【3級 vol.10】ビア検(日本ビール検定)予想問題!回答と解説編
ビア検(日本ビール検定)の予想問題はいかがでしたか? 回答と解説で検定に備えるとともにビールの知識を深めてくださいね。
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問1 ホップのビール品質に与える働き
問題
ホップは、ビール特有の苦みと爽快な香りを付与するために欠かせない原料ですが、その他にもビール品質に大きな影響を与える働きがあります。次の中でホップの働きとは直接関係のないものはどれか、選択肢より選べ。
(a)ビールの清澄化
(b)殺菌作用
(c)ビールの泡の形成や泡もちへの影響
(d)オフフレーバーの除去
正解
(d)オフフレーバーの除去
解説
(a)ビールの清澄化、(b)殺菌作用、(c)ビールの泡の形成や泡もちへの影響の3つはホップの働きとしてビール造りに影響を与えます。
(d) のオフフレーバーの除去については、ホップにはその働きはありません。
(出典:日本ビール検定公式テキスト2022年5月改訂版 P.22に掲載)
(予想問題は、たのしいお酒.jp編集部のペールエール伊東のオリジナル問題です)
問2 ヴァイツェンの呼び名
問題
ドイツで造られる小麦を使ったビアスタイルのヴァイツェンは、歴史的背景から別の呼び名がある。それは何というか。次の選択肢より正しいものを選べ。
(a)貴族のビール
(b)王家のビール
(c)皇帝のビール
(d)領主のビール
正解
(a)貴族のビール
解説
1516年にビール純粋令が発布され、「ビールは大麦、ホップ、水のみを原料とすべし」と決められました。ビール純粋令の目的は、品質の高いビールを造るためのルールというだけでなく、ビール造りに小麦を使用させないことで、食料不足の時に小麦を確保するという目的もありました。当時のドイツのバイエルンでは、小麦を使ったビールは王家のブルワリーだけに許可するという法律もあり、ヴァイツェンは「貴族のビール」と呼ばれるようになりました。
(出典:日本ビール検定公式テキスト2022年5月改訂版 P.93に掲載)
(予想問題は、たのしいお酒.jp編集部のペールエール伊東のオリジナル問題です)