【3級 vol.12】ビア検(日本ビール検定)の過去問に挑戦! 回答と解説編
ビア検(日本ビール検定)の過去問題はいかがでしたか? 回答と解説で検定に備えるとともにビールの知識を深めてくださいね。
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問1 ビールのパッケージング工程について
問題
ビールのパッケージング工程では、品質劣化の原因となる酸素を追い出すため、びん内をある気体で置換する。その気体を次の選択肢より選べ。(2012年)
(a)水素
(b)二酸化窒素
(c)二酸化炭素
(d)ヘリウム
正解
(c)二酸化炭素
解説
酸素はビールの劣化の原因となりますので、製造工程においては、酸素とビールをできる限り接触させないような工夫が求められます。ビールのびん詰め工程では、びん内の空気を二酸化炭素(炭酸ガス)で置換し、加圧状態にしますが、これはビールの劣化を防ぐばかりでなく、充填するときにビールを泡だらけにしないという目的もあります。
問2 ビールメーカーついて
問題
1957年(昭和32年)に沖縄で創業し、2年後に現在の企業名となる商品を発売したビールメーカーを次の選択肢より選べ。(2014年)
(a)オリオンビール
(b)サザンビール
(c)ヘリオスビール
(d)ニヘデビール
正解
(a)オリオンビール
解説
1957(昭和32)年、沖縄で地元実業家たちによって設立された沖縄ビールを起源とするビール会社です。創業年にブランド名を一般公募し、「オリオンビール」を採用。2年後に社名もオリオンビールに変更となりました。
問3 ビールグラスについて
問題
下記の画像は、飲用後のグラスの様子である。画像のようにグラスの縁に泡の輪が出来ることをなんというか、次の選択肢より選べ。(2017年)
(a)エンジェル・クラウン
(b)バブル・ライン
(c)ホワイト・サークル
(d)レーシング
正解
(d)レーシング
解説
きれいなグラスにきれいな泡のビールが注がれて、初めてきれいなレーシングができあがります。これはビールがおいしい状態で飲めたかどうか、飲んだ後のグラスが示してくれます。「ビアレース」「ベンジャミンレース」とも呼ばれます。