超穴場スポット!昼から夜までハシゴ酒もたのしめる古民家居酒屋 代々木駅1分「ほぼ新宿のれん街」

超穴場スポット!昼から夜までハシゴ酒もたのしめる古民家居酒屋 代々木駅1分「ほぼ新宿のれん街」

代々木駅東口から徒歩1分の一角にある、古民家を改装した8軒の店舗が建ち並ぶ「ほぼ新宿のれん街」。こじんまりとした敷地内は昭和レトロな雰囲気が醸し出す居心地のよい空気が流れ、各店舗の本格的な味わいの料理が評判。オープン以来、常連客が増え続けている、知る人ぞ知る人気スポットから3つの店舗をご紹介します。

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モエ・エ・シャンドンのお得なフリーフローも!「泡包シャンパンマニア」

のれん街は「い」「ろ」「は」「に」「ほ」「へ」「と」「ち」が屋号として各店舗に振り分けられており、泡包シャンパンマニアは「い」。

「ほぼ新宿のれん街」の中でもっとも代々木駅に近い店舗が「泡包(あわづつみ)シャンパンマニア」。外観は和風な雰囲気ですが、中に入ると、有名シャンパン「MOET&CHANDON(モエ・エ・シャンドン)」の大きなパネルが目に飛び込みます。

エレガントな味わいにファンも多く世界中で愛されているMOET&CHANDON。

「うちはMOET&CHANDONとコラボしていて、日本で一番モエを売っているお店なんですよ。」と話すのは、マネージャーの古尾谷さん。
お店にはモエ以外にも100種類のシャンパンが揃っていますが、MOE&CHANDONはフリーフロー(2時間5,000円)で飲むことができるそう。

「MOET&CHANDONのフリーフローは、事前予約をすると14時〜16時の間は3,980円でたのしめます!」と古尾谷さん。

さて、こちらのお店の一番人気のお料理は店名にもなった「泡包餃子」。
にんにく「あり」「なし」があり、それぞれ6種類のソースとともにいただきます。

泡包餃子 にんんくあり、なしともに 6個 500円 12個 900円(税別) 

「にんにくなしのタネは、鶏肉と長野の松本一本ねぎ。ねぎの香りとフワッとした食感が特徴です。にんにくありは豚肉で、もっちりとしてジューシー。それぞれおいしさが引き立つように、鶏肉とねぎの方はカリッと、豚肉の方は油でしっとりと、焼き加減を変えています」と、古尾谷さん。

6種類のソースは、柚子や自家製バジル、岩塩、自家製胡麻味噌、自家製チリオイル、トリュフオイル。2種類の餃子を12通りの味わいでたのしめますが、そのどれもがシャンパンにとてもよく合いました。餃子もソースもシャンパンの味わいや喉越しを邪魔せずにおいしさを感じられる味を計算して作られているそうで、グラスがすすみます。


モエ以外にもグラスシャンパンが常時2〜3種類あり、続いてはVeuve de Nozac(ヴーヴ・ド・ノーザック)。黒ぶどう主体で、芳ばしさとふくよかさを感じました。

本日のグラスシャンパン 1500円(税別)

メニューは餃子以外にも、サラダや一品料理、串揚げ、〆のご飯やデザートまで揃っていて、フレンチ出身のシェフが作るお料理はどれも丁寧に作られていて評判を呼んでいます。

宮城の牧場から取り寄せている「蔵王クリームチーズ(500円税別)」は餃子が焼けるまでにシャンパンと合わせてたのしむ人が多い人気のメニュー。フワッと甘い食感にファンも多いそう。

人気の燻製は、すべて毎日お店でスモークしている自家製。
3種の盛り合わせ880円(税別)

餃子が人気のお店らしく、「餃子を使ったラザーニャ」も。
自家製のトマトソースの下には、にんにくありの餃子がたっぷり入っていて、溶けたチーズと一緒に味わうと、ますますシャンパンがすすみました。

餃子を使ったラザーニャ 780円(税別)

店内はキッチンを囲んだカウンター席とテーブル席があり、男女問わず一人で訪れるお客さんも多いそう。

「最初は何人かで来店して、後日一人で来られるお客様も多いですね。お店の雰囲気がアットホームな感じなので、友達の家に来るような感覚でみなさん常連さんになっていきます。お店は14時にオープンなのですが、昼飲み率は高いです(笑)。ここでアペリティフをたのしんで隣のお店に行かれる方もいらっしゃいますよ」(古尾谷さん)。

