統的なお酒です。ヨーロッパやアメリカでも人気のあるお酒ですが、とくにヨーロッパではパブやレストランなどには、ほぼ必ずといっていいほど常備され、爽やかな発泡性とライトな飲み口が料理にも合うと、ビールと同様に飲まれているお酒です。

色はクリアなものや淡いピンクのもの、レモンイエローやオレンジがかったものなどさまざま。りんごの酸味と甘味を連想させる香りがふんわりと感じられ、味わいは、甘さが強いものもあれば、スッキリとドライなシードルもあります。

日本では、りんごの産地である青森をはじめ、東北や長野を中心に地元のりんごを使ったシードルの醸造が行われています。日本でシードルに使われるりんごは、生食用のスイートなものが多いのが特徴。単一種を使ったり数種類のりんごをブレンドして醸造されます。

シードルって?

Brent Hofacker/ Shutterstock.com

シードルって実は個性豊かなお酒!

シードルは、「りんごのワイン」、と呼ばれるように品種や造りによっても味わいはさまざまで、個性をたのしむのもシードルを飲む醍醐味です。ひとくちにシードルとくくって味をイメージするのは難しいのですね。

ここで編集部が厳選したシードルを紹介しながら、違いについてみていきましょう。

【入門向け ななえシードル 500ml(はこだてわいん)】

ななえシードルは泡がきめ細かく非常に繊細で、りんご本来の甘味や酸味もしっかり感じられます。やや甘口の味わいは食前、食後酒はもちろん広く食中酒としてもおたのしみいただけます。
◇りんごの蜜の感じがサラダとかヨーグルトに合いそう!
◇りんごをそのままかじった甘酸っぱさを感じ、すごくフレッシュ。
◇とても素直でどこか懐かしい味。子供のころ飲んだりんごジュースみたい。

入門向け ななえシードル 500ml(はこだてわいん)

【ビアバーの味! 2 TOWNS ブライトサイダー 355ml(チョーヤ梅酒)】

100%アメリカ産のりんごを使用し、とくにニュータウンピピン種(和名:翠玉)を中心に数種類のりんごをブレンドしています。柑橘系のような香りとグリーンアップルのフレッシュな味わいが特徴です。
実際に飲んでみると・・・
・ビアバーでだしてるサイダーの味わい。
・日本のりんごと違いがよく分かる!日本と違って甘さよりも青っぽさや酸を感じる。
・スナック系や味の濃いもの、スパイスの利いたものと合わせたいね。から揚げや竜田揚げというより、フライドチキン!がっつりグルメバーガーと合いそう。

【ビアバーの味! 2 TOWNS ブライトサイダー 355ml(チョーヤ梅酒)】

【にごりのあるシードル?! マディ アップル ドライ 750ml(アデカ)】

長野県産「ふじ林檎」を使用。瓶内二次発酵により発生する自然の炭酸ガスを瓶内に封じ込めた味わい豊かなにごりのあるスパークリングワインです。りんごのほのかな甘い香りに程よい酸味のある味わいで、食事によく合います。
実際に飲んでみると・・・
◇玄人好みのスッキリした味だね。ワインでいうとシュールリーのようなうまみがある味わい。ドライのスパークリングワインみたいに、料理と合わせるにはいいね。カヴァやプロセッコなどに合わせるような冷製の前菜や、野菜の天ぷら、白身のキス天ぷらにも合いそう。

【にごりのあるシードル?! マディ アップル ドライ 750ml(アデカ)】

【本場のフランスの味! クリスチャン・ドルーアン シードル・ブリュット 750ml(明治屋)】

最後は、カルヴァドスの名門ブランド『クリスチャン・ドルーアン』が手掛ける辛口タイプのシードル。自社農園で栽培したりんごを使用し、りんごの芳香が豊かでフレッシュさが特徴的です。
実際に飲んでみると・・・
◇味わいとしては甘くない、ドライな味わいです。
◇りんご由来の赤い皮の色が出ていて、煮詰めたりんごのコンポートのようなコクもある。
◇ガレットとかカマンベールチーズにぴったり合う!と、料理ともばっちりですね。
◇本場のフランスではシードルをボウルで飲むみたいだね。このシードルであれば冷やさなくても美味しそう!

【本場のフランスの味! クリスチャン・ドルーアン シードル・ブリュット 750ml(明治屋)】

シードルに合うおつまみレシピ3選

食事に合う!と絶賛だったシードルですが、どんな料理に合うのでしょうか。ここからは、シードルに合うおすすめおつまみ3品を紹介します。

◇おつまみガレット

おつまみガレット

フランスのブルターニュ地方の郷土料理ガレットをおつまみ風にアレンジしたメニュー。シードルの有名な産地はブルターニュであり、現地では前菜とデザートにガレットが使われ、食前酒と食後にシードルを嗜むのが、ブルターニュ地方の定番なんだとか♪

【材料】 (2人前)
ガレット風生地〔A〕
〔A〕パンケーキミックス 40g
〔A〕卵 1/2個
〔A〕牛乳 80ml
〔A〕溶かしバター 5g
〔B〕ハム 2枚
〔B〕卵 2個
〔B〕ピザ用チーズ 大さじ2
サラダ油 適量
ミニトマト 適量
バジル 適量

【作り方】
1 〔A〕をボウルに入れてよく混ぜ合わせる。
2 熱したフライパンに薄く油をし敷、生地の半量を流し両面を焼く。
3 〔B〕をのせ、上下左右を折り返してフタをし、蒸し焼きにする。
4 器に盛り、お好みでプチトマトとバジルの葉を飾る。

ベーカマ

ベーカマ

カマンベールチーズをベーコンで巻いて蜂はちみつかけたこのメニュー。実は、カマンベールもノルマンディー産が有名で、もちろんその地域で造られるシードルとの相性はぴったりです。

【材料】 (4人前)
カマンベールチーズ 1個
ベーコン 4枚
粗挽き黒こしょう 少々
はちみつ 大さじ2
【作り方】
1 ベーコンでカマンベールチーズを丸ごとをく。
2 240℃のオーブンで55焼く。
3 粗挽き黒こしょうをかける。
4 お好みではちみつをかける。

こちらもおすすめ!「ハニーカマンベールベーコン」
↑記事リンク:https://tanoshiiosake.jp/3126

◇りんごとクリームチーズのサラダ

シードルはもともとはりんごのお酒なので、りんごとの相性は抜群です。クリームチーズと合わせることで、おつまみとしてもさっぱりとたのしめます。クくるみ入ることでビタミンたっぷりのヘルシーおつまみに♪

シードルはもともとはりんごのお酒なので、りんごとの相性は抜群です。クリームチーズと合わせることで、おつまみとしてもさっぱりとたのしめます。クくるみ入ることでビタミンたっぷりのヘルシーおつまみに♪

【材料】 (2人前)
りんご 1/4個
セロリ 10cm長さ
クリームチーズ 45gg
塩 少々
こしょう 少々
くるみ 3344
サラダ菜 適量
【作り方】
1 りんごとセロリを11m角に切る。くるみは粗く刻んでおく。
2 クリームチーズを電子レンジに110ほどかけてやわらかくし、11りんご、セロリと和え、塩、こしょうで調味する。
3 サラダ菜を敷いて22盛り、くるみを散らす。

ぜひ、自宅で個性豊かなシードルとお料理をたのしんでみてはいかがでしょうか。ホームパーティなどで盛り上がる事こと違いなし!です。

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