【お酒の銘柄 漢字クイズ】栃木県の日本酒編 〜回答と解説〜
たのしいお酒.jpがお届けする難読銘柄の漢字クイズ!栃木の日本酒編の回答です。さて、あなたはいくつ正解できましたか?
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1. 鳳凰美田(ほうおうびでん)
鳳凰美田は「ほうおうびでん」と読みます。
鳳凰美田は栃木県小山市の小林酒造が醸す日本酒で、創業は明治5年と150年以上の歴史を持ちます。日光山系の豊富な地下水や雄大な自然が酒造りに大きな恩恵を与え、みずみずしくフルーティーな吟醸香と華やかで上質な味わいをたのしめます。
鳳凰美田の名前は、創業当初からの銘柄名である「鳳凰」と、蔵を構える地域の名称「美田(みた)」が由来となっています。
蔵元名:小林酒造株式会社
所在地:栃木県小山市卒島743-1
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2. 旭興(きょくこう)
旭興は「きょくこう」と読みます。
旭興は、栃木県大田原市に蔵を構える渡邉酒造が、伝統的な酒造りの手法と先進の技術を融合させながら造る日本酒です。渡邉酒造では、限定酒なども製造しており、地元で評判です。
旭興の原材料には、地元産の良質な酒造好適米を標高1022メートルの名峰・八溝山を水源とする武茂川の伏流水で仕込み、冬にはマイナス10度以下となる酒造りに適した気候のなかで醸します。
旭興という名前は、渡邉酒造がもともとの創業地からみて東の地にあたる、現在の地に移転した際につけられたもの。東への移転を「朝日(旭)が昇る(興る)」という意味に重ねて命名されました。
蔵元名:渡邉酒造株式会社
所在地:栃木県大田原市須佐木797番地1
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3. 仙禽(せんきん)
仙禽は「せんきん」と読みます。
仙禽は、栃木県さくら市にある(株)せんきんで造られています。せんきんでは、土地の個性こそが唯一無二の仙禽の個性という考え方のもと、「風土」「水」「米」「蔵」のすべてにこだわっています。
仙禽の原料米には「亀ノ尾」「山田錦」「雄町」といった品種を使用し、これらは蔵の地下水と同じ水脈上に限定して作付けされています。
仙禽のシンボルは、仙界に棲む「鶴」からきています。愛情の赤。伝統の白。革新の黒。そのすべてが響きあうとき、ほかにはない唯一無二が生まれます。
蔵元名:株式会社 せんきん
所在地:栃木県さくら市馬場106
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4. 燦爛(さんらん)
燦爛は「さんらん」と読みます。
燦爛は、栃木県芳賀郡益子町に蔵を構える外池酒造店の日本酒です。下野杜氏と南部杜氏の両方の資格を持つ小野誠杜氏が中心となり、ひとつひとつ丁寧に手造りで醸しています。
燦爛は、特に水にこだわって造られており、仕込みで使う水には敷地内の井戸水を使用しています。日光連山からの伏流水が益子の地まで流れており、柔らかい水質で他には無いくらい酒造りに適した綺麗な水です。
燦爛の名前には、”光り輝く”という意味で、「燦爛」ブランドの商品をたのしんでいただくお客様ひとりひとりが、豊かで生き生きと光り輝いて頂きたいとの願いが込められています。同社には「外池(tonoike)」「望(bo:)」というブランドの日本酒もあります。
蔵元名:株式会社外池酒造店
所在地:栃木県芳賀郡益子町大字塙333番地1
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5. 大那(だいな)
大那は「だいな」と読みます。
大那は、黒田原地区の南、大田原市に蔵を構える菊の里酒造の日本酒です。平成22年には全国新酒鑑評会で初めての金賞を受賞しています。
大那で使用する酒米は、安全と安心を求め化学肥料に頼らず人にも地球にもやさしい有機肥料・減農薬で作られています。土地の力を活かして作られる酒米は、ミネラルが豊富で大粒です。心白も大きく粒も揃って凝縮感があり「大那」の味を引き出します。
大那の名前には、蔵周辺の風景「大いなる那須の大地」のようなスケールの大きい蔵にしたいとの思いが込められています。
蔵元名:菊の里酒造株式会社
所在地:栃木県大田原市片府田302-2
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