ワインも充実!NYスタイルのステーキ専門店「T’s STEAK HOUSE」
恵比寿駅から徒歩5分。2019年2月にオープンした「T’s STEAK HOUSE」は、人気の焼肉店「焼肉トラジ」の新業態。NYスタイルのステーキ専門店です。
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入口入った瞬間からワインとワイングラスが美しい! 店内は赤・黒・白のトーンで華やかながらも落ち着いた雰囲気です。
店長はソムリエの資格をお持ちの梅松大輔氏。「ステーキと言えばニューヨーク!」と現地人気店も多数食べ歩き研究されたそう。結論を先に言うと、NYスタイルのよさを活かしながら「日本人が好むスタイル」に仕上げてくださっていて、まさに「流行りのNYスタイルと日本人が好むよいとこ取り」をされていた気がします。
いただいたメニューは
●フード:シーフード プラッター
●ワイン:ホーニッグ・ソーヴィニョン・ブラン
ホーニッグ・ソーヴィニョン・ブランは、白桃のような香りでそのままでも飲みやすいですが、オマール海老など甲殻類の甘みととても合います。カベルネの産地として有名なラザフォード周辺で育ったブドウなので「ラザフォード・ダスト」と呼ばれるミネラル成分が豊富。爽やかさが最初の一皿にもぴったりの相性です。鮮度がよいシーフードをダイナミックに味わいながら爽やかな白ワイン。おいしい。
続いてのメニューは、
●フード:ロブスタービスク
●ワイン:レイモンド・リザーヴ・シャルドネ
ビスクは海老の旨みが濃く、温かいからか、一層味わいに深みを感じます。ワインは、リンゴや洋梨のような果実の香りが全面に出ていますが、後からほのかな焦がしたオークのニュアンスがあり、この香りと甲殻類の個性がよく合うのです。普段は、スープのためにワインを選ぶことがあまりないせいか、こんなに合うのだと改めて実感。素敵な出会いを発見できた組み合わせです。
お次はいよいよお肉の登場です。スペシャリテは、黒毛和牛サーロイン、ハラミステーキやUSビーフ、オーストラリア ラムなど少量多品種が一皿になったもの。店長曰く「NYで各店を食べ歩きした時に、一皿の量が多すぎるなと感じました。焼肉トラジでも部位の盛り合わせが人気ですし、そもそも日本の方は少量多品種がお好きなのではと思いステーキでもチャレンジしてみました」とのこと。
梅松氏のおすすめで「それぞれのお肉部位に合わせた赤ワイン」もいただきます。
●ワイン:ブエナ・ビスタ・ピノ・ノワール お肉部位:ハラミと和牛
●ワイン:ジョエル・ゴット・カベルネ・ソーヴィニョン お肉部位:USサーロイン、ラムチョップ
和牛とピノ・ノワールをまずいただきました。ピノは絹のようななめらかなタンニン、余韻が長いのが印象的です。華やかな香りが続くから和牛のきめ細かな肉質、脂肪の旨みがさらに広がる感じです。最後にブラックチェリーのような果実味がありエレガントな仕上がりです。
一方で、ジョエル・ゴット・カベルネ・ソーヴィニヨンはキレイな酸味とハーブのような香り、最後はキレがあります。青臭みもないので、USビーフやラムの個性とも相性よいです。キリッと引きしまる感じです。
和牛とピノで旨みを広げ、USビーフとカベルネ・ソーヴィニョンのマリアージュで引きしめて。お肉のソースも3種あるのでどんどんおいしさが広がりますね。お肉の部位によってワインのおすすめも丁寧にご対応いただけるのが嬉しいです。
そしてデザートワインはムートン・カデ・レセルヴ・ソーテルヌ。
最後は格付け一級シャトーのブドウを使用した贅沢なソーテルヌ。シャトー・ムートン・ロスチャイルドの精神を受け継ぐブランドワイン。甘酸っぱさと丸みある香りがよいです。
甘党さんには大きなチョコサンデーやチーズケーキなど アメリカ〜ンなデザートもあります。NYスタイルですね。チョコサンデーは冷たいアイスが中心なので見た目より食べ進みますよ。おいしいです。
駅近で落ち着いた雰囲気の店内、豪快なメニュースタイルに丁寧なワイン選び。いろいろなニーズに応えていただけそう!
【T's STEAK HOUSE 店舗概要】
TEL:03-5725-3629
所在地:東京都渋谷区恵比寿2-2-4 山燃2ビル3F
営業時間:17:00 ~23:00 (Last Order 22:00)
公式HP: http://www.ts-steak.com/