「ビールの大ジョッキ」の容量は?サイズに基準がない理由を解説!
ビアガーデンや居酒屋さんで、待ちに待ったビールが運ばれてきた時、「あれ、これで大ジョッキ?」と感じたことはありませんか?意外と知らないビールジョッキの容量や、世界のビールジョッキについて解説します。
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大ジョッキの平均的な容量は700ミリリットル
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1899年、現在の東京・銀座に日本初のビアホールがオープン。工場直送のできたての生ビールが味わえるということで、新しいもの好きの江戸っ子たちに大変評判になりました。そこで使用されたのがガラス製のジョッキ。大きさは500ミリリットルで、価格は当時1杯10銭だったそうです。
現在、居酒屋などでよく見かけるビールメーカーのロゴ入りのジョッキは、中ジョッキで350~435ミリリットルほど、大ジョッキは600~800ミリリットルと幅広く、平均すると700ミリリットル前後のものが多いようです。いずれにしても、大きさや価格はお店が決めることなので、気になる場合は注文時に確認するのがよいかも。
ジョッキの量が決まっている国もある!
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日本においては大きさの規定がないジョッキですが、ドイツではまったく事情が違います。まず、お店で出すジョッキ、グラスから使い捨てのコップに至るまで目盛りがついており、目盛りまでがビール、そこから上が泡、と厳密に法律で定められています。
実際は、ほとんどのお店がその目盛りより多めに入れてくれるので、何だか得をしたような気分になります。もし少ない場合は、客はお店側に足りないことを主張できます。さらに、ビールによって使用するグラスが決まっているところも。さすがビールの本場ドイツですね。
驚愕の大きさ!世界のメガジョッキ
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ちなみに、大ジョッキよりもさらに大きいメガジョッキも存在します。「Maß/Mass(マース)」と呼ばれる1リットルのジョッキで、ドイツ・ミュンヘンで開催される世界最大のビール祭り「オクトーバーフェスト」で使われることで有名です。ジョッキだけで重さが1キログラム以上、そこに1リットルのビールが注がれるわけですから、片手で持つのがやっとなほどの重さと飲みごたえ。ビール好きなら一度は体験してみたいものですね。