リキュールのおいしい飲み方【ペパーミントリキュール編】

リキュールのおいしい飲み方【ペパーミントリキュール編】
出典 : Rimma Bondarenko/ Shutterstock.com

ペパーミントリキュールは、アロマオイルやハーブティでもおなじみの香草、ミントを原料としたリキュール。200年以上も前に誕生して以来、爽快感あふれる風味で愛され続けているペパーミントリキュールの魅力とたのしみ方を紹介しましょう。

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ペパーミントリキュールは歴史あるさわやかなお酒

ペパーミントリキュールは歴史あるさわやかなお酒

Oxana Denezhkina/ Shutterstock.com

ペパーミントリキュールは、香草の代表格ミントを原料とした薬草系リキュール。「ミントリキュール」の呼び名でも親しまれています。
その魅力は、やはりミント独特のクールな風味。口のなかにスーッと広がる清涼感は、気分をスッキリとさせてくれます。

ペパーミントリキュールの起源は、今から200年以上も前の18世紀末にまでさかのぼります。幅広いスピリッツ(蒸溜酒)やリキュールを造っていた、フランス南部のボンボニエール蒸溜所で開発されたのが、ペパーミントリキュールと草分け的存在として知られる「ペパーミント ジェット27」でした。

その後、ボンボニエール蒸溜所を受け継いだジャン・ジェット氏が弟ピエール・ジェット氏とともに、ミントリキュールの販売に力を入れ、個性的なネーミングやボトルのデザインを考案していますが、商品名の誕生には、次のようなエピソードが伝わっています。

当時は、他社もミントリキュールを手がけていたため、ジェット兄弟は、自社の商品に独自性をもたせようと、「ペパーミント」と名づけることに。その際、ペパーミントの綴り「Peppermint」を「Pippermint」と書き間違えたのだとか。
ところが、間違えたことで、ユニークな名前だと注目を集め、ブランド名として定着します。

ジェット兄弟は、数十年後に自らの名を冠して、商品名を「Pippermint GET」とリニューアル。やがて「ペパーミント ジェット27」は、世界各国に広まり、ペパーミントリキュールの代名詞として、今もなお多くの人々に愛されています。
ちなみに、名前の「27」は、販売当初のアルコール度数を示していますが、現在のアルコール度数は21度です。

ペパーミント リキュールで作る清涼感あふれるカクテル

ペパーミント リキュールで作る清涼感あふれるカクテル

Q77photo/ Shutterstock.com

ペパーミントリキュールを使って、手軽に試せるカクテルを紹介します。いずれも、その清涼感を活かしたものばかり。口直しのドリンクとして、食後に味わうのもオススメです。

【グラスホッパー】

カカオリキュールと生クリームを加えた、甘味が魅力のカクテル。コクのあるクリーミーな口当たりは、食後のデザートカクテルにピッタリです。ちなみに、その名は昆虫の「バッタ」の意味。カクテルの色合いから名づけられたのだそうです。
作り方は、すべて同じ分量のペパーミントリキュールとカカオリキュール、生クリームをシェークして、カクテルグラスに注げば、できあがりです。

【ミントフラッペ】

その名から思い浮かぶとおり、砕いた氷をふんだんに用いた、さわやかなカクテル。ミントリキュールと氷さえあれば、簡単にたのしめます。
作り方は、細かく砕いた氷をグラスに詰めて、ミントリキュールを適量注ぎ、ストローを添えれば完成。ミントの葉を飾ると、さわやかな香りが際立ちます。

【ミント・ビア】

のどごしのよいビールとクールな風味のミントリキュールを合わせた、爽快感バツグンのカクテル。いつものビールをオシャレな印象にアレンジできるので、おもてなしにも活用できます。
作り方は、よく冷やしたグラスにビール適量を注ぎ、ペパーミントリキュールを加えるだけ。ペパーミントリキュールの分量は15ミリリットルを目安に、好みで調整しましょう。

ペパーミントリキュールでよく知られる商品は?

ペパーミントリキュールでよく知られる商品は?

Archeophoto/ Shutterstock.com

ペパーミントリキュールのなかでも、よく知られている商品を紹介します。ペパーミントリキュールには、色がグリーンと無色透明の2タイプがあり、カクテルによって使い分けるのがおすすめです。

【ペパーミント ジェット27/ジェット31】

前述のとおり、フランスで誕生したペパーミントリキュールの先駆けであり、定番中の定番。「ジェット27」は色がグリーンで、「31」は無色透明です。原料にはフレンチアルプス、イギリス、日本などで栽培される7種類ものミントが使われているのだとか。国内ではバカルディ ジャパン社が取り扱っています。

【ボルス ペパーミントグリーン/ペパーミントホワイト】

オランダのリキュールメーカー、ボルス社が造るペパーミントリキュール。フレッシュなミントから抽出したエキスを使用しており、ミントらしい芳香をたのしめます。その名のとおり、「グリーン」は美しい深緑色、「ホワイト」は無色透明です。

【バーディネー クレーム ド ミント】

フランスの酒造メーカー、バーディネー社が手がけるペパーミントリキュール。ミントから抽出したオイルをスピリッツに配合しており、ハッカのさわやかな香りと濃厚な甘味が魅力です。

ミントは、スッキリさわやかな風味でなじみ深いだけでなく、リラックス効果や、消化を促す作用などが期待できるといわれています。ぜひ一度手に取って、爽快な風味を味わってみては。

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