ウイスキーを料理に活用?料理酒としての魅力とレシピ

料理酒にウイスキーと聞いて、意外に感じるかもしれません。料理酒といえば日本酒を連想しがちですが、肉料理にワイン、お菓子にブランデーが使われるように、ウイスキーも幅広い料理で活躍します。ここでは、料理酒としてのウイスキーの魅力を紹介します。
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ウイスキーが料理酒としても活躍する理由

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ウイスキーなどのお酒を料理酒として使うのは、どんな理由からでしょう? お酒を料理に使うのは、肉や魚の生臭さを消したり、柔らかくしたり、コクや旨味などの旨味を加えて風味を整えたりするため。料理によっては、味のひきしめや、香りづけに使われることもあります。
料理酒というと、日本では日本酒を指すのが一般的ですが、ワイン蒸しやビール煮、ブランデーがけ、ラム酒漬けといった料理法があるように、洋酒が使われるレシピもたくさんあります。
和食の煮物には日本酒、魚介の蒸し料理には白ワインと、料理に合わせたお酒を選択するのがポイントです。
ウイスキーも極上の料理酒です。甘味や渋味、コク、芳醇さといったウイスキーの魅力は、料理の風味を引き立てる隠し味として大活躍。カレーやシチューなどの煮込み料理に、魚介の酒蒸しに、肉料理のフランベにと、さまざまな料理に使えます。
ウイスキーを料理酒に使ったおすすめレシピ

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ウイスキーを料理酒に使ったレシピをいくつか紹介します。
【カレー】
料理酒としてのウイスキーをカレーに使うと、深いコクが加わってまろやかに仕上がります。もっとも好相性なのは、バーボンウイスキー。甘い香りがかすかにただようカレーが味わえます。分量は6人前のカレーに対し、ウイスキー大さじ2杯程度が目安です。
【ステーキ】
肉料理の仕上げに、ブランデーやラムなどアルコール度数の高いお酒を注いで火をつけ、一気にアルコール分を飛ばして香りづけを行う「フランベ」という調理法があります。これをウイスキーで代用することも可能です。ウイスキーを使えば、よりコクが際立つ深みのある味わいに。スモーキーな香りがお好みなら、バーボンの使用がおすすめです。
