ビールが好きなら!「オクトーバーフェスト」に行ってみよう!
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オクトーバーフェストの起源
毎年ドイツのバイエルン州ミュンヘンで開催されている世界最大級のビールのお祭り「オクトーバーフェスト」。日本でも定番になりつつあり、毎年東京をはじめ、奈良や東北などで開催されています。
オクトーバーフェストの起源は1810年、当時のバイエルン王国皇太子のルートヴィッヒ1世がテレジア妃と結婚したときの出しものとして競馬が催されたのがきっかけ。これが、市民に評判となり翌年からも続けて開催されたそうです。そして、いつしかビールの屋台が並ぶビールの祭典へ発展していきました。
オクトーバーフェストは、10月の第一日曜日を最終日とする9月下旬から16日間ミュンヘン市内のテレージエンヴィーゼで開催されています。
世界中のビール好きが集まる祭り
現在では、ミュンヘン市内の6つの醸造所が運営する14の巨大ビールテントをはじめ、屋台やアトラクションなど広大な会場は1日ではまわりきれないほど。会場の広さ42ヘクタールは、東京ドーム9個分!期間中は、世界中のビール好きが600万人以上も押し寄せます。
会場では、ステージの音楽、観覧車やジェットコースターなどの移動遊園地に加え、ビール樽を積んだ馬車やブラスバンドのパレードも見どころです。
提供されるビールは、この祭りのために特別に醸造されたフェストビア(メルツェン)です。マスと呼ばれる1リットルのジョッキでサーブされます。長テーブルにビールやつまみを置き、飲んでいるうちにほどよい酔いに包まれていくことでしょう。
ちなみに、2016年は770万リットルものビールが消費されたそうです(オクトーバーフェスト2017日本公式サイトより)。
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日本でも盛り上がりを見せるオクトーバーフェスト
近年は、日本でも各地でオクトーバーフェストが行われ、盛り上がりを見せています。2017年は4月から9月上旬にかけて、東京ではお台場、日比谷、また、奈良と仙台でも行われました。
ミュンヘンほどの規模ではありませんが、各地のビールを求めて年々参加人数も増えています。
ビールはドイツビールのほかに、日本各地のビールメーカーがとっておきのビールを用意。ミュンヘン同様の1リットルマスジョッキもありますが、小さめのサイズもあるので、いろいろなビールを試すことができます。
チャンスがあれば日本各地のオクトーバーフェストに参加して、おいしいビールをたのしんではどうでしょうか?
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