製薬思想から生まれた香りの探求プロジェクト「新蒸留研究所」SAKE AWARD2026で優勝!

富山県の「新蒸留研究所」が、ICCサミット FUKUOKA 2026「SAKE AWARD」 で見事優勝!製薬思想を背景にした香りの探求プロジェクトが評価され、富山県内の企業では初の快挙となりました。
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製薬思想を背景に香りを探求する「新蒸留研究所」
60年にも渡り、外用剤の製造を中心に事業を展開してきた製薬会社「MAE」。同社が取り組む「新蒸留研究所」は、「分ける、分かる、分かちあう。」をコンセプトに、製薬思想を背景とした実験的な取り組みとして香りを探求するプロジェクトです。
ボタニカルがもたらす複雑な香りを、科学の視点で「分ける(分析)」、構造を「分かる(理解)」、そして再構築した価値を「分かちあう(製品化)」ことをテーマに活動。ジンやスピリッツの香り成分をガスクロマトグラフィーなどの香気分析手法で可視化し、その結果をもとに処方設計を行うなど、製薬分野で培われた研究手法を応用したものづくりを行っています。
今回、こうした香りの研究やものづくりの取り組みが評価され、ICCサミット FUKUOKA 2026「SAKE AWARD」 にて初優勝を果たしました!

出品酒はこちらの4種
No.1 ジンの香りの原点に関する研究

「ジンを、ジンたらしめる香りとは何か?」を探索する研究の過程で、世界中で販売される様々なジンをガスクロマトグラフィーにより香気分析し生まれた製品。
ジュニパーベリー、コリアンダーシード、アンジェリカルートの3種のみを配合し、ジンの原点を感じることができる。
No.8 ラベンダー由来の柑橘香に関する研究

「ラベンダーの中にライムを探す」
自社農園でラベンダーを育て、アロマオイルを抽出してきた弊所だから生み出せた製品。
ラベンダーに含まれる柑橘香を、蒸留条件を調整することで多く引き出した。ラベンダー香の中に眠る、ジンと相性の良いライム香を感じることができる。
No.10 琵琶湖蒸溜所における熟成ジンの研究

「ウイスキーの表情を持つジン」
「琵琶湖蒸溜所」と共同開発した製品。オロロソシェリーを12年の後、ピュアモルトウイスキーを3年熟成させた樽で「No.1 ジンの香りの原点に関する研究」を熟成。
樽香とジュニパー香がしっかりと手を繋いだ、ジンとウイスキーの両方の表情をもつ製品。
No.3 緑茶の香気抽出に関する研究

「お茶よりも、お茶らしい」
文久元年(1861年)創業「北川半兵衞商店」が手掛ける「祇園 北川半兵衞」と2年をかけて共同開発した製品。
老舗茶問屋だからこその茶葉調達力と茶に対する審美眼、研究所だからこその条件検討と科学考察、これら異質スキルのコラボレーションにより誕生した。
~ ICCサミット「SAKE AWARD」について ~
起業家や経営者、投資家などが集まる国内最大級のカンファレンス「ICCサミット」。そのひとつとして開催される「SAKE AWARD」は、日本酒やクラフトジンなど日本の酒文化の新たな取り組みを紹介する企画で、参加者による試飲や評価を通じて、革新的な取り組みを行う酒造・蒸留事業者が選出される。
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