ソースの二度漬けお断り!大阪名物串かつ発祥の店 だるま
大阪のB級グルメである「串かつ」の発祥はここ「元祖串かつだるま」。昭和4年(1929年)創業で、「ソースの二度漬け禁止」としても有名なお店。かつて労働者の多かった新世界の街で、初代百野ヨシエさんが彼らに提供したのが始まりでした。
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「串かつ」は、串に刺した一口大の形状も、安価でお腹に溜まる厚めの衣も、仕事と仕事の合間に時間をかけずに食べることを考え誕生した、まさに人情から生まれた「うまいもん」だったのです。今では当たり前となった、ソース二度漬け禁止ルールも、食べ放題のキャベツも、すべてだるまからの誕生といっても過言ではありません。
創業から守り続けている秘伝の衣・パン粉・油で揚げた串かつは、絶妙のバランスで素材の味を引き出し、秘伝の二度漬け禁止のソースにたっぷりと漬けて食べると、口の中でバランスのとれた元祖の味がたのしめます。
地元のお客様にはもちろんのこと、大阪を訪れる日本人観光客や外国人観光客にも大人気のお店です。
1.「ソース二度漬け禁止ルール」
秘伝のソースは共有のため、ソースに漬けるのは始めの一回きり!大阪新世界の伝統的なルールです。
揚げたての串かつが運ばれてきたら、一度だけ、たっぷりとソースを漬けて食べてください。
もしもソースが足らない場合は、キャベツでソースをすくえば問題なし。
因みに、素揚げものは塩を付けていただくのがおススメです! ただし、塩をかけた後に、秘伝のソースへ漬けるのは禁止です。
秘伝のソースの味が変わってしまうからです。塩は、取り皿の上でかける。これもルールのひとつとなっています。
2.外国観光客への対応
ここ数年、国内の観光客に続き、外国人観光客の訪問も爆発的に増えています。そのため、店舗ではインバウンド対応策として、全店に外国語のメニューを用意しています。また、タッチパネル導入店舗(心斎橋店・アルデ新大阪店)もあり、外国語でオーダーすることが可能になりました。
「串かつだるま」では、外国のお客様にも大阪の名物の串かつを堪能してもらえるように、力を入れています。
もちろん、ソースの二度漬け禁止ルールも徹底してもらっています。
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