一人でも長居してしまう居心地のよい店内。おひとり様から複数人までたのしめるお店です。

シャンパンをおいしく味わえるようにこだわりをもって作られたお料理が揃う「泡包シャンパンマニア」。
泡好きの方にはぜひオススメしたいお店です。



泡包シャンパンマニア

営業時間
平日  14:00〜24:00(LO:23:00)
土日祝 13:00〜24:00(LO:23:00)


https://www.awa.tokyo



大人気の‘茹でタン’はテイクアウトも可能「牛タンいろ葉」

2階建ての一軒家を改装したお店。

「泡包シャンパンマニア」の角を曲がってすぐ左手にあるのが「牛タンいろ葉」。
靴を脱いで店内にあがると、1階はキッチンを囲んだカウンター席、2階はお座敷で、ゆっくりと寛げる雰囲気です。

席数の多いカウンター席。

2階は掘りごたつのテーブル席で、貸切もOK。

店名通りお料理は牛タンメニューが充実していて、その他、お酒のアテにぴったりな一品料理なども。

焼きもの、肉刺し、串など、牛タンをさまざまな食べ方で味わえます。

さて、ドリンクメニューの最初にあったのが「自家製塩レモンサワー」。

「うちの塩レモンサワーは、他のお店のレモンサワーとちょっと違った、看板ドリンクなんですよ」と、店長の澤邊さん。

自家製塩レモンサワー 490円(税別)

グラスの底に角切りのレモンがゴロゴロと入っていて、マドラーではなくマッシャーが添えられたレモンサワー。飲むと、レモンの爽やかな酸味とともにほどよく塩分を感じました。

「ざく切りしたレモンを塩漬けにしているので、ちょっと塩気があるのが特徴なんです。牛タンを塩とレモンで食べることから生まれたサワーで、マッシャーでレモンを潰しながら好みの濃さで飲んでもらうのですが、1杯飲み終わったら焼酎と炭酸を追加でオーダー(390円税別)して2杯目をたのしめます。オープン以来、根強い人気のドリンクです」(澤邊さん)。


さて、お料理はメニューの「名物 茹でタン」が気になりオーダー。大きな牛タンが1枚、煮大根の上に乗ってやってきました。

名物 茹でタン 999円(税別)

想像していなかった見た目に驚きましたが、食べてもびっくり。箸でほぐれるほど柔らかく煮込まれていて、口の中でジュワっと広がる牛ダシがじわじわと身体に染み渡っていきます。リピーターが多いというのも十分納得のおいしさ。

料理を担当する鈴木さんによると、1本の牛タンから3〜4枚しか取れない貴重な部位だそうで、丸1日かけて丁寧に下処理をしたのち、おでん出汁の中でコトコト煮込むそう。

カウンター席の目の前にはおでん鍋が。

ということは、牛タンから出た旨味がたっぷりと入ったおでんもおいしいはず!と、「おでんの盛り合わせ」をオーダー。

おでん盛り合わせ 799円

とろろ昆布が乗った豆腐とちくわぶ、そして、フワッと焼かれた厚焼きたまご。具材すべてにお出汁が染み込んでいます。
これは日本酒が合いそう!と、利き酒セットをお願いしました。

利き酒セット(50ml×3種類) 1,111円(税別)

季節のお酒やお店のメニューに合う日本酒を揃えていて、お客さんの好みを聞いてセレクトしてくれるそうです。


そして、「いろ葉のポテトサラダ」。茹でタンを細かくほぐして具材と和えていて、味わいが濃厚でなめらか。お酒のアテにぴったりです。

いろ葉のポテトサラダ 499円(税別)

「オープン以来、若い人から年配の方まで幅広い年齢層の方が来店されています。平日は会社員、土日は新宿での買い物帰りに立ち寄るカップルが多いですね。牛タンファンの女性も多く、女子会での利用もいただいています。メニューも豊富で、牛タンをいろいろな食べ方でたのしめるのでぜひ気軽に足を運んでもらいたいですね」(澤邊さん)。

店長の澤邊さん(右)と、調理担当の鈴木さん(左)。

お店のメニューはテイクアウトも可能だそう。
牛ダシが生きたおいしいお料理でホッと癒されてはいかがでしょうか?



