“通”の間で秘かな人気! 意外な飲み方「どぶビール」
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これからブレイクするかも!? 飲み口はまるで白ビールのよう
ビールが好きで、でも日本酒も好きで…という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。ビールの持つシュワシュワとしたさっぱり感と、日本酒の深みのある味わい、どちらも個性的ですよね。その個性を一つのグラスの中でミックスすると、不思議なことに、なんともいえない絶妙なマッチングが起きるのです。しかも、その日本酒を醪(もろみ)の雰囲気を感じる「にごり酒」に変えると、白濁としたビールでお馴染みの「ヒューガルデン・ホワイト」のような見た目となり、深みのあるテイストを味わうことができます。
作り方は「にごり酒」を入れたグラスに同じ分量のビールを注ぐだけ。つまり、「1:1」で割るだけです。じつはこの飲み方、一説には大阪が発祥といわれ、「どぶビール」という名で親しまれてきました。とくに奈良県の「久保本家酒造」で製造・販売している「生酛のどぶ」をビールで割って飲むのが、お酒が好きな“通”の間で秘かに広まり、知る人ぞ知るレシピとしてたのしまれています。最近では、他の蔵元の「にごり酒」でアレンジして飲む方も増えているそう。ビールも日本酒も両方好きという方に、ぜひ一度試してみて欲しい絶品カクテルです。
名前の由来ともなった、「久保本家酒造・生酛のどぶ」で作る「どぶビール」
<商品のお問い合わせ先>
株式会社 久保本家酒造
http://kubohonke.com/
ライタープロフィール
阿部ちあき
全日本ソムリエ連盟認定 ワインコーディネーター