ワインをフルコースで!食前食後のアルコールとして楽しむ

ワインをフルコースで!食前食後のアルコールとして楽しむ
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たのしい時間の始まりは1杯のスパークリングから

食事をよりたのしくするために欠かせない、食前酒と食後酒。レストランで「お食事の前に何かいかがですか?」と聞かれたら、「スパークリングワイン」など、胃を適度に刺激して、食欲を増進する“泡モノ”や辛口シェリーがおすすめです。

ワインのカクテルなら「ミモザ」「ベリーニ」など、爽やかな味わいのものもスターターにぴったりです。ボトルで頼むなら、前菜からボリューム感のあるメイン、そしてデザートにも合わせやすいスペインの「カバ(CAVA)」やフランスの「シャンパーニュ」などはいかがでしょう。

白から赤まで、お料理とのマリアージュを存分にたのしんで

マリアージュとは、フランス語で「結婚」のこと。ワインの場合は、料理との「相性」を指します。ワインは食中酒なので、料理との相性は重要。お互いの良さを引き立て合うワインを選びましょう。

一般的に食事は軽いものから重たいものへ流れていくので、食前酒として泡モノを楽しんだら、次は白ワインやロゼワインを選ぶなど、少しずつ重みを増していくとよいでしょう。「魚料理には白ワイン、肉料理には赤ワイン」とよくいいますが、誰にでも簡単にできる選び方は、素材の色とワインの色を合わせること。

例えば白身の魚料理や鶏肉には白ワイン、サーモンにはピンクのロゼワイン、牛肉のステーキなら赤ワイン、といった具合です。さらに、同じ鶏肉料理でも塩やハーブだけで焼いたものにはさっぱり系のワイン、クリームソースならコクのある白ワイン、グレービーソースなどをかけたこってり系の料理なら、ミディアムボディやフルボディの赤ワインなど、料理の重さとワインの重さも合わせます。

もちろんはじめから終わりまで好きなワインで通してもかまいません。自分なりのマリアージュを見つけることも、ワインのたのしみの一つですね。

白から赤まで、お料理とのマリアージュを存分にたのしんで

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デザートと一緒でも、デザートとしても最適な食後のワイン

食後酒は、消化を促し、食事の余韻を楽しみながら、さらに気分をリフレッシュさせてくれるもの。食事からデザートタイムへ気分も切り替えられるよう、その前に飲んでいたワインとは違う味わいのものを選びましょう。

おすすめは、香り高く、ハチミツのようにトロリとした「貴腐ワイン」「アイスワイン」「ポートワイン」など極甘口のデザートワイン。

また、魚料理や肉料理で重くなった胃をリフレッシュするなら「スパークリングワイン」がおすすめ。爽やかでフレッシュな味わいは柑橘系のデザートとぴったり。コクやボリューム感のあるタイプ、やや甘口タイプのスパークリングワインならチョコレートとの相性も抜群です。

もちろん、シェリーやポートをたのしむもよし、コニャックやアルマニャック、カルヴァドスで締める、なんていうのもいいですね。

デザートと一緒でも、デザートとしても最適な食後のワイン

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