5大都市比較!アスマーク社による「糖質オフ・ゼロビールに関する調査」の調査結果が発表
マーケティングリサーチ会社のアスマーク(東京都渋谷区東)が、5大都市圏に在住する、週1回以上糖質オフ・ゼロビール類を飲む20~50代男女に「糖質オフ・ゼロビールに関する調査」を実施。気になるその調査結果が公開されました。
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今注目の、糖質オフ・ゼロビール類
コロナ禍の自粛生活で家庭内飲酒が増える中、”自粛太り”を気にして糖質オフ・ゼロビールを選ぶお酒好きの方が増えたといいます。実際に、糖質オフ・ゼロビール類の市場では新商品が続々と登場し、かつてないほどの盛り上がりを見せています。
そこでアスマークが行ったのが、5大都市圏(札幌大都市圏、関東大都市圏、中京大都市圏、京阪神大都市圏、北九州・福岡大都市圏)に在住する、週1回以上糖質オフ・ゼロビールを飲む20~50代男女を対象にした調査。
飲酒頻度や飲み始めたきっかけなど、糖質オフ・ゼロビールにおける都市別のさまざまな特徴が調査結果に表れたようです。
(以下、全てアスマーク調べ)
飲酒頻度やよく飲むお酒、ビール類について
まずは、日常的な飲酒についての質問によって、スクリーニング(※)が行われたそうです。
※スクリーニング…調査対象者の条件抽出をするために、本調査に先駆けて行う事前調査のこと。
お酒の飲酒頻度
<質問>
あなたは普段お酒を飲みますか。もっともあてはまるものをお知らせください。(1つ選択)
<結果>
飲酒頻度は「毎日飲む」~「週2~3日程度飲む」がボリュームゾーン。
また、高齢層ほど飲酒頻度は高まり、都市別による大きな差はみられないという結果だったとのことです。
普段飲むお酒の種類
<質問>
あなたが普段飲むお酒の種類をお知らせください。(複数選択可)
<結果>
普段飲むお酒の種類はビールが突出しているが、年代別でみると、20~30代においてビールの飲酒は低め。
男女別では、男性は焼酎、女性はチューハイ・サワーとワインを飲む頻度が高いという結果です。
また都市別では、関東大都市圏では白ワインが高く、北九州・福岡大都市圏では焼酎が高かったとのことです。
ビール類各種の飲む頻度
<質問>
あなたは下記のお酒について、どの程度の頻度で飲んでいますか。(それぞれ1つずつ選択)
<結果>
ビール類の飲酒頻度においては、週1日以上計をみると、糖質オフ・ゼロに関わらずビールが最も飲まれている模様。特に【糖質オフ・ゼロ×ビール】の組み合わせが高いとの結果です。
また、発泡酒、第三のビールにおいては、「糖質オフ・ゼロ」の方が「糖質オフ・ゼロではない」よりも飲酒頻度が高く、その効果への期待感が伺えます。
糖質オフ・ゼロビールについて
本調査は、"糖質オフ・ゼロビールを週一回以上飲む人"を対象に行われました。
糖質オフ・ゼロビールを飲み始めたきっかけ
<質問>
糖質オフ・ゼロビールを飲み始めたきっかけについて、あてはまるものを全てお知らせください。(複数選択可)
<結果>
糖質オフ・ゼロビールを飲み始めたきかっけは、健康面では「体重を減らすため」、性能面では「味が良い」こと、マーケティング・プロモーション面は「価格が安い」ことがそれぞれトップ。都市別でみると、関東は健康面、性能面において他都市比で数値の高い項目が多い一方で、価格は重要視されていないのか、「価格が安い」ことがきっかけである人はやや少なめだったようです。
一方で北九州・福岡における、糖質オフ・ゼロビールを飲み始めたきっかけとして、「価格が安い」ことが「体重を減らすため」の次に多いものとなりました。
糖質オフ・ゼロビールのイメージ(通常のビールとの比較)【都市別】
<質問>
(糖質オフ・ゼロではない)通常のビールと糖質オフ・ゼロビールを比較した際のイメージとして、あてはまるものをお知らせください。(それぞれ1つずつ選択)
<結果>
香り深さやのどごしの良さなど、実際に飲んだ時のイメージとしてさまざまな項目が並べられたこちらの質問では、いずれの項目も、糖質オフ・ゼロビールよりも通常のビールの方が高い結果となりました。
糖質オフ・ゼロの中で見ると、いずれの都市も「飲みやすさ」「まろやかさ」「爽快感」の数値が高く、糖質オフ・ゼロビールは、まろやかさがあり飲みやすく、爽快感もあるイメージをが強いようです。
調査概要
調査名:糖質オフ・ゼロビールに関する調査(5大都市比較)
調査対象者:
・20-50代男女
・5大都市圏(札幌大都市圏、関東大都市圏、中京大都市圏、京阪神大都市圏、北九州・福岡大都市圏 ※統計局の定義に準ずる)に在住
・週1回以上、糖質オフ・ゼロビール類を飲む人
有効回答数:892サンプル
割付:年代均等
調査期間 :2022年5月9日(月)~5月11日(水)
調査方法 :Webアンケート
調査機関 :株式会社アスマーク
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