氷入りビールの新発見!味わいやメリットを徹底解説
ビールに氷を入れるだけで新しい味わいと爽やかなのどごしをたのしめます。氷入りビールの魅力とメリット、さらに注目の、氷を入れて炭酸で割って飲む専用ビールもご紹介します。
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ビールに氷を入れたときに変わる味わい
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ビールに氷を入れて飲むことによって、当然のことながらビールの味わいにも変化が生じます。
氷を入れることでビールの温度が下がり、爽快感が増す一方で、ビールが必要以上に泡立ってしまい、炭酸が抜けやすくなってしまいます。また、氷が溶けていくに連れて、ビールの味が薄まってしまうという変化も起こります。
「ビールに氷を入れてはいけない」というルールはありませんが、氷を入れることによって変化する味わいを、どう感じるかは人によって違います。
すっきりとして飲みやすくなったと感じる人もいれば、味が薄まっておいしくないと感じる人もいることでしょう。
薄味でさっぱりとしたビールが好みという人には、ビールに氷を入れて飲むスタイルは受け入れやすいかもしれないので、一度試してみてはいかがでしょう。
ビールに氷を入れて飲むメリット
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ビールに氷を入れて飲むことには、いくつかのメリットがあります。
まず、グラスに注いだビールを急速に冷やすことができるという点です。ビールを冷蔵庫に入れ忘れてしまい、十分に冷えていないビールでも、氷を入れることですぐに冷やすことができます。
また、夏の暑い時期は、グラスに注いだビールがすぐにぬるくなってしまうことも少なくありません。そんな場合でも、氷を入れれば冷たさをキープしながらビールをおいしく飲むことができます。
氷が溶けることで、アルコール度数も低くなり、飲みやすくなるという利点も。
この他にも、氷を入れてビールの炭酸が抜けることによって、ゲップが出にくくなるというメリットも考えられますね。
氷を入れて炭酸で割って自分好みの味わいでたのしむビールも
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ビールに氷を入れて飲むというスタイルは、ビールメーカーも注目しているようです。サントリーは、「新しいビールの文化をつくりたい」、「ビールのおいしさ、楽しさでもっとワクワクしてほしい」という思いから、自分の好きな濃さで自由にたのしむ、これまでにない価値観を持った新しいビールとして、炭酸水でつくって飲む自由なビールを開発。
氷を入れたグラスに好みの量の炭酸水を注ぎ、そこに静かにビールを注いでやさしく1ステアして完成させる「サントリー ビアボール」は、2022年11月に一般向け発売が開始されました。
そのままだとアルコール度数16パーセントと高く、味わいもかなり濃いめです。これを炭酸水で割ることで、濃いめの味わい、限りなくアルコール度数を低めになど、その人、そのときに合わせた濃さ、味わいで自由にたのしめるのが魅力。2024年5月にリニューアルされ、スクリューキャプが採用されるなど、進化しています。
サントリー ビアボール公式HP:https://www.suntory.co.jp/beer/beerball/
ビールに氷を入れて飲むというスタイルはあまり多く聞かれるものではありませんが、これまでとは違った味わいやのどごしをたのしめます。暑いときや、飲んでみたら予想外に濃い、苦い味わいに感じた際など、一度試してみると、ビールの新たな魅力が発見できるかもしれませんね。