定番土産から知る人ぞ知る逸品まで!お酒のアテにぴったりな“ご当地おつまみ” <東日本編>
酒呑みにとって大切なお酒のアテ“おつまみ”。ご当地グルメや郷土料理から生まれたものなど、地域の特色を生かしたさまざまな商品が全国各地で販売されています。駅や空港の売店、ウェブサイトなどで手軽に買えるものや、発売したばかりの商品まで、お酒を愛する皆さんにおすすめの商品をご紹介!
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佐久商店の店舗ほか、観光物産館、地元のスーパー等で購入可能。
福島地方一円で食べられる郷土料理「いかにんじん」は、江戸時代末期から続く伝統料理。細切りにしたスルメイカと人参を調味液に浸した、秋から冬に作られるシンプルなおかずです。
スルメイカと数の子、昆布で作られる北海道の“松前漬け”によく似ていますが、「いかにんじん」がその原型となったという説も。
じつは以前は特産品としては扱われてはいなかったものですが、福島県出身のタレント佐藤B作さんから『TV番組で紹介したい』と相談を受けた親戚が作って送ったところ、評判となり、その後、佐久商店から商品化。調味液や人参の食感などにこだわり、家庭の味を再現した味わいは福島の名物として人気商品に。スルメから引き出される旨味はお酒との相性もよく、かき揚げや、タレごと炊き込みご飯にするなどアレンジもたのしめます。濃醇旨口の福島の日本酒にぴったりなおつまみです。
いかにんじん 錦秋 170g
価格 570円(税込、送料別)
佐久商店 オンラインショッピング
※商品価格は記事執筆時点のものとなります。ご購入の際には価格が異なる場合がありますのでご注意ください。
茨城を代表する、あの“健康食材”がお酒のおつまみに
JR常磐線の駅内の店舗ほかにて購入可能。
茨城の名産といえば、やはり“納豆”。かつて、八幡太郎義家(源義家)が奥州征伐に向かう途中の水戸で、馬の飼料の煮豆と切りわらを混ぜておいたところ、一晩経つと発酵して糸を引いた状態になっていたのが納豆の起源という説があります。
歴史のある地元の名産品の納豆を、味や風味を損なわずに手軽に食べやすいおつまみにしたのが、「ほし納豆」。調味した納豆を乾燥させたもので、その昔、農家では自家製の納豆を干して保存食とし、農作業の合間にお茶のおつまみとして食していたそう。
百年あまりに渡って伝統に根差した納豆を造り続けてきた『天狗納豆』が販売する「ほし納豆」は、完全乾燥により堅めの食感に仕上げ、噛むごとに塩味とともに凝縮された旨味を感じられる味わい。口の中に広がる風味と味が、人肌燗のお酒ととてもよく合います。
ほし納豆
価格 左60g:270円、右200g:756円(共に税込、送料別)
水戸元祖 天狗納豆
※商品価格は記事執筆時点のものとなります。ご購入の際には価格が異なる場合がありますのでご注意ください。
お酒好きが秘かに注目する埼玉県秩父市の伝統のお漬物
西武秩父駅や道の駅、市内のスーパー等で購入可能。
自然が豊かなエリアとして知られている埼玉県秩父市ですが、ここ最近、お酒が好きな人たちから熱い視線が注がれているのはご存知でしょうか? じつは、日本酒の酒蔵やワイナリー、クラフトビール、さらにウイスキーの蒸溜所などが多数存在しており、知る人ぞ知る“お酒造りの街”なのです。
その秩父市に古くから伝わるのが“しゃくしな漬”。「しゃくしな」とは「しゃくし菜」のこと。雪白大菜(せっぱくたいさい)というチンゲン菜に似た野菜の秩父地方での呼び名で、毎年、冬の保存食として各家庭で漬け続けてきたものです。
石川漬物のしゃくしな漬は、塩分を控えて素材の味を生かし、丁寧に漬け込むことで乳酸発酵が進んで風味が増しており、程よい酸味を伴います。お酒との相性が非常によく、酒好きの間では“知る人ぞ知る漬物”として評判です。
そのまま食べるほか、ごま油でサッと炒めたり、刻んで炒飯に加えるのもおすすめ。
秩父のさまざまなお酒と一緒に味わっていただきたいおつまみです。
しゃくしな漬 250g
価格 380円(税込、送料別)
石川漬物
※商品価格は記事執筆時点のものとなります。ご購入の際には価格が異なる場合がありますのでご注意ください。
原材料はすべて富山県産、味も製法もこだわり抜いた最高級の珍味
割烹あらきの店舗、黒部宇奈月温泉駅隣接の「のわまーと」、小松空港にて購入可能。