牛タンいろ葉

営業時間
平日  16:00〜23:30(LO:22:30)
土日祝 14:00〜23:30(LO:22:30)

https://www.hobo-shinjuku.com/shop-ro.html



焼き鳥から半身揚げ、水炊きまで、鶏料理を堪能できる「神鶏」

正面に達磨が並ぶ外観が印象的な「神鶏」。

のれん街の店舗の中で一番の広さをもつ「代々木 神鶏」は、鶏をさまざまな料理で味わえる専門店。店内には、BGMに祭囃子が流れ、活気のある雰囲気です。

店内は吹き抜けで2階席もあり開放感が(写真は1階のテーブル席)。

まずはビールをお願いしようとメニューを見ると、本日のクラフトビールが4種類。

人気のクラフトビールを常時入荷しているそう。

山口の地ビール「瀬戸内ヴァイツェン」をオーダー。
バナナのような香りとなめらかな飲み口で鶏料理に合いました。

瀬戸内ヴァイツェン 300ml 1,000円(税別)

まずは串ものから。オススメの博多名物「とりかわ」は、串に巻きつけた鶏の皮を、3日間かけてじっくりと焼き上げたもの。
自家製のタレがほんのり甘く、焼かれた皮の香ばしい香りもあっておいしい。

とりかわ 1本 147円(税別)

「焼き鳥の盛り合わせ」は、とりもも、ネック、砂ずり、ハーツ、肝、ささみしぎ。
女性店長の鳴海さんが丁寧に焼いてくれた串は、一つひとつの具が大きくて食べ応えがあり、塩加減も絶妙でした。

焼き鳥盛り合わせ 1,100円(税別)

お店の人気メニューの一つが、「半身揚げ」。
鳥取県の大山(だいせん)とりを自家製の揚げ粉をまぶしてカラリと揚げていて、皮がパリパリで肉厚ジューシー。ボリュームがあり、胸や脚の部分をそれぞれたっぷりと味わえました。

半身揚げ 1,380円(税込)

ところで、飲食店での鍋料理は通常“2人前以上から”が主流ですが、こちらの神鶏さんではなんと、1人前からオーダーが可能。

具材は1人前と思えないほどのたっぷりの野菜と肉厚な鶏肉。スープは水と鶏を数時間煮込んだ濃厚な白湯スープで、本場博多の水炊きの味。身体の中がじわじわと温まりました。

水炊き 1人前 1,200円(税別)

水炊きに合わせたお酒にオススメされたのが、「サムライロック」。

「日本酒をロックで飲むスタイルなのですが、生のライムが入っているので、水炊きを食べながら飲むと口の中がさっぱりしますよ」と、お店の奥村さん。
とても爽やかな飲み口で、本当に水炊きによく合いました。

サムライロック 380円(税別)

さて、水炊きを食べ終わった後、〆に雑炊かラーメンを選ぶことができるのですが、うれしいことに、なんとどちらも無料! 博多ラーメンのイメージで麺をお願いしたところ、具材を食べ尽くした鍋にスープを足してくれて、下茹でした麺がテーブルに運ばれてきました。

下茹でした麺をテーブルの鍋で煮込んで熱々をいただきました。

「麺は歌舞伎町の人気のラーメン店から特別に仕入れています。細麺で食べやすく、スープともよく合うと評判で、飲み干してしまう人もいますよ(笑)」(奥村さん)。

ほかにも、刺しものや一品料理、とり煮込みそばやそぼろご飯など、メニューも豊富で、学生やサラリーマンのみならず、ファミリーで来られるお客さんも多いそう。

お客様を明るく出迎えてくれる、店舗責任者の奥村さん(左)と店長の鳴海さん(右)。

水炊きや生モノ以外は、テイクアウトもOKとのこと。

営業時間も12時からなので、昼酒をたっぷりとたのしめそうです。


代々木 神鶏

営業時間
月〜土 15:00〜24:00(LO23:00)
日・祝 15:00〜23:00(LO22:00)

https://www.hobo-shinjuku.com/shop-ho.html




JRや地下鉄の代々木駅すぐそばで、新宿駅からも5分ほどの「ほぼ新宿のれん街」。
古民家の店舗でアットホームな雰囲気に包まれながら、本格的なお料理を味わえる飲食店が軒を揃えた穴場のスポットは、誰でも、一度訪れると常連になること間違いなさそうです。


ほぼ新宿のれん街公式サイト

https://www.hobo-shinjuku.com



新型コロナウイルス感染拡大防止のため、営業日・時間などが変更になる可能性があります。お出かけの際は公式HPやSNS等のご確認をおすすめします。

2020年8月5日現在、「泡包シャンパンマニア」「牛タンいろ葉」は通常通りの営業、「代々木 神鶏」は一部営業時間を変更しての営業とのことです。

ライタープロフィール

阿部ちあき

日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会認定 きき酒師 日本酒・焼酎ナビゲーター公認講師
全日本ソムリエ連盟認定 ワインコーディネーター